英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
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ドラえもん のび太の新恐竜(2020)

2020年09月13日 22時33分36秒 | Weblog

正直、恐竜ものの映画ってあまり興味をそそられない。
ジュラシックパークは面白いが、なんか恐竜ものって怪獣パニック映画みたいな感じのイメージがあるのであまり好きじゃない。

そのため「のび太の恐竜」もあまり好きではない。
どちらかと言えば「竜の騎士」のほうが好きだな。
なんかこう白亜紀だかジュラ紀だかよくわからないが、その時代にいくことにロマンを感じない。
あとやたら江戸時代に行く作品も多いが、それも好きじゃない。
江戸時代に行ったところで何が面白いのか、と思ってしまう。

そんなわけでこの「のび太の新恐竜」についてもあまり興味はなかったのだが、2018年の「のび太の宝島」と同じ監督?と脚本家?の方が今回製作されてるらしいので見ようとは思っていた。

が、やっぱり恐竜かー、と思ってイマイチ乗り気にならなかった。
しかし最近、youtubeで藤子・F・不二雄先生のSF短編集のアニメを見ていて、段々見る気になってきたため、見てきた。

結果としては、「のび太の宝島」ほどのインパクトを感じることが出来なかった。
アニメーションはめちゃめちゃ綺麗で、めっちゃ手間かかってるだろうな、と感じることは出来たのだが、話が若干イマイチ。
「カチコチ南極大冒険」と近い感じがした。
伏線貼ってるのはわかるんだけど、なんかいまいち盛り上がらないという感じ。

意図的であると思うのだが、「のび太の恐竜」の焼き直しなのはやはり微妙だった。
また新恐竜のミューとキューにもあまり感情移入出来なかった。
かわいいとは思うのだが、うーん。

秘密道具もあんまり出てこなかった印象。
宇宙百科事典が出たのは驚いたが、他はあまり印象が薄かった。

キャンピングカプセルを使うのかと思ったが、キャンピングバルーンという新しい秘密道具を使っていた。個人的にはキャンピングカプセルが好きだが、こういう新しい秘密道具も面白くて良かった。

飼育ジオラマセット、tomoチョコ、たまご探検隊という秘密道具も出てきたが、これはこの映画オリジナルの秘密道具なのだろうか。少なくとも昔はなかった。
さすがに近年のTV版ドラえもんは視聴してないのでわからない。

ミニチュア製造カメラで撮影するときにミニチュアにしたい対象だけをロックして撮影しているのは知らなかったので驚いた。というか、まぁ今回の映画で初めて明かされた事実だとは思うが。

ピー助はどっかで出てくるだろうな、とは思っていたが案の定出てきてよかった。またその存在感も、あくまで本当にちょい役にしていたのはよかったと思う。

のび太が飛ぶことが出来ないキューを頑張って飛ばそう!と練習させるところは、ちょっとめんどくさいな、とは思ったがのび太としてもキューをなんとかして飛ばしてあげたい!という気持ちが先行してしまったんだと思う。
しかし見ていてちょっと現代的ではないかもな、とはちょっと思った。
とはいえ、のび太も子供だしああいうアプローチしかできなかったのかもしれない。

また今回は悪者が出てこない。
悪者だと思っていたのは実はタイムパトロールだった。
チェックカードが出てきたのはびっくりした。あれはTPぼんを読んでないとなんじゃこれとなっていただろう。

新日本誕生にもリームが出ていたらしいが、近年のドラえもんスタッフはTPぼんが好きなんだろうか。それならチンプイも出してほしい。

またドラえもんがあせって間違って道具を出すときにいなごの缶詰が出てきてしまうのだが、なぜいなごの缶詰なんだろうか?ドラえもんの何ネタなのかわからなかった。

最後の予告では2021年の劇場版は宇宙を舞台にした作品であることを示していたが、何をやるのだろうか。あの巨大な宇宙船を見るに自分としては「のび太の小宇宙戦争」のリメイクだろうと思ったが。

コメント
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