夫が亡くなって2ヶ月。
四十九日の法要もすませ なんとなく一段落。
まだ、
それでも
「ただいま~」とバイトから帰って来そうな気がする。
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12年前 義父の葬儀後に
市役所や銀行などの手続きを
義母に代わって
私達長男夫婦が代行した。
市役所の中を あっち行きこっち行き
2階へ3階へ~またまた1階へ。
国保や年金や、公共料金などなど。
名義変更だけでも大変だった記憶がある。
夫が仕事を休める間に済ませようとしたので、
くたくたになった。
夫の葬儀後の手続き
大変なんだろうと 覚悟していた。
幸か不幸か
私はまだ 子供達に手続きを頼むほどには衰えていない。
頑張らなければ!
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葬儀社が
「葬儀後にしなければならない手続き」、
優先するべき手続きから 順を追って書いたファイルをくれていた。
そのファイルに沿って、期限の早いものから始めた。
まずは市役所の手続きーー
ネットで、市役所の『お悔やみ窓口』へ アクセス。
死後の手続きを予約。
予約時に 当日持参の必要があるものは確認できる。
予約した日時に『お悔やみ窓口』へ行くと、
なんと
一連の手続きの流れはすでに出来ていて、
書類はスタンバイされている。
私は窓口の椅子に座っているだけ。
各課の担当者が窓口まで来てくれて、
私は 必要な箇所に記入したり、
印鑑を押したりすれば良い。
ーー国保の手続き。
次は 介護保険担当者。
次は 年金。
次は 水道。
次は ・・・・はい、終了。ーー
30分あまりで終わった。
あらまあ、
今の市役所は こんなにサービス良くなってるんだと 感謝。
年金事務所も 同様。
予約をして行くので、
予想していたよりもずっと早く簡単にすんだ。
マイナンバーカードの是非が
色々問題にもなっているけれど、
病院入院中だけでなく、
市役所、年金事務所、銀行、保険・・・。
諸々の手続きが簡単にすんだと実感した。
それと
インターネットでの手続きで済ませられることが多くて、
ありがたかった。
ネット銀行の解約も、カードの解約も、パソコンで。
カード会社によっては、電話で、オペレーターに代わる必要もなく解約出来た。
完治不可能な病気がわかり
余命を限られてしまったので、
夫は
自分名義の不要なカードや、サブスクの契約なども解約してくれていた。
銀行、カードのパスワードや、
契約している色々なネットのサイトの 一覧表とパスワードの類。
ファイルにしてくれていたので、
随分 楽だった。
それでも、『こんなに~~!!』
と驚くほどの数で、すべてを解約はできていない。
残りは、もういいかな、と思っている。
夫の場合は、自分で整理してファイルにする時間があったから
私は、自力でなんとか夫のパソコン終いが可能だけれど、
もし
突然に亡くなっていたら
本当に困っていたと思う。
私も
夫の片付けをしつつ、
自分の
カード類、通帳の整理。
パスワードなどを書いたノートを作った。
とってもアナログやなあ~と思いつつ、手書きで。
明日 倒れても
子供達に出来るだけわかりやすいように、台所の食器棚に置いた。