「悪魔のいけにえ」は邦題で、原題は「The Texas Chain Saw Massacre」である。
旅行中の若者達が襲われるスプラッター系ホラー映画の元祖だと思うが、もしかしたらもっと昔からあったかもしれない。
この映画は低予算のわりにめっちゃ売れたらしく、続編がたくさんある。この辺がこんがらがっていたが、今回記事を書くにあたりちゃんとインターネットで調べたのでわかった。
まず「悪魔のいけにえ1~4」までが存在する。だがそれとは別に2~4を無かったことにした1の続編、「飛び出す悪魔のいけにえレザーフェイス一家の逆襲」がある。
が、これ以外に他の会社が作ったリメイクである「テキサスチェーンソー」が存在し、さらにその前日譚である「テキサスチェーンソー:ビギニング」が作られている。
なお俺は2~4、リメイクの2作は見ていない。今回は、最新作である「レザーフェイス悪魔のいけにえ」をレビューするため、まずは1作目から感想を書いていく。
見かけのインパクトからレザーフェイスに目が行きがちだが、実際彼自身は兄達に命令されて動く描写が多く、イマイチ本人の殺る気が感じられない。もっとやる気出せよ。
俺としてはレザーフェイスよりもソーヤー邸の内装、兄弟のテンションの上がり具合の方が狂気を感じた。特にほぼ意識のないじい様にハンマーを持たせてヒロインの頭を殴らせようとしてうまく行かないところもヤバい。最後、ヒロインがトラックに乗って逃げ出すシーンの時、ヒロインがめっちゃ喜んでてそれはそれでちょっと恐い。この時、レザーフェイスが悔しいのかよくわからんがチェーンソーをぶん回しまくっててなんか笑える。
まあけど結局昔の映画なので今見て、すげー恐い><とはならない。古典の名作といったイメージだった。