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おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。
本日、いよいよ女子フィギュアがありますね。
昼過ぎから(12時57分前後?)日本期待の浅田真央選手がショートプログラムをすべります。
前回のトリノ直前のグランプリファイナルであのツルツカヤ選手を破って優勝したが年齢制限でトリノに出れなかった浅田真央選手。日本の方々は彼女の成長と苦悩を見てきました。
このバンクーバーで最高の演技をして、金メダルを取って欲しい!そう思う人は非常に多いと思います。
さて、本日は浅田真央選手が絶対に乗り越えてくれることを信じて、戦略的視点から浅田真央選手のライバル、キムヨナ選手と浅田真央選手のプログラム、曲を比較をしてみたいと思います。
キムヨナ選手は、今回のプログラムの曲として、世界中の人がほとんど知っており、特に北米でも大きな人気を誇る伝説的007の曲を選択しました。
この曲を推薦したのは彼のカナダ人コーチ。世界中のフィギュアスケーターの曲、演技、それに対する観客の反応、ジャッジの反応を分析した彼は、マーケティング的視点から、
誰もが知っている曲でポジティブなアップテンポの曲を選択し、それにあった演技をすると爆発的な観客の反応、ジャッジメントをされることに気がつきます。
007、過去の歴代のボンドガールと映画、誰もが知っているキャッチーな曲。
それにあわせた表現力豊かなキムヨナ選手の演技、ステップに入る前に挑発的に指を鳴らし、観客を沸かせると共に、キムヨナ選手に休ませる。そして最後の銃で撃つ挑発的なポーズ。
そしてジェームズボンド、ボンドガール、映画の印象のブランディング効果。
そのマーケティング戦略、観客、ジャッジを見据えた顧客志向の戦略。
その演技は世界史上最高得点をたたき出し、今期、対浅田真央との直接対決で記録的大差で打ちのめす結果となっています。
また三回転半という大技は飛ばないものの、実はキムヨナ選手の三回転の連続ジャンプは、浅田真央選手の三回転半、2回転より高得点になるし、表現力(実はこれが観客の反応やジャッジの心理状態に大きく左右される)が重視される今の採点基準からは有利。
反面、浅田真央の選択したのは仮面舞踏会とラフマニノフの鐘。
重々しく、単調な雰囲気のこの曲は、非常に品格がある反面、世界的な認知度は007とは比較にならず、重い、ネガティブな雰囲気もあります。
この曲を選択したのは「ジャンプなどの高い技術」「表現力」を併せ持つパーフェクトな演技で、曲の単調さ、重さを荘厳さに変えたい。それがパーフェクトなフィギュアだ。
そういう強いコーチの意志があります。やや、プロダクトアウト的で、観客が曲でわくわくする、ノスタルジーを感じさせるということは視野に入っていないかもしれません。
観客の多くが共感できない知らない重い曲。そしてそこで失敗した場合は重い空気が残ります。また、観客が気持ち的に盛り上がっていく箇所が少ない。つまらない曲と感じる観客も多いかもしれません。
すべて完璧に決まったら、曲が単調の分、浅田真央選手の演技が引き立ちますが、失敗したら。
三回転半という女子では世界最高難度のジャンプも場合によっては最高点にはならず、回転不足で大幅減点となるリスクがある。
ステップやつなぎも難易度が過去にない非常に難しいもので、そこで失敗するとさらに減点。
今まではそこがでて、今期の浅田選手はキムヨナ選手に惨敗を繰り返しました。
戦略的にはここまではキムヨナ選手が圧倒しているように見えます。
観客やジャッジと曲の相関関係、採点基準を分析した分析力と戦略の差も実力差以上に出ているのかも知れません。
しかし・・・・・。
浅田選手は世界最高レベルのジャンプ力と表現力、精神力、そしてすばらしい人格を兼ね備えた最高の選手。
心理学的には、キムヨナ選手有利といわれている分、プレッシャーは軽くなっているでしょう。
過去のオリンピックフィギュアは5大会連続で優勝候補NO1が銀メダル以下に甘んじています。
調子を上げているという浅田真央選手。
惨敗を続けても、「絶対にこの曲でパーフェクトな演技をしたい」「コーチに悪い」
その意地で、この大一番に向け、演技を高めてきているそうです。
スポーツの戦略など、突き抜けて!
今までやってきた最高の演技をして、曲ではなく、自分の演技で観客を盛り上げて。
頑張れ!浅田真央選手!
あっ。他の安藤選手、鈴木選手も頑張って!
日本の皆さんでパワーを送りましょう!
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さて、本日は浅田真央選手が絶対に乗り越えてくれることを信じて、戦略的視点から浅田真央選手のライバル、キムヨナ選手と浅田真央選手のプログラム、曲を比較をしてみたいと思います。
キムヨナ選手は、今回のプログラムの曲として、世界中の人がほとんど知っており、特に北米でも大きな人気を誇る伝説的007の曲を選択しました。
この曲を推薦したのは彼のカナダ人コーチ。世界中のフィギュアスケーターの曲、演技、それに対する観客の反応、ジャッジの反応を分析した彼は、マーケティング的視点から、
誰もが知っている曲でポジティブなアップテンポの曲を選択し、それにあった演技をすると爆発的な観客の反応、ジャッジメントをされることに気がつきます。
007、過去の歴代のボンドガールと映画、誰もが知っているキャッチーな曲。
それにあわせた表現力豊かなキムヨナ選手の演技、ステップに入る前に挑発的に指を鳴らし、観客を沸かせると共に、キムヨナ選手に休ませる。そして最後の銃で撃つ挑発的なポーズ。
そしてジェームズボンド、ボンドガール、映画の印象のブランディング効果。
そのマーケティング戦略、観客、ジャッジを見据えた顧客志向の戦略。
その演技は世界史上最高得点をたたき出し、今期、対浅田真央との直接対決で記録的大差で打ちのめす結果となっています。
また三回転半という大技は飛ばないものの、実はキムヨナ選手の三回転の連続ジャンプは、浅田真央選手の三回転半、2回転より高得点になるし、表現力(実はこれが観客の反応やジャッジの心理状態に大きく左右される)が重視される今の採点基準からは有利。
反面、浅田真央の選択したのは仮面舞踏会とラフマニノフの鐘。
重々しく、単調な雰囲気のこの曲は、非常に品格がある反面、世界的な認知度は007とは比較にならず、重い、ネガティブな雰囲気もあります。
この曲を選択したのは「ジャンプなどの高い技術」「表現力」を併せ持つパーフェクトな演技で、曲の単調さ、重さを荘厳さに変えたい。それがパーフェクトなフィギュアだ。
そういう強いコーチの意志があります。やや、プロダクトアウト的で、観客が曲でわくわくする、ノスタルジーを感じさせるということは視野に入っていないかもしれません。
観客の多くが共感できない知らない重い曲。そしてそこで失敗した場合は重い空気が残ります。また、観客が気持ち的に盛り上がっていく箇所が少ない。つまらない曲と感じる観客も多いかもしれません。
すべて完璧に決まったら、曲が単調の分、浅田真央選手の演技が引き立ちますが、失敗したら。
三回転半という女子では世界最高難度のジャンプも場合によっては最高点にはならず、回転不足で大幅減点となるリスクがある。
ステップやつなぎも難易度が過去にない非常に難しいもので、そこで失敗するとさらに減点。
今まではそこがでて、今期の浅田選手はキムヨナ選手に惨敗を繰り返しました。
戦略的にはここまではキムヨナ選手が圧倒しているように見えます。
観客やジャッジと曲の相関関係、採点基準を分析した分析力と戦略の差も実力差以上に出ているのかも知れません。
しかし・・・・・。
浅田選手は世界最高レベルのジャンプ力と表現力、精神力、そしてすばらしい人格を兼ね備えた最高の選手。
心理学的には、キムヨナ選手有利といわれている分、プレッシャーは軽くなっているでしょう。
過去のオリンピックフィギュアは5大会連続で優勝候補NO1が銀メダル以下に甘んじています。
調子を上げているという浅田真央選手。
惨敗を続けても、「絶対にこの曲でパーフェクトな演技をしたい」「コーチに悪い」
その意地で、この大一番に向け、演技を高めてきているそうです。
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