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慣例に従って・・・ アポロ13号救出の立役者の一言

2008-07-14 14:14:59 | 今週のいい言葉
こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。

本日2つ目のブログも今週のいい言葉です。

地球の大気圏に突入したアポロ13号。
大気圏に突入し、摩擦で何千度の高温のプラズマにさらされるアポロ13号。
3分間はこのブラックアウトといわれる通信が途切れた状態になります。

2万人の徹夜のバックアップ体制を取ったNASA。

それを指揮していたのはNASA管制塔の飛行主任、ジーン・クランツです。

アポロ13号が降りてくるはずの海洋上の地点には空母やヘリコプターなどがはっています。地上のレーダーもアポロ13号を待ちます。

この3分間、全員の胃が緊張でキリキリいたみます。

3分間立った。さらに時間が立ちます。

アポロ13号はまだみえない・・・。

もうだめなのか・・・。やはり、大爆発で耐熱タイルに問題があり、燃え尽きたのか。

その時、監視員から一本の絶叫が聞こえます。

監視員「彼らが来た」
「やった。」
「パラシュート3つです」

はりつめていた空気が一気にほぐれます。

ある、救出に携わった管制官は目に涙を浮かべながらいいます。
「宇宙船は3つのパラシュートにぶら下がり、ゆっくりと風に揺られながら降りてきました。あの光景は一生忘れられません」

そして、いい言葉が、あの36歳の若き英雄、NASA管制塔を指揮した飛行主任、ジーンクランツから飛び出ます。

「3つの美しいパラシュートが揺れながら、静かに海面に着水するのが見えました。パラシュートを見て、大歓声があがるのが聞こえました。

でも、私は、慣例に従って、3人のアポロ13号の乗組員が空母のデッキに降り立つのを待って、葉巻に火をつけ、管制センター内の世界地図に灯りをともしました。
そして・・・・・。(アポロ13号の事件以降、数十年立って、初めて、涙を見せ、言葉をつまらせるジーン・クランツ)。ちくちょう。・・・・・みんなよくやった。」

宇宙空間での大事故から、奇跡の生還を遂げた3人の宇宙飛行士。それを支えたNASAの人々。全員が、大歓声で沸き立つ中、「慣例に従って」一人静かに、葉巻に火をつけ、世界地図に灯りをともし、その前に立ち、世界地図を見ながら葉巻を静かにふかす最大の功労者ジーン・クランツ。

アポロ13号の大爆発が宇宙空間で起こった時に、全員に「みんな。クールにいこうぜ。そして、問題を解決しよう。」と呼びかけた、若きリーダー、ジーン・クランツ。

最後に、その心にあったのは、「責任を果たした。」「ただやり遂げた。」

仕事人としてのプライドだったのでしょう。

さわやかで、男らしく、クールで、強く、熱く、仕事を達成する。

それを見せ付けたのです。

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