1979年12月号をもって廃刊となった「Uコン技術」。模型飛行機の世界も技術の進歩が進み、楽しみ方や環境が大きく変化する中、80年代まで専門誌として生き残れなかったようです。廃刊を知った時はとにかくビックリでした。勝手にいつまでも続くものだと思っていた「Uコン技術」の出版がよもや終わるとは、、、、しばし呆然でした。とにかく毎月出版される「Uコン技術」を読み漁っていた学生時代でした。その「Uコン技術」に掲載されていたマンガに出てくる「じじばばフライングクラブ」?のおばーちゃんが開発した 死んでたまるか号 の進化系?に確か背面でも離着陸?が出来るようなUコン機があったような記憶があります。その当時は 背面でも離着陸が出来る初の Uコン機 だと思っていましたが、何にでも先人がいて この 「トンビ号」の方が先に背面でも離着陸が出来るUコン機として世に出ていたようです。図面やキットの感じからすると60年以上は昔のキットの様です。背面でも離着陸が出来る様に不思議な形の脚(ピアノ線で作ってある足)が入っていました。
作りやすいはずの プローフィールセミスケール機 、、、、、それでも、これだけはセミに出来ない!レシプロタイプのコルセアといえばやっぱりこの主翼です。ここだけは省略できなかったのでしょうか?手持ちのUコンキットにレシプロタイプのコルセアはこのほかに2機ありますが、どちらもスケール機なので逆ガルウイングです。そのうちの1機は何と折り畳みウイングになっています。ドイツのスツーカも逆ガルウイングですが、折り畳みではなかったようです。このキットは燃料タンクがかなり上についているので背面飛行は無理なようです。
私はプロフィール機に何となく哀愁を感じます。本当は角胴が良いのだけれど、コストと技術の問題で作れない子供たちにせめてもの夢を?そんな感じがして、そこがまた良いのです、好きなのです。
やっとやっとでここまで来ました!いよいよ主翼と胴体が合体です!90分エポキシ接着剤で接着するので夜にはガッチリと接着されていると思います。自画自賛ですが、特徴的な翼端も良い感じです。謎多きベルクランク部分もなんとかなりました。