皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。
2025年1月2,3日の箱根駅伝。
各区間の区間賞予想をしてみます。
1区 21.3㎞
本命 青木選手(國學院)(1時間1分10秒を予想)
対抗 吉居選手(中央)
伊藤選手(早稲田)
1区は國學院が青木選手、中央が吉居選手を使ってきた場合、最初からではないにせよ、速めに仕掛けてくる可能性が高くなると思います。それに早稲田の伊藤選手や駒澤の帰山選手、青学の宇田川選手、日体大の平島選手などが反応していくでしょう。1区には各大学、かなりのスピードスターを入れてきているので調子のいい選手はついていくと予想します。
ただ、國學院大學の青木選手は春に出した1万m28分2秒を大きく上回る走力を今は持っており、秋のナイヘーメン15㎞でなんと5000m室内ヨーロッパ記録の12分57秒の選手と秒差で走る驚異的なタイムをすさまじいアップダウンのコースで出しており、走力は一番。おそらく日本学生ハーフで鶴川選手らを圧倒して勝った時のように早めに抜け出して区間賞を取ると予想します。
なお、1区に國學院大學の青木選手が来ず、後村選手だった場合はかなりの混戦になると思います。吉居選手が絶好調なら早めに抜け出す可能性もありますが、そうでない場合、スローペースで六郷橋あたりからのたたき合いになるでしょうか。この場合、吉居選手や伊藤選手が区間賞候補ですが他大もいい選手がそろっているため、壮絶なたたき合いになるはずです。
2区 23.1km
本命 平林選手(國學院)65分55秒を予想。
対抗 黒田朝日選手(青学)
エティーリ選手(東京国際)
篠原選手(駒澤大学)
次点 キムタイ選手(城西大学)
ムトゥク選手(山梨学院大)
キプケメイ選手(日大)
2区は言わずと知れた最大のエース区間。強力なタイムを持つ留学生ランナーが多いこと平林選手、黒田選手、篠原選手とトラックもロードも強い選手が多く、かつ、権太坂、戸塚の壁という根性と登り適性が試されるコースのため、予想がしづらいコースです。持ちタイムを見るとエティーリ選手やキプケメイ選手が抜けていますがどうなるか。
おそらく1時間5分後半から6分半に複数の選手が飛び込む大激戦となると思います。ただ今回のように上位大学のエース力が拮抗しているため、大差はつかないと思います。
僕の予想として、最近の2区の傾向から登り適性と過去の2区経験のある実力派の日本人を区間賞争いの中心と見ます。
区間賞候補一番手は國學院大學の平林選手と見ます。1区、首位で来る可能性が高いと思っていますが、今期の平林選手は非常に調子が充実しており、今回の箱根では距離が長くなり、登りがあり、かつ3回目の2区というアドバンテージがあります。おそらく65分50秒台で区間賞を取ると予想します。
2番手は青学の黒田選手。昨年66分8秒で区間賞を取っていますが、今年はさらに走力を上げています。後半の登りも強い。黒田選手も65分50秒台と見ますが秒差で平林選手の勝利を予想します。
篠原選手は非常に強い選手で平地なら平林選手や黒田選手と互角以上と思います。一方、登りの実力が未知数であることと、2区は初めてなのでやや不安要素があります。それでも66分半前後で来ると予想します。
留学生選手は登りにめげなければ上記3名を逆転してもなんら不思議がありません。特にエティーリ選手とキプケメイ選手はこわい。
3区 21.4㎞
3区は近年重要性が増している区間。前半8㎞くらいまで下っていき、下りを終えた海岸地帯は海風が強い時もあります。前半、いかに下りを生かして飛ばしつつ、足を残し、後半も伸びていけるか、スピードスターでありながら後半も強い足を持っている選手が強いと思います。
本命 山本歩夢選手(國學院大學)60分15秒を予想。
対抗 鶴川選手(青山学院大学)
佐藤圭太選手(駒澤大学)
次点 本間選手(中央)
山本歩夢選手は1年の時にハーフ60分43秒の驚異的タイムをたたき出していますが怪我で長期間低迷。
しかし、4年生になって徐々に調子を上げ、全日本ではあの吉井大和選手の区間記録を大幅に破りました。箱根に向けて調子をさらに上げています。
鶴川選手は出雲、全日本と最高のラストスパートを決めていますが、集団層で高速の選手についていき、ラストを出した結果であることと、ハーフマラソンは1時間2分49秒が最高であり(※同レース國學院のメンバー外の田中登馬選手が1時間3分18秒)、ハーフで高速で走る選手につかない場合はベストタイムが出ないと予想。
佐藤選手は2024年並みに走れれば区間賞候補も恥骨のけがは回復が非常に難しく、まだ万全ではないと予想。
山本選手が序盤、8㎞まで飛ばし、中間層、高速で粘り、最後、ロングスパートで区間賞と予想。60分前半のタイムを想定。
4区(20.9㎞)
本命 太田選手(青山学院)60分40秒
対抗 辻原選手(國學院)
野沢選手(創価)
大本命は当日変更でここに来そうな太田選手。箱根駅伝での強さは指折りで去年の3区の日本人初の59分台はすごかったし、全日本の7区の國學院平林選手との同タイム決戦はロードの強さの表れ。
ただし、コース適性は前半にくだりがある3区のほうがあると思うがどうか。
4区はかなりアップダウンがあり、向かい風も強い。
太田選手の力をもってすれば区間賞はかたいが、昨年、この区間を経験した辻原選手や野沢選手も粘る。30秒以内では来るのではないか。
5区(20.8㎞)
本命 山川選手(駒澤大学)69分00秒
若林選手(青山学院大学)
対抗 斎藤選手(城西大学)69分20秒
吉田響選手(創価)
次点 高山選手(國學院大學)70分10秒
工藤選手(早稲田大学)
今回、5区史上、最強の選手が集まっていると思う。
区間賞争い最右力は山川選手と若林選手か。両方、山登り経験もあり、昨年前より走力も上がっている。
しかし過去、ゲキサカ王で山の妖精を破った斎藤選手選手も強く、寒くなければ吉田響選手も強い。
しかし早稲田の工藤選手も70分代前半ではくるし、國學院大學が満を持して選んだ高山選手も、現在、マラソン用の練習で距離も踏めており、ハーフも61分台を1年時に出しており、今年の春の関東インカレのハーフでも青学のエース太田選手と互角の勝負をしていて山も強い。70分前半でしのいでくると思われる。
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