Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

来週の今頃は

2007年08月13日 | masudaizumi.com
こんにちは

皆さん、お元気ですか

来週の今頃は、私はプラハにリハーサルにいっています。
コンサート本番は、ライプチヒのゲバントハウス。歴史と伝統の世界的に有名なクラシックホールです。


以前から話は聞いたことはありましたが、まだ一度も訪れたことはない、美しい街、プラハ。

チェコ.スロバキア、といえば、「新世界」を作った作曲家ドボルザーク、画家のミュシャ、日本のビールのお手本となった、おいしいピルスナーウルケル、そして、詩人カフカ、、、くらいだったので、今日本屋さんに旅行雑誌を買いにいきました。

そこで知ったのが、人形劇が盛んだということ。
すごく驚きました。

絵をぱらぱらっとみただけでも、ずいぶんモダンと伝統が入り交じった、おもちゃ箱みたいな国だな、という印象です。

今日買った3冊の本のなかで、全然プラハとは関係ないけど、世界遺産がわかりやすくまとめられているので、かっちゃいました。


もうちょっと深く読んでから、またコメントしますね。

ではまた明日。

おやすみなさ~い。





金魚

2007年08月12日 | masudaizumi.com
先日、トウキョウから新幹線で文楽をご覧にいらっしゃったお客様から、夏らしいすてきな頂き物をしました。

かわいい~~~。

つい言葉にしてしまったほど。

金魚のゼリーです。

夫婦金魚がかごに入ってます。
きれいなので、バカラのグラスにいれてみました。





みえますか?
涼しげに泳ぐ金魚、、、、でも私はこれを食べるんだよね、、、なんだか自分が大きなモンスターになった気分。







レモン味。



おいしいです。



主人に頂いたものですが、この可愛らしい篭は、これから私の楽屋で飴ちゃんを入れるケースとして活躍することになるでしょう。

ごちそうさまです。



ブログ

2007年08月11日 | masudaizumi.com
このブログに遊びにきてくださるかたが、急に先月から増えたのです。

最近ブログ毎日つけるようになったからかな。

ありがとうございます。

今日からお盆休みに入る方がいらっしゃることでしょうね。

ご家族と、ゆっくりしてくださいね。

今日我が家では、ご先祖をお迎えするため、リンドウの花がきれいに飾られています。

忙しくて実家に帰れないかたもたくさんいらしゃるわけだし、お盆って、形ではなくて気持ちの問題なのでしょうね。
形がなくても、お花を供えてちょっとご先祖のことを思い出すとか、自分の両親と、子供の頃の話をする、とか、遠くに住む友人に暑中見舞いをだすとか、写真を整理するとか、、、

今日は5通、暑中見舞いのお返事をだしました。
そのなかの一人は、大学時代ピアノ伴奏者、いまでも友人です。
当時は、音楽のことばかり話していて、本当によくリハーサルして、すてきに弾いてくれて、、、彼女の美しい音色のおかげで私は大学院の入試に合格できたようなものです。

彼女はピアノ科なんですけど、昔からバレリーナに憧れてて、大学卒業のころから稽古をスタートして、もちろん足がぺたんと開くようになるまでに何年もかけて、、それから体を壊したり、心を痛めた出来事とかを乗り越えて、ずっとバレエを続けてます、こんどコッペリアを一人で踊らせていただくんです、、、って、、すごい!!!


もう一人はシンガポールに住む、NY留学時代の友人。
こんな夏の暑い日に、一緒に出かけて、ダウンタウンでカレーを食べたっけ。


懐かしい友人、そして家族、かけがえのない宝物です。ありがとう。
そしてこのサイトに遊びにきてくださった皆さんにも、ありがとう。





見えない世界

2007年08月10日 | masudaizumi.com
突然ですが。

昨年秋、実の母がずいぶん遠くの光の世界にいってしまいました。


既にご覧になった方もいらっしゃると思いますが、読売ウィークリーでの取材のなかで、私事として、母の事故の事を公表させていただきましたので、このページでも、この時期に、ちょっとだけかいてみようかな、と思いました。



ちょっと気持ちが緩んで、ふっとした瞬間に、悲しみが襲ってくる時もあるのですが、今は、こうやって書く事もできるまでに、少しずつ痛みがこらえられることができるようになりました。
今年のお盆は、そんなわけで、私にとっては切ない、母の初盆です。
今日は、母のためにお供えのお酒とお花を買ったりして、母のことを考えながら過ごしました。

交通事故にあった前日には、母から贈り物がきたりして、電話をしたり、、、いつも元気な人だったので、あまりに突然の別れでした。いまでも信じられない、というのが正直な想いです。

母は、このお盆の間、遠い空から久しぶりに我が家に帰ってくるので、わくわくして楽しみにしてくれていることでしょう。


この世の中、見えないもののほうが、たくさんあると思っています。

「見えないけれども、あるもの」

高校時代に山口の図書館で出会った金子みすずの詩。

いまでも、大切に歌集を棚においています。


今日も、久しぶりに、開いてみました。


「見えぬけれども、あるんだよ」

感じる心。大切にしたいです。






2007年08月09日 | masudaizumi.com
新しく作ったスタジオ。


とてもお気に入り、それは、窓が大きくて、空が、大きく大きく見えるんです。
部屋を片付けながら、ふっと窓から空を見上げると、雲一つない真っ青なおおきな空に、真っ白の飛行機が飛んでいました。

空が、ちょっと高くなって、秋の空に見えてきたのは、気のせいでしょうか。



夕暮れ、雲がピンクに染まって、リトルは、初めて夕暮れというものを知ったようです。

でも「ぞーたん」「ぞーたん」と空を指差していました。それは、ディズニー映画でみた、ダンボが酔っぱらってみた夢のシーン、ピンクのゾウさんの行進に見えたらしいのです。

子供ってすごいな~

ピンクの雲が象さんにみえちゃうのね。

ちょっと感動しました。

日が暮れると、いつまでも、「ぞーたん」が消えちゃった、と訴えていました。


また、明日ね。

皆さんも、ちょっと夏の夕焼け、みてみませんか?
どんな風にみえるかな?