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皆さん、おはようございます!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日は、産業廃棄物免許のための経営診断報告書の作成ワークを行います。
さて、僕が行う仕事の中に事業承継の案件があります。
過去、中規模の会社の事業承継のコンサルの経験、大手企業の事業承継に関するコンサル、士業事務所の事業承継コンサル、中小企業の事業承継コンサルなどにかかわってきました。
また、事業承継に関する講演実績も多くあります。
僕が理事を務める東京都中小企業診断士協会の新しい収益事業を行う事業開発部長としても、取り扱うイベントで事業承継についてほかの士業と連携し、事業開発に取り組む一つの切り口にもしています。
僕がなぜ、こういう事業承継にかかわるようになったか。
それは、すべての企業で生じてくる事業承継に関しては非常に重要ということもあります。
だから経営コンサルティングを十数年行っていれば多くの事業承継に携わるようになる。
実はそれだけでなく、身近に、残念な思いをすることがあるからです。
以前、僕の行きつけの飲食店に、大田区蒲田にあったそばの名店、やぶ信の鍋焼きうどんです。
大のソバ、うどん好きで鳴らす僕ですが、この大田区京急蒲田駅近くのこの「やぶ信」は大のお気に入り。
青木は大田区産業プラザで中小企業診断士受験講座をよく開いているのですが、そのときは受験生を全員連れこの店を訪れていました。
鍋焼きうどんは1000円、そして青木がもう一つ好きなけんちんうどんはたった750円。
両方とも超絶品。ほかにも何を食べても最高の味。
店のおかみさんは笑顔で元気、20人が一度に注文しても誰が何を注文しているのか完璧に暗記。いつもにこにこ。
僕が行くと、「先生」「先生」と呼びかけてくれました。
青木は何も用事がないときも、何度かここにソバやうどんを食べに行っていました。
鍋焼きうどんとビール。これが本当に合うんです。
しかし、2010年のある日いくと、なにやら店が暗い。
そうすると中からおかみさんが「あっ。先生」と出てきました。
「先生。お世話になりました。実はお店を閉店することになりました。実は再開発でこの場所から出て行かなくてはいけなくなったんです。だんなと私、兄弟で切り盛りしてきたこの店ですが、だんなも病気がち、実は私も大病なんです。もう、異動してまでお店を続けられないので、店をたたむことにしました。」
ここは大変な名店です。抜群な味を誇り、顧客も相当数きています。もし、移転しても十分お客は付くはずです。
あお先生「それは大変残念です。お子さんとかおつぎになる方はいないのですか?」
「もう、私たちがやれればいいと思っていたので、子供たちは立派な職についてがんばっています。もういいんです。」
大きな病気などもあいまって、心が一杯の様子がでていました。
経営コンサルタントとして悔しい。
これだけの名店。お子さんもついでもやり方によっては事業としても相当やる道があったはず。そして子供に限らず、事業継承できる人を探す道はあったはず。
もっと早く知っていれば。
中小企業診断士として、アンテナをもっとはり、お力になっていれば。
そして、2018年。今の僕の人脈と、関係先をもってすればいくらでも事業承継先が見つかったはずです。
こういうことをなくしていきたい。
その時、強く心に誓ったのです。
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プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日は、産業廃棄物免許のための経営診断報告書の作成ワークを行います。
さて、僕が行う仕事の中に事業承継の案件があります。
過去、中規模の会社の事業承継のコンサルの経験、大手企業の事業承継に関するコンサル、士業事務所の事業承継コンサル、中小企業の事業承継コンサルなどにかかわってきました。
また、事業承継に関する講演実績も多くあります。
僕が理事を務める東京都中小企業診断士協会の新しい収益事業を行う事業開発部長としても、取り扱うイベントで事業承継についてほかの士業と連携し、事業開発に取り組む一つの切り口にもしています。
僕がなぜ、こういう事業承継にかかわるようになったか。
それは、すべての企業で生じてくる事業承継に関しては非常に重要ということもあります。
だから経営コンサルティングを十数年行っていれば多くの事業承継に携わるようになる。
実はそれだけでなく、身近に、残念な思いをすることがあるからです。
以前、僕の行きつけの飲食店に、大田区蒲田にあったそばの名店、やぶ信の鍋焼きうどんです。
大のソバ、うどん好きで鳴らす僕ですが、この大田区京急蒲田駅近くのこの「やぶ信」は大のお気に入り。
青木は大田区産業プラザで中小企業診断士受験講座をよく開いているのですが、そのときは受験生を全員連れこの店を訪れていました。
鍋焼きうどんは1000円、そして青木がもう一つ好きなけんちんうどんはたった750円。
両方とも超絶品。ほかにも何を食べても最高の味。
店のおかみさんは笑顔で元気、20人が一度に注文しても誰が何を注文しているのか完璧に暗記。いつもにこにこ。
僕が行くと、「先生」「先生」と呼びかけてくれました。
青木は何も用事がないときも、何度かここにソバやうどんを食べに行っていました。
鍋焼きうどんとビール。これが本当に合うんです。
しかし、2010年のある日いくと、なにやら店が暗い。
そうすると中からおかみさんが「あっ。先生」と出てきました。
「先生。お世話になりました。実はお店を閉店することになりました。実は再開発でこの場所から出て行かなくてはいけなくなったんです。だんなと私、兄弟で切り盛りしてきたこの店ですが、だんなも病気がち、実は私も大病なんです。もう、異動してまでお店を続けられないので、店をたたむことにしました。」
ここは大変な名店です。抜群な味を誇り、顧客も相当数きています。もし、移転しても十分お客は付くはずです。
あお先生「それは大変残念です。お子さんとかおつぎになる方はいないのですか?」
「もう、私たちがやれればいいと思っていたので、子供たちは立派な職についてがんばっています。もういいんです。」
大きな病気などもあいまって、心が一杯の様子がでていました。
経営コンサルタントとして悔しい。
これだけの名店。お子さんもついでもやり方によっては事業としても相当やる道があったはず。そして子供に限らず、事業継承できる人を探す道はあったはず。
もっと早く知っていれば。
中小企業診断士として、アンテナをもっとはり、お力になっていれば。
そして、2018年。今の僕の人脈と、関係先をもってすればいくらでも事業承継先が見つかったはずです。
こういうことをなくしていきたい。
その時、強く心に誓ったのです。
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