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こんにちは!プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日2つ目のブログは「本当にまねできないような真摯な姿勢!サラリーマン時代の先輩から教えていただいたこと」についてです。
僕が一部上場企業のサラリーマン時代、入社3年目の時に、僕の部署に2個上の先輩が移動してきました。
その先輩は僕の前職の会社の販売会社の経営者一族で、イケメンでスポーツマンで気が強く、男らしいタイプの先輩でした。
僕はその当時、経理部にいたのですが営業部から移動してきました。
将来、経営者として、販売会社の経営者として帰るので経理の仕事を学ばないといけないということでした。
僕はその先輩の評判を聞いていて面白そうな先輩だし、お酒も好きな人なので、仲良くできるのを本当に楽しみにしていました。
そして、まず最初に僕がやっている仕事をメインで引き継ぐことになりました。
その引継ぎを落ち着いてするために別室にいって話をしようとすると、最初にこんなことを言われました。
「青木。俺は、こういうこと隠したままいくのは嫌だからはっきり言っておきたいんだけど、お前が会社に入って寮の飲み会が会ったとき、お前が生意気なことをいったので、カチンと来ていい印象を持ってない部分もあったんだ。
その後のお前をみて、そういう生意気な奴じゃないとはわかっているんだけど、これから一緒に仕事をしていくから、そういうふうに思ったことを隠しておきたくなくてな。正直に言っとくよ。」
と言われました(泣)。
まあ、本当に人間ができてなかったんで、本当に生意気だったのでしょう。今は一定の実績もあるし年齢も積んで、多少は大人になったのですが、当時は本当に若造で、ぐいぐいしていて、生意気もいったのでしょう。
「それは知りませんでした(酔っぱらっていたので覚えてない。当時は馬鹿みたいに一気飲みとかさせられてたんで)。すみません。」と謝罪しました。
「そして、これからちゃんとした引継ぎや、これからの態度で見てほしい。」と伝えました。
それから、もちろん、僕は本気で先輩に会社の資金繰り、資金運用、金融市場の味方、経済の動き、企業の経営を数字で見るということ、経理の仕事などについて、真剣に本気でいろいろお話をしました。
ほんとうにほんとうに真剣にお話をしました。
相手は先輩ですが、営業から来たのだから、経理の資金繰り資金運用などの仕事については2年の経験のある僕のようにいくわけがありません。
会社の部長や課長からは「先輩とはいえ、お前が教える立場なんだから後輩としてびびることなく、しっかり指導しろ。」と言われていました。
僕が会社に入り、初めて指導したのは先輩だったことになります。
ここで、そこに問題があります。
正直「指導する」という部分がでちゃっていたと思います(泣)。
僕はその時、仕事について論理的にはまずまず、しっかり理論的に多面的に因果関係を含めて相当丁寧に、わかるように伝えたと思います。
しかし、正直、後輩としては、特にのちの販売会社の経営者の方に対して、あまりに真っ直ぐに伝えていたと思います。
ミスがあった場合、なぜ、ミスが起こったのかその原因をしっかり言って考えてもらったり、先輩のアイディアに対して、「それは間違っています。理由は・・・・・」のように言ってしまっていたと思います。
今、経営コンサルタントとして、研修講師として実績を積んだ僕が見たら、本当にその時の僕の首根っこを掴んでそのまま窓から頬りだしたいくらい、相手の先輩としての気持ち、プライドに配慮がなかったと反省しています。
相手はイケメン、イケイケ、バリバリのリーダータイプです。絶対くやしかったと思います。
でも、その先輩は「本当にありがとう!すごくよくわかった。お前はちゃんとこれだけ考えていて本当にすごいやつだ!」といつもいってくれました。
「ありがとう。本当に感謝している。何でも言ってくれ!」
「お前に引き継いでもらって本当に俺はラッキーだ!」
と言ってくれていました。
その無条件に誉めてくれる姿勢、本当にうれしかったです。僕の自信になりました。
そして己のダメさに気が付きませんでした。
そしてよく、二人で、他の先輩も含めて飲みにつれていってもらいました。
夜になると、本当に一緒にいて楽しかったし、さすがに経営者の息子として育っただけあって、意識が本当に違いました。
おおきな人だなと思いました。
僕の生意気さも、一生懸命、仕事を伝えたいということをくみ取ってもらったり、マイナスなことがあっても、僕全体の良さもみてくれて、付きあってくれていたのだと思います。
「自分が先輩であっても、教わる時はどういう姿勢を見せるか。」
「人を見て付きあうときはいいところを総合的にどうみるか。」
「人付き合いで、本当の気持ちを率直に本気に情熱的にどう伝えるか。」
「ちょっと生意気だと宣言した後輩をすら上手に誉めて付きあい、ファンにする人たらしの技術(笑)」
その4つを教えてもらったと思います。
独立して10年近くたった今も、その先輩とは年賀状のやりとりを続けていて、毎年、今年こそいこうと言いつつ、今も行けていません。
独立後。いや。その前数年前から先輩は販売会社のほうにいっていたのであっていなかったです。
今年こそ。今年こそ。
ご一緒していろいろ語ってみたいと思います。
今、どうなっているんだろーーーなーーーー!!!
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本日2つ目のブログは「本当にまねできないような真摯な姿勢!サラリーマン時代の先輩から教えていただいたこと」についてです。
僕が一部上場企業のサラリーマン時代、入社3年目の時に、僕の部署に2個上の先輩が移動してきました。
その先輩は僕の前職の会社の販売会社の経営者一族で、イケメンでスポーツマンで気が強く、男らしいタイプの先輩でした。
僕はその当時、経理部にいたのですが営業部から移動してきました。
将来、経営者として、販売会社の経営者として帰るので経理の仕事を学ばないといけないということでした。
僕はその先輩の評判を聞いていて面白そうな先輩だし、お酒も好きな人なので、仲良くできるのを本当に楽しみにしていました。
そして、まず最初に僕がやっている仕事をメインで引き継ぐことになりました。
その引継ぎを落ち着いてするために別室にいって話をしようとすると、最初にこんなことを言われました。
「青木。俺は、こういうこと隠したままいくのは嫌だからはっきり言っておきたいんだけど、お前が会社に入って寮の飲み会が会ったとき、お前が生意気なことをいったので、カチンと来ていい印象を持ってない部分もあったんだ。
その後のお前をみて、そういう生意気な奴じゃないとはわかっているんだけど、これから一緒に仕事をしていくから、そういうふうに思ったことを隠しておきたくなくてな。正直に言っとくよ。」
と言われました(泣)。
まあ、本当に人間ができてなかったんで、本当に生意気だったのでしょう。今は一定の実績もあるし年齢も積んで、多少は大人になったのですが、当時は本当に若造で、ぐいぐいしていて、生意気もいったのでしょう。
「それは知りませんでした(酔っぱらっていたので覚えてない。当時は馬鹿みたいに一気飲みとかさせられてたんで)。すみません。」と謝罪しました。
「そして、これからちゃんとした引継ぎや、これからの態度で見てほしい。」と伝えました。
それから、もちろん、僕は本気で先輩に会社の資金繰り、資金運用、金融市場の味方、経済の動き、企業の経営を数字で見るということ、経理の仕事などについて、真剣に本気でいろいろお話をしました。
ほんとうにほんとうに真剣にお話をしました。
相手は先輩ですが、営業から来たのだから、経理の資金繰り資金運用などの仕事については2年の経験のある僕のようにいくわけがありません。
会社の部長や課長からは「先輩とはいえ、お前が教える立場なんだから後輩としてびびることなく、しっかり指導しろ。」と言われていました。
僕が会社に入り、初めて指導したのは先輩だったことになります。
ここで、そこに問題があります。
正直「指導する」という部分がでちゃっていたと思います(泣)。
僕はその時、仕事について論理的にはまずまず、しっかり理論的に多面的に因果関係を含めて相当丁寧に、わかるように伝えたと思います。
しかし、正直、後輩としては、特にのちの販売会社の経営者の方に対して、あまりに真っ直ぐに伝えていたと思います。
ミスがあった場合、なぜ、ミスが起こったのかその原因をしっかり言って考えてもらったり、先輩のアイディアに対して、「それは間違っています。理由は・・・・・」のように言ってしまっていたと思います。
今、経営コンサルタントとして、研修講師として実績を積んだ僕が見たら、本当にその時の僕の首根っこを掴んでそのまま窓から頬りだしたいくらい、相手の先輩としての気持ち、プライドに配慮がなかったと反省しています。
相手はイケメン、イケイケ、バリバリのリーダータイプです。絶対くやしかったと思います。
でも、その先輩は「本当にありがとう!すごくよくわかった。お前はちゃんとこれだけ考えていて本当にすごいやつだ!」といつもいってくれました。
「ありがとう。本当に感謝している。何でも言ってくれ!」
「お前に引き継いでもらって本当に俺はラッキーだ!」
と言ってくれていました。
その無条件に誉めてくれる姿勢、本当にうれしかったです。僕の自信になりました。
そして己のダメさに気が付きませんでした。
そしてよく、二人で、他の先輩も含めて飲みにつれていってもらいました。
夜になると、本当に一緒にいて楽しかったし、さすがに経営者の息子として育っただけあって、意識が本当に違いました。
おおきな人だなと思いました。
僕の生意気さも、一生懸命、仕事を伝えたいということをくみ取ってもらったり、マイナスなことがあっても、僕全体の良さもみてくれて、付きあってくれていたのだと思います。
「自分が先輩であっても、教わる時はどういう姿勢を見せるか。」
「人を見て付きあうときはいいところを総合的にどうみるか。」
「人付き合いで、本当の気持ちを率直に本気に情熱的にどう伝えるか。」
「ちょっと生意気だと宣言した後輩をすら上手に誉めて付きあい、ファンにする人たらしの技術(笑)」
その4つを教えてもらったと思います。
独立して10年近くたった今も、その先輩とは年賀状のやりとりを続けていて、毎年、今年こそいこうと言いつつ、今も行けていません。
独立後。いや。その前数年前から先輩は販売会社のほうにいっていたのであっていなかったです。
今年こそ。今年こそ。
ご一緒していろいろ語ってみたいと思います。
今、どうなっているんだろーーーなーーーー!!!
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