こんなになりたくなかったら、タバコはやめようよ!!
COPD(慢性閉塞性肺疾患)タバコ病はなぜおこるのだろう?鼻や口から吸い込まれた空気は喉の奥の咽頭から器官の送られる、器官は肺に入る前に左右に枝別れして気管支になり、さらに肺の中に枝別れをかさね細気管支と呼ばれる管になる。最終的には肺胞と言われる袋状の組織になり、酸素と二酸化炭素のガス交換の役割を果たす事になる。タバコに含まれるニコチン・タール・一酸化炭素などの有害物質や車の排気ガス、アスベストなど微粒子を吸い続けているとこの気管支や肺胞に慢性的な炎症がおきる、また気道の内側の線毛はゴミやホコリなどを外へ排出する役割を果たすが、微粒子により気管支の粘膜が損傷されとその機能が衰えて、慢性的な咳・痰の原因になる。さらに、小さな袋状に分かれた肺胞が破壊されより大きな袋になる、つまりきめ細かいスポンジがスカスカのヘチマになったような変化がおこる。一度破壊された肺胞は元に戻ることは無いのだ、喫煙者が少しでも息切れを感じたならCOPD(タバコ病)の可能性が大だ、息切れが続くのは小さな肺胞が悲鳴をあげている状態なのだ、ガス交換を支えてくれた、肺胞の小さな袋ひとつが前触れもなく突然動かなくなった瞬間に、自らでは息が吸えなくなるのだ!!今まで平気で呼吸ができていたのに突然あたりに空気がなくなり、まるで水に溺れたようにもがいても、もがいても呼吸ができなくなるそれが「死よりも恐ろしいCOPD」と言われる所以だ。その犯人はタバコだ!!