拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

オオイヌノフグリ

2017-04-18 08:37:23 | 日記

ことわっておくが、決して、面白い名前を見つけたことがきっかけではない(こう断っておかないと、絶対疑われる)。まず、道端で直径1cmもないとってもきれいな花を見つけた。で、いつもなら、「♪この花なんの花気になる花」で写真をアップして終わるところだが、いつも人任せではいけないと思い、自分で調べてみた。で、「オオイヌノフグリ」という名前であることが判明。で、とっとと写真をアップすればよかったのだが、ふと資料の先まで読んだら、この名前がとんでもない名前(大犬の○○)であることが判明。ドイツのフランケン地方のワインの瓶は、その特異な形状から「ボックスボイテル」(山羊のボイテル)と呼ばれているが、その「ボイテル」が○○だ。因みに、NHKで「玉ちゃん」と呼ばれている芸人さんの本当の芸名は「△△筋太郎」だが、△△は読みこそ違うが意味は○○と同じ。で、今ドイツ語辞書で「Beutel」を引いた人、え?財布?どこが恥ずかしいの?とお思いだろう。そう、この単語、普通の人にとっては「財布」。だが、ワイン好きにとっては「○○」。っていうか、ドイツ語辞書で「Beutel」を引くより国語辞書で「ふぐり」を引いた方がよっぽど早い。

モルトベーネで「Molto bene!」

2017-04-17 09:53:06 | 日記
土曜日のレースで「モルトベーネ」という馬が一着でゴールイン。騎乗したイタリア人のミルコ・デムーロ騎手がレース後のインタビューで感想を聞かれて「Molto bene!」と言っていた。翌日、牡馬に混じって紅一点で皐月賞を走ったファンディーナ(何語?と思ったら「よい夢を!」という意味のタイ語だって。馬の名前もどんどん奥深くなる)は、馬群に沈んでしまった。敗因は、うら若き3歳の乙女が男馬の間でもまれたせい、という。あらためてジェンティルドンナはすごかった。やはり3歳乙女でありながら、一歳上の当時最強と謳われた男馬に体当たりして勝っちゃうんだから。私は、gentildonnaというイタリア語の名前がきっかけでファンになったのだが、そのど根性は「貴婦人」のイメージからはかけ離れている。「ヨシダサオリ」あたりがぴったり?そういえば、今、JRAは、ととねえちゃん等々近年の朝ドラに出てた若い俳優さんをCMに起用している。競馬のことをまったく知らない人が競馬をするという設定。で、今流れてるのは柳楽優弥が「牡馬」「牝馬」を読めなくて困ってるという話。そっかー。競馬ファンなら普通に「ぼば」「ひんば」と読むけれど、そうでなければ読めないかもしれない。「牡馬」=「どば」とか。

お彼岸

2017-04-17 09:51:16 | 日記

復活祭が「春分の日」の後の最初の満月の次の日曜日だということから思い出した。こないだテレビで春分の日と秋分の日が「お彼岸」である理由を説明していた(たかがテレビ、されどテレビ)。それによると、彼岸はご先祖様の国(=極楽浄土)のことで、遥かかなたの西方にある。で、太陽が真西に沈む春分と秋分に、彼岸と此岸(現世)との間の回路が開かれる。その開かれた回路を通じて、われわれは彼岸に行くことができる、それを「お彼岸」というのだそうだ(逆にご先祖様が現世に来るのがお盆)。ほんとかどうか知らないが(Wikiの彼岸の説明にはそんなことは書いてない)、でも、太陽が真西に向いた瞬間ぱあーっと道が現れて移動するなんざSF映画みたいで想像力がかきたてられる話ではある(アップした写真は真西を向いて撮ったもの。なにやら中央に回路が開かれたぽいではないか)。復活祭といえば、以前、当ブログで『「Ostern」=「復活祭」=「過越祭」の謎』という記事を書いた。興味のある方は覗いてみて下され。http://blog.goo.ne.jp/masashiiijima/e/3aea9cf984f727848b9f6153ee14c506

ひよっこ=Jokko

2017-04-16 11:12:56 | 音楽
BWV106(バッハのカンタータ)の終曲の出だしの歌詞(Durch Jesu)は、とっても発音しやすい。それもそのはず。「j」は「ch」の有声音(ゲーテ・インスティトゥートの発音クラス(先生は声楽家)でそう習った。そう言われてみれば、ドイツ人の先生が吉さん(よしさん)のことを「ひよし」と呼んでるように聞こえた。最初、「ひろし」さんかと思った)。だから「ch」と言ったあと、そのまま母音を乗せれば「J」になるのだ。だから、新しい朝ドラ「ひよっこ」(気に入っている)をドイツ人に発音させようと思ったら「Jokko」を読ませればいい。

岩合光昭になったつもり

2017-04-16 11:07:23 | 

道で猫に逢う。写真を撮ろう。岩合光昭さんになったつもりで、遠くから一枚一枚撮りながらそろ~と近づく。そうとう人に慣れてるらしく、目と鼻の先までの距離までいったが、アップしたのはそこまでいく少し前のもの。一番カメラ目線だったので。

ディーン・ディクソンの第九(ソプラノは矢野滋)

2017-04-15 08:40:38 | 音楽
他にテオ・アダムがバリトン独唱をやってる第九はないか、と探してたら、テナーをヴンダーリヒ(!)が歌ってるのが出てきた。どれどれ、お目当ては独唱陣だが第1楽章から聴くか。ん?なんだこれは?素晴らしい。常に速めのインテンポできびきびと進行する。ロマン派の亡霊のようなまったり感とも、最近流行りのピリオド演奏のあざとさとも無縁。それでいて音は常に優しい。指揮者は誰だって?ディーン……と言ってもフジオカじゃない。ディーン・ディクソンというアメリカ人指揮者。カリブ系で初めてアメリカのメジャー・オーケストラを振った人で、しかし、差別に遭い、活動の場をヨーロッパに移したという。私が聴いた第九は、手兵のヘッセン放送交響楽団(その後、フランクフルト放送交響楽団に改称し、さらに今ではhr交響楽団と言うらしい)を振ったもの。このオケもすごくいい音を出してる。ディクソンが磨き上げたのだろう。さて、独唱陣、テオ・アダムとヴンダーリヒはちょっとはりきりすぎた感じ。アルトは大御所ヘフゲン。で、ソプラノが「Shige Yano」。え?矢野さん?日本人?そうだった。矢野滋さんは1960年代に広くヨーロッパで活躍した方だそうだ。とにかくこの録音はすごい。私にとっての第九のベスト盤候補。ところがCDジャケットの写真はヴンダーリヒの顔。ヴンダーリヒのお宝録音の一つ、という位置づけだ。でも、主役はなんといってもディクソン。

お米と小麦粉のマッチング

2017-04-15 08:28:10 | グルメ

ご飯も美味しい(ご飯派の方から「でしょー?」と言われた)と言った舌の根も乾かぬうちに再び小麦粉。「あさいち」でパンの「新食感」と銘打って、オーブンにアルミ箔を敷いてその上にパンを乗せて焼く方法を紹介してた。アルミ箔に面した部分にはごげめがつかず、みずみずしいのだという。バター(マーガリン)はそっちの面に塗るのだという。試した。おお!ほんとだ、これは旨い。テレビで紹介しているものをよく試すが、はずれも多いが、これは当たりだ。因みに、昨日の記事で「ラーメン丼」と書いたのは言葉足らずだった。炒めたネギをラーメンの入った丼(器)に入れると書いたつもりだったが、ご飯にラーメンが乗ってるように読めてしまう。まてよ。そうやって食べたことあるぞ。十分「あり」だ。お米と小麦粉のマッチング。大阪の人はご飯とお好み焼きを一緒に食べるんでしょ?それと同じだ。

ネギの三段活用(食後は食器洗い)

2017-04-14 09:05:36 | グルメ

朝ラーメンの話を書いたのでついでに。ネギのマイブームも継続中。長ネギの青いところは炒めてラーメン丼に。長ネギの白いところはラーメンと一緒に煮る。小ネギは生のまま刻んでラーメンにトッピング(以上、ネギの三段活用)。この青いところに免疫アップのマル秘物質があるという。だから、大阪の人がうどんに小ネギをどっさりかけるのは理にかなっているのだという(でも、大阪の人が東京人より長寿だってデータがあるのだろうか?)。で、食べた後毎度毎度の食器洗い。ほんとに思う。なんで人間が一人しかいないのに(猫は2にゃんいるけど)こんなに三度三度洗い物ばかりしてるんだろう。そういえば、お世話になっているピアニストの先生のうちのお一人は新婚さん。三ヶ月たってどうですか?と伺ったら、げんなりしたお顔で「洗い物が二倍になって……」と仰っていた。家事分担は各ご家庭の事情がおありだからとやかく言わないが(うちの猫は絶対手伝わない)、でも、茶碗やお皿は二倍になるけど、鍋類は変わらないよな、だから1+1=2ではなくて1.5だよな、と思った。

最近のベランダのプランター事情

2017-04-14 08:58:28 | 日記

左のプランターには昨秋パクチーの種をまいたのだが、発芽後あまり大きくならないので半分食べてしまった。それが、ここにきて(暖かくなってきて)残ったヤツの背丈が急に伸びてきた。近々全部収穫して食する予定(用途=毎朝のラーメンに入れる)。右側のプランターは、土中にカナブンの幼虫がいる(はず)。雑草ちゃんがちょろちょろはえてたので、カナブンに対抗するには雑草くらいがちょうどいいか?と様子を見ていたが、雑草もカナブンには勝てないらしく枯れてしまった。そこで、残っていた大葉の種をまいた。大葉も雑草みたいなもんだし、かなりの量をまいたから数でカナブンに勝てるかもしれない。

米飯

2017-04-13 08:50:57 | グルメ

昨日の夕飯は、餃子(ブームは続くよどこまでも)と肉キャベツ炒め。後者については告白します、禁じ手(Cook Do)を使いました(豆板醤を水でとけば似た味になるかなぁ)。それにしても、夜、ご飯を炊いたのなんていつぶりだろう。前回は覚えていない(昼は昨秋一回炊いた)。肉キャベツ炒めには絶対白いご飯がいいと思って。実際よかった。ふと疑問。「Cook Do」の名前の由来は?「Do」の後に「cook」なら「ご飯を作れっ」って感じでしょ(英語は弱いのでどきどきしながら書いてる)。逆もあり?

グルベローヴァが先月もウィーンで歌った

2017-04-13 08:34:46 | 音楽
昨秋、日本で開いたリート・リサイタルと同様のリサイタルを、グルベローヴァは先月ウィーンの国立歌劇場で行った。舞台の上にピアノをあげて。伴奏は、昨秋と同じ彼(グルベローヴァのお気に入りに違いない)。プレッセ(オーストリアの新聞)に評が出ていた。内容は芸術面のことばかり。「70歳とは思えない」なんて記述はゼロ。まったく新聞の芸術欄というやつは、特にドイツ語のそれはやたらと小難しい。素直に「よかった」「おったまげた」「死にそう」と書けばいいのに(ジャーナリストのプライドが許さないのだろうか)。グルベローヴァのことは「Gruberova」と言ったり「Kuenstlerin」(女性芸術家)と言ったり。これはドイツ語学校で教わったのだが、ドイツ人は、同じ言葉の繰り返しを嫌うのだそうだ。だから、ドイツのメルケル首相についても、一つのニュースの中で「メルケル」「アンゲラ・メルケル」「Kanzlerin」(女性首相)と手を変え品を変え(女性の場合は語尾に「in」を付ける。だからコリン星から来た(のではない)ゆうこりんの名前は正しいのだ)。それにしても、グルベローヴァはいいパートナー(伴奏の彼)を見つけた。おかげで、これからもずっといい歌を聴かせてもらえそう。

小麦粉好きの知能犯

2017-04-12 08:49:56 | 

キッチンワゴンの扉がこんな風に半開きになってるときは、猫が開けようとがんばったとき。ワイヤーロックのおかげで「盗賊」の被害がめっきり減ったのだが、ときどきロックを忘れるときがある。こないだも、扉ががばんと開いてて、あっ、しまった、とあわてて中をチェック。よかった、なにもぶんまかれてない、と思ったら、翌朝、別の部屋に食いちらかされた食パンの残骸。うーん、「盗賊」はますます知能犯の色彩を帯びてきた。なんにも盗ってないように現場を荒らさないで、実は盗ってる(人間の泥棒にもこれをやられると、被害の発見が後れる)。それにしても、うちの猫はなんでこう小麦粉が好きなんだ。飼い主(朝はラーメン、昼は食パン、夜はパスタ)に似たか。