皆さん、おはようございます!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
今週もポジティブに過ごして頂けるようにいい言葉をお贈りします。
「あきらめなければ、夢はかなう!・・・・って。
すごく単純そうで、簡単そうなんですけど、すんごく難しくて。
何度ももう、辞めたいなって思ったりとか・・・・。
もう苦しいなって。
なんで自分がエースって呼ばれんだろうなって(泣きそうな声で)。
思うときもすんごくあったから・・・・(ここで泣く)。
でもずっと自分が抑えなきゃって、思ってきたけど、ふたをあけたらそうじゃなくって、みんなに助けられて、・・・勝てて・・・・・・。
あー。ソフトボールってやっぱり面白いなって。
あー、これがソフトボールなんだなって。すごく思ったし。
でも、最後まであきらめなくてよかったなって、すごく思ったし。」
・・・・上野由岐子(女子ソフトボール日本代表エース、2008年北京オリンピック、2021年東京オリンピック2大会連続金メダル、ビックカメラ高崎)
この言葉は2008年北京オリンピックで優勝した後、413球をすべて映像で振り返って、上野選手がTVの取材に答えて答えたセリフです。
2008年の北京オリンピック。あの時の日本女子ソフトボール、最強、アメリカを決勝で下しての優勝。感動しましたよね。
しかも上野投手は準決勝のアメリカ戦7回、同じ日に行われた、敗者復活戦の12回、そして翌日のアメリカ戦と3連投、413球を投げぬいての優勝。
2日間で3連投ですよ!
僕も本当にここまで泣けるかくらい、泣いて感動しました。
上野投手は、前日のオーストラリア戦で、大切な右手中指の皮がはがれて、肉もむき出しになり、肉もはがれ、それでも投げぬいたんですよね。チームメイトにも心配かけないように一言も言わず。
300球以上、一日で投げぬいて翌日、アメリカ戦前、斎藤監督に呼び出され、「いけるか?」ときかれ、即答で「もちろん、いけます。」と答え、アメリカ戦に挑みました。
そして、シドニーオリンピックホームラン6本、アテネオリンピックホームラン5本、北京オリンピックホームラン6本、打率5割、出塁率6割七厘、長打率なんと、13割一分八厘(なんやねん。この数字。)。相手の4番、怪物、クリストル・ブストスの一発の一点に抑えて、最強、アメリカを下したのですよね。
それまで北京オリンピックで全試合、無失点のアメリカの絶対的エース、オスターマンをチーム一丸となって攻略し、上野投手をチームメイトがファインプレーで助けまくったのも圧巻でした。
上野投手の「あきらめなければ夢はかなう。」この言葉だけが取り上げられますが、この後にはこれだけの思いがあるのですよね。
この北京オリンピックのあと、こんなに素晴らしいソフトボールがオリンピックから外されました。
どんなに苦しかったでしょう。
しかし、彼女は13年間、日本のエースであり続けました。
そして先日。13年ぶりに復活した、東京オリンピック。
また宿敵アメリカとの決勝。
その試合を無失点で抑え、日本ソフトボールは優勝しました。
上野投手。求道者のような彼女の姿勢、かっこいいですよね。
最後、彼女はこういっていました。
「(TVの取材で北京五輪での2日間、3連投。しかもオーストラリア戦はアメリカ戦7回を投げた後、同じ日に延長12回を投げ、413球全てをみて)
かんがえられないな。これが自分だって考えられない。
最初の一球目と、最後の413球目の重さは絶対違うだろうなって思います。
そこには400球分の成長が加わっていると思います。」
そう。苦しいからこそ。
それを乗り越えるからこそ。
人は成長するのですよね。
今日も頑張りましょう!
PS ソフトボールが・・・。
こんなに感動するソフトボールが。
オリンピックからなくなるなんて、本当に悲しい。
復活させたいですよね。
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