
長年フイリップ・モリスタバコ会社の宣伝マンであったウイン・マクラレンが1992年51歳で肺がんのため死亡した。ハリウッドのスタントマンでありロデイオの騎手でもあったマクラレンは頑強でハンサムなマルボロスモーカーのイメイージを作り出すため、世界中の広告看板のモデルとして起用された。彼自身は毎日30本を30年間吸うヘビー・スモーカーだった。彼はあるテレビ番組でがんの告白をし自分の思いを語った「私はタバコの虜になってしまい大幅に命を縮めることになってしまった」「私が宣伝した製品が人々を殺したことを思うと耐えられない気持ちだ」マクラレンは1992年の春、マルボロのメーカーであるフリップ・モリス社の株主総会に出席し同社のタバコ広告を控えるよう訴えた。彼の母親は「あの子が最後に言ったことの一つは、子ども達を頼むタバコは人を殺す!私が生き証人だ」と語った。タバコは人を殺す凶器だこのことを忘れないで欲しいと母親は涙ながらに訴えたという。
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