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ボジョレー・ヌーヴォーは飲むべきか?飲まざるべきか?

2022-11-15 14:22:05 | マーケティング戦略に役立つ情報
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皆さん、こんにちは。

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。

東京都中小企業診断士協会中央支部認定のプロコン塾、売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座の合宿に参加してきました。素晴らしい2日間でした。

さて、今日はがっつり、コンサルティング資料を作っています。

さて、本日はボジョレー・ヌーヴォーを飲むべきか飲まざるべきかについてお話をしたいと思います。

ボジョレー・ヌーヴォーとはフランスのボジョレー地区でとれたその年のワインで作られたワインでガメイ種を使った赤ワインが多いですよね。

2本だけで30万ケースくらいこの時期で売れるワインの最大イベントと思います。

日本が消費量が世界で1位とも言われてますよね。

2022年11月17日(木)はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですよね。

たのしみにしている人も多いと思います。


さて、このボジョレー・ヌーヴォーは飲むべきか、飲まざるべきか。

答え「好きにしてくれ」

いやいや。これではプロ経営コンサルタントとしてなりませんよね。

それでは、僕は以下の解答をしておきたいと思います。

1. 品質、コスト面でお得なワインを飲みたい方はボジョレー。ヌーヴォーは飲まず、他のいいワインを探して飲む。

(1). 品質面が一般にはマイナス

ワイン、特に赤ワインは一般的に上手な熟成が重要とされますが、ボジョレーヌーヴォーはその年、取れたブドウを使って早期に熟成させる方法をとっていますので、いい言い方をすれば果汁フレッシュ感もしくは軽さを感じられるのですが、濃厚な味わいは出にくいのですよね。

これは好みの問題もありますが、一般的にはしっかり熟成させたものを選ぶ人が多いと思うので、一応、あげました。

(2). コストパフォーマンスが悪い

これはどうしてもでてしまいます。

・赤ワインの販売価格(我々の支払代金)は

製造原価+輸送量+販管費+利益で表されます。

このうち、

輸送量が早く日本に輸出して届けるために基本的に航空便を使うので、船便と比較して数10倍のコストがかかります。

しかも2022年はロシア・ウクライナ戦争、コロナの影響で航空便が爆発的に高いので、例年以上に膨大なコストがかかります。

・さらに販売促進費として宣伝にめちゃくちゃお金をかけるので、通常のワインより巨額に高くなります。

・さらに一番の利益稼ぎどころなので、業界としては稼ぎたい!利ざやを載せてくるでしょう。

ということで、主品質(製品の品質そのもの)に対するコストとしては割高になります。

ということで、僕は基本的にボジョレー・ヌーヴォーは好き好んでは飲まない理由になります。

2. 話題に飛びついて盛り上がりたい人にはおすすめ。

日本では特にホットなイベントなので、「パーティーで盛り上がりたい人」、「普段のまない赤ワインを親しい人と飲みたい人」、「特別イベント感で誰かを誘いたい人」にはおすすめです。

人はものを買うときは主品質に対するコストだけで図らないはずです。

「イベント感」、「流行に乗りたい」、「何か行動に言い訳が欲しい((笑)」などいろんな側面がありますよね。

人はV(顧客の体感価値)=F(機能(※主機能+副次機能))÷コスト(金額的コスト、便利性、時間的コスト) で表されます。

まさに、

「イベント感」、「流行に乗りたい」、「何か行動に言い訳が欲しい((笑)」は副次機能ですからね。

またフルーティーさ、か軽さがいいという方はいいかもしれません(ただボジョレーじゃなくてもあるんですよね)


ということで、日本人は「イベント感」、「流行に乗りたい」、「何か行動に言い訳が欲しい((笑)」、「みんながやっていることをやる」なので世界NO1のボジョレー・ヌーヴォー消費国とも言われるのでしょう。


結局のところ、どちらにするか自分の好みで決めたらいいことですよね!


僕?僕は常に自分自身の消費行動については、値ごろ感を考える経営コンサルタントなので、他のナイスワインを飲みます。

ちょうど家にあの伝説の赤ワイン漫画、「神の雫」で取り上げられた値ごろ感のいいワインが数本ありまして((笑))。

結局、違う意味でミーハーなんですか?

はい!




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