皆さん、おはようございます。
プロ研修講師・プロコンサルタント・東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長の青木公司です。
TAC二次試験リサーチを考察!あお先生が語る!今年、得点のかさ上げはありえるのか?についてです。
昨日、わが二次合格スーパー本気道場通年生からTACの一次模擬試験の得点集計結果を見せてもらいました。
昨日現在のTACの一次リサーチではすでに1404名の母集団が登録してある状況で、毎年のペースを考えてもまずまずの人数がすでに集まっており、毎年の数値との対比はしっかりできそうです。
そのうえで、今年の一次試験の特徴は
1. 7科目中、なんと4科目も平均点が60点を超えている。
2. 60点未満の3科目も企業経営55.8、法務55.6、中小54.6点など、比較的高く、40点台の科目は一つもない(去年の法務は40点そこそこでだからこそ、8点のかさあげがあった)
3. 平均点も415.2点と合格点の420点に迫る勢いで、難易度としては比較的平均から平易のほうに位置づけられる。
もちろん、TAC登録する人は毎年、そこそこ以上の成績の人がするので(合格論外点数の人は入力しない)、高めに出るというのは同じ。
以上からして、
1. 総合点のかさあげ(得点修正)は100%近くない。
2. 科目別のかさあげ(得点修正)も100%近くない。
ということになりそうです。
昨年、青木は法務の8点のかさあげもありえると試験終了後、予言していましたが、ことしはこの部分はなさそうです。
ただし、問題や模範解答に瑕疵があっての没問や複数正解はありえるので、一次試験を受けた皆さんの得点があがることはまだ可能性があります。
4-8点程度、得点が足りないという方は、あきらめず、二次学習を本気でやりましょう。
また、それ以上、得点が足りない人も、歯を食いしばって二次学習に入ってください。
この時期、二次学習をしないと、流れに乗り遅れます。
今年、二次試験を受ける人の八十数パーセントは今年の二次試験に落ち、来年のライバルになります。
一次を落ちた人を上回る実力の人たちが、この時期、本気で学習するのです。
一次がだめでも二次学習を継続する。
その執念が来年の合格を引き寄せるのです。