「喫煙文化研究会」とは渦中の人、猪瀬東京都知事をはじめ、ジェームス三木氏・倉本聡氏等の愛煙家でつくるタバコ無しでは生きられない過激なグループである。このグループは、神奈川県・兵庫県に次いで受動喫煙防止条例を導入しようとした大阪府に対して、反対の立場で徹底抗戦すると宣言していた。大阪府は残念ながら府議会の賛成が得られず「喫煙文化研究会」の思惑通り条例は実現しなかった。その背景には松井知事も大のタバコ好きで府議会議員も多数が喫煙者だと聞く、神奈川県の松沢知事も兵庫県井戸知事もタバコは一切吸わない。首長が喫煙者場合のは禁煙推進が進まないことは明らかだ、喫煙者がまず発するのは決まって「税金を払って吸っているのがなぜ悪い」とのセリフだ。確かに税収は年間2,2兆円にものぼる。が・・・しかしその4倍とも言われる損失がある事をご存じ無いのである、ひとつは火事の原因のトップはタバコによる失火だ、第2は喫煙による肺がん・心筋梗塞・肺炎などの医療費の高騰・第3は勤務時間内に喫煙場所まで行く労働時間のタイム・ロス等等だ。厚生労働省はタバコの有害性・受動喫煙の健康被害についての啓発に躍起になっているが、「禁煙文化研究会」のような輩は耳を貸さないばかりが「学校よりひどい喫煙者いじめ」と愛煙家通信に書いている。猪瀬知事あなたも頑張って実現したオリンピック誘致、タバコの煙と悪臭立ち込める東京がほんとに「おもてなし」の心なのでしょうか????