渋谷

昨日の毎日新聞の「発信箱」というコラムにこんな事が書いてありました

大都会の真ん中で、ビル群の一角にある土地は谷底にへばり付いているように見える。
東京都渋谷区は来春、渋谷駅東側にある旧澁谷小学校跡地に区民の為の菜園を整備する。１区画(10平方ｍ)の地価は約４４５０万円。それを月１０００円程度で貸し出すらしい。
区には「借りたい」と問い合わせが相次いでいるが、区職員も「渋谷区は裕福ですから」と当たり前のように言う。それが現実だ。
跡地の一部には、既に別の建物がある。児童数の減少のため廃校になって8年後の０５年、区は約５９億円をかけて免震構造の９階建て福祉施設をつくった。
３階以上は全室個室の特別養護老人ホーム。１階が保育園だ。その２階に小学校の歴史を振り返る展示室があった。
１８７５(明治８)年、澁谷川のほとりに開校。一時は児童数１０００人を越えたが
平成に入って大幅に減り、他校と統合された。
旧校舎の端に開校１００周年の記念に校長が記した看板がある。日時計の下に児童がタイムカプセルを埋めたという。それが開けられる２０２５年、渋谷はどんな街になっているだろうか。

渋谷は私が生まれてから２３歳で結婚するまで過ごした故郷です
幼稚園から大学までず～っと澁谷区内で徒歩通学
そして記事にある澁谷小学校は母校なんです
廃校になったのは寂しいけれど、校庭や校門の形を残したまま区民菜園として存在していてくれたら嬉しい

年の瀬に懐かしい昔を思い出させてくれたコラムでした