山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

ヤットコ作り

2008-07-21 18:35:17 | Weblog
平成20年7月20日午後1時~1時30分 午後2時~午後3時頃

 久方ぶりに鍛冶作業を行った。
今回は、16ミリ異形丸鋼(通称;鉄筋)でもってヤットコ作り。
素材の切り出しであるが、16ミリの直径と言うことを考慮して
長材より150ミリを2本切り出した。
 作業の段取りとしては
 1.素材の切り出し 150ミリを2本
 2.平炉で加熱
 3.握り手部分の素延べ
 4.くちばし部分の火造り
 5.クチバシ合わせ
 6.カシメピンの製作
 7.ピン穴開け (火造り)
 8.ピンのカシメ
 9.クチバシの修正、全体バランス調整。
10. 完成

 としたわけであるが,今回は3.の工程までで断念した。
 夏場である。
 作業場としている納屋は、朝より日が差して温度上昇。
 窓とシャッターを全開するも、風が入ってくるも来ぬもコークスを焚くとさらに温度上昇。
 5分後には全身汗まみれとなり、叩くも叩かぬもとても耐えられぬ。
 強引に加熱して叩くも開始から30分で最初のギブアップ。
 1時間後に再開したが、これも1時間余りで2度目のギブアップ。
 ここで,思うたのが,工業扇風機があったらまだしのげたかもしれない、ということ。
 独特の暑さ、しかも湿気も何もない乾燥した暑さと熱気による脱水症状発現で体力を奪われた状態に近かった。
 工程にしても、今後,ハシを製作する上で見直しをしなくてはならない。
 まず、クチバシ部分となる素材の端を板にして,平ハシで掴み叩いて、握り手を作るか或いは2本とも板状に最初延べて作っていくべきか。
または長材をそのまま加熱して握り手を叩き出し、同じように叩いて2本切り出す方法がよかったか。2本分の長さに素延べして板にして2本分に切り分けるべきであったか。
 効率を考えた時、どうなるのか,と言う点が今回の反省点。
 画像に,作りかけのハシと並べて撮影したものは、同一材、同径の鉄筋の切れ端である(16ミリ径で,長さは125ミリ付近)
 倍に伸びているが、太さはかなり太い(爆)
 手打ちではかなり手間と時間がかかる。
 こういうときこそ、ベルトハンマー、あるいはスプリングハンマーがあれば楽ではある。
 次回の作業は、これよりさらに細くテーパー形状に伸ばし、クチバシ部分をできたならば火造る予定。
 
 追伸;画像の左下に何やら黒い物体があるが、これはガビガビに乾燥しまくった新聞紙が飛び散った金肌(酸化皮膜)により引火して燃えた後の灰である。流石にビビった。火がつくのが速ければ燃え尽きるのも速かったが、水ぅぶっかけて火種もなにも残らんように消した。
 
 
 

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1 コメント

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パコパコパコパコwwww (裏サメ)
2008-07-26 14:17:54
美容師のひめっちちゃん最高だったよ(/^0^)/
おわん型のDカップでめちゃめちゃきれいでテンション激上がり!!!
感度も最高!!激しく突きまくってやったら潮でベッドがビッチャビチャwww
ラフ〃ホの清掃員さんゴメンナサイwwwwwwww
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