墨彩書

展覧会の締め切りの１１月２５日まで　お稽古日があと３回しかありません。
なのに先週は旅行に行ってサボってしまいました。　

今回の展覧会出品予定作品の１つに『墨彩書』があります。
これは淡水会会長の赤井清美先生が考案・命名された書です。
従来の『一字書』は濃墨か淡墨を使いますが　『墨彩書』は中国画の技法を取り入れ　筆に淡墨を含ませ筆先に濃墨をつけて書きます。
すると１本の線の中に濃淡が出るのです。

先生の狙いは　あまり真面目すぎず　マンガチックに崩して楽しむ

根がマジメなもんでどうやったら楽しく崩れるんだか・・・？　

それで書いたのが　甲骨で『夢』という字です。
一応先生のＯＫを頂いたんですが　まだ書いているのでこれを出すかどうかは分りません・・・

この『墨彩書』は淡墨の濃さや付ける量　濃墨の量によって　かなり偶然の産物的要素が大なので　何枚も書けば良いのが書けるわけでもなくて・・
太い線と細い線のバランスも考えなくちゃならないし・・・