皆さん、こんばんは。
プロ研修講師・プロコンサルタント・東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長の青木公司です。
本日3つ目のブログ残念ながら中小企業診断士試験に合格できなかったことはこの際、ポジティブにとらえることについてです。
中小企業診断士二次試験は今回、一次試験が簡単で大量合格を出したとしても、今回も二次で絞られ、合格率は4%台後半。だから多くの人が今年の本試験で涙を流したはずです。
今年ももちろん、一定の二次合格率を出した僕が指導する二次合格スーパー本気道場通年クラスですら、二次合格率は11年平均48%。
約半数ちょっとが毎年合格できません。
11年間の指導では二次合格率75%、64%、61%だった年もあります。
しかし、75%の時ですら、TAC二次模試上位4%の人が落ちるなどで100%全員合格できませんでした。
うちの本気道場ですら二次100%合格は残念ながら今までのところないのです(※一次試験は今年、全員権利を得たというのはありますが)。
合格できないと悔しいですよね。
そして、今回のタイトルを見て「不合格でポジティブにとらえるなんて無理!」と思われることもあるかもしれません。
でも、それでもポジティブにとらえるべきだし、実際に人生にとって大きなプラスになるからです。
理由は
1. 不合格という結果は変えられないので、どちらにしてもポジティブにとらえないと人生のプラスにならない。
不合格という結果はいくら悔やんでももう変わりません。そのことをくやんだり、落ち込むことは精神的にも肉体的にもダメージを自分にあたえます。
またいつまでも、悔やんでいる時間は無駄で、もったいなく、それなら次にやるべきことに力を使ったり、人生を楽しむことが有効だからです。
2. もう一年勉強することで、圧倒的な力をつけたほうが中小企業診断士になって成功する。
これが非常に重要です。ぎりぎりで中小企業診断士に合格する程度の力では、診断士になってからライバルに完敗します。
中小企業診断士試験に合格した後の競争のほうが熾烈なのです。
同期だけで1200名を超えるのですよ。この中で、実力を示し、そして高いスキルを教えてくれる人に学び、素晴らしいネットワークを手に入れていかなくては成功できません。
また、すでに中小企業診断士でやっている先輩たちはすでにスキルや人脈をさらに強化しています。
特に年収が高い、活躍する独立診断士は、かなりの力があります。
いろんな人がいろいろ言いますが、その中の一つは実は当然ですが「中小企業診断士受験勉強で学ぶ一次力、二次力」のレベルが高く、さらにそれらをいつでも自在に活用できる力が高いのです。
だから、ぎりぎり合格でなく、それを活用できる「圧倒的上位の合格」のほうがいいのです。
青木は合格まで恥ずかしながら3年かかりました。
一年目の時、大手受験機関TACに通い、一次試験は合格点を100点超えて受かり、二次もTAC二次模試で上位10%でした。答案練習も8事例中クラス100名中3番以内に入ったのが5事例でした。
落ちました。
正直、二次も国語力で解いていただけで、二次ノウハウは不十分で論理的思考ももう一歩でした。
二年目は当時、二次最大手の日本マンパワーに通い、模試では上位2%などでしたが、二次本番、最も得意だった財務で当時話題になった難問でひっかかり、落ちました。
この時はすべての模試で上位で、論理的思考力も磨いたつもりだったので、悔しかったですが、試験当日と発表時だけ当日浴びるように酒を飲んだだけで、すぐに前を向きました。
3年目、必死にやる中で、今の最強の青木式解法フローを編み出しました。それ以来、答案練習でも模試でもほぼ例外なく、圧倒的な上位をとれるようになりました。
3年目、日本マンパワーの通信講座を取りつつ、並行して、親友などと朝の9時から夜の9時まで12時間勉強する、本気道場で磨き上げました。
そのかいあって、本試験会場につく前に自信にみなぎっており、二次筆記試験終了と同時に合格を確信しました。
合格発表の日。お互い自信があったので、親友と祝杯を挙げる約束を事前にしました。
そして、当然合格しました。
一緒に合格した親友と一緒に喜びを分かち合い、飲みにいきました。
蕎麦屋で浴びるように何度も乾杯し、飲みました。そのあと二次会でドンペリを頼もうとする友人をおさえ、ヴーヴ・グリコを何本も浴びるように飲みました。
そして、自分のつけた中小企業診断士受験の二次力はその後の、コンサルティング、講師に圧倒的に貢献しました。
スタートアップの一年で当時は業界3位だった大手受験機関東京リーガルマインドで二次本科コースのリーダー講師になれたのはその力です。
また今、コンサルとして年間110日以上も何社もの大手企業のコンサル、大手企業の労働組合のコンサル、多くの中小企業のコンサル、7社もの士業事務所のコンサルができていること。
全国各地で年間200日以上、大手企業の研修講師、弁理士や税理士、弁護士の方々への講師、最大手のプロコン塾の講師、そして業界最強の合格率48%の中小企業診断士講座の講師ができているのも。
すべて、その受験で身に着けた診断士受験でのノウハウが生きているのは間違いありません。
NHK総合のTVに出演したり、雑誌などに複数回カリスマ診断士として取り上げられることもなかったでしょう。
一年で受かっていたら、今の僕は100%ないと断言できます。
また、
3. 中小企業診断士の受験勉強期間自体が、素晴らしいものである。
これも断言できます。
僕は、今、本当に充実した仕事をしていますし、資産的にも年収的にも充実しています。
素晴らしい、社会で成功する方々、やる気のある人たちと多く繋がり、そして、素晴らしい仲間や後輩に囲まれています。
自分がこれをしたいと思ったら何でもできますし、本当に充実していますし、これからもそうでしょう。
そして過去も大変なこともありながら、学生時代、社会人生活を送ってきました。
それでも、いつが一番良かったか聞かれたら、もちろん、独立してからの期間も素晴らしかったのですが、もう一つ、光り輝く時があります。
それが中小企業診断士試験に取り組んだ受験時代の3年間なのです。
1. あの時は大きな夢をもって目指していた。
2. これから自分の人生を良いものにしてくれると確信できる経営学やコンサルメソッドを学び、成長している実感があった。
3. 同じ未来を目標にして、がんばるレベルが高く、やる気もあり、そして楽しい、最高の仲間と真剣に合格に向かって学び、夢を語らう、最高の時間をすごしたからです。
だから、合格できなかった皆さんも。
これから1年間、すぐに立ち上がり、今年合格できなかったことが無駄だったと思わないでください。
もう一年、無為な勉強をすると思わないでください。
そして、合格に導いてくれる可能性が高く、成功している先輩として、メソッドを押して、気持ちを鼓舞してくれる講師を見つけてください。
そして、これからの来年の一年の取り組みが人生最良のものになると考えてください。
すぐに立ち上がってください。
合格して、今度は皆さんが「あの受験期間があるから、今の成功がある!」と後輩に断言できるようにがんばってください。
ちなみに、うちの通年道場ではこの前、チェックしたらわが道場の初期の頃の受講生は、今は9割がすでに診断士になっています。
そう。
正しい学習をして、合格すれば、いずれ皆さんもそう思えるのです。
そして、もし、本気で来年合格したいなら。
青木が指導する二次合格スーパー本気道場通年クラスに飛び込んできてください。
まっています。