ボロ市

世田谷に住んで１５年以上になるけれど『ボロ市』に行った事が無かったんです
毎年１月と１２月の１５・１６日に開かれますが、世田谷区民としては是非１度見ておかねば・・・と出かけてみました

天正６年(１５７８年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで４００年以上の歴史があります
最初は古着や農機具等を持ち寄り、わらじにボロ布を一緒に編みこむと丈夫なわらじが出来るのでボロ布を売った事から『ボロ市』という名前がついたそうな

今では骨董品・古着等の店と並んで新しい衣類の店や食べ物屋さん等が道の両側に所狭しと並び、そこへスゴイ数の人・人・人・・・
行ったのがちょうど昼食時とあって有名な代官餅や他の食べ物の屋台は行列で写真も撮れない・・・
　　　　　

ボロ市通りの真ん中辺りにあるのは近江彦根藩伊井家の代官屋敷で、この地の名主で代官職を務めた大場家の邸宅兼用の代官所。
国の重要文化財に指定されています。
今日は門が開放されているので、中へ入ってみました
　　　　　
　　　　　
裁きの場所であった事が分ります
　　　　　
代官屋敷の奥の方には『世田谷区立郷土資料館』があって区内で発掘された石器や土器、重要な書類、玉川上水で使用された木製の水道管(？)等興味深い物が色々展示されています
　　　　　
皆さんも是非一度ご覧になっては如何