スタントレイナー号のパイロットよりイケメンなパイロットの方々です。小さい方は、「アルテア号」、大きい方は「赤わし35」のパイロットで今回は二人に仲良くご搭乗していただく予定です。紙では弱いので、バルサに貼り付けます。顔の部分が結構細かく、切り取りがちょっと難しいです。接着剤が乾いたら、細かいところを成形します。
角胴機にキャノピーを付けるとやっぱりパイロットに操縦させたくなります。1970年代頃からラジコン用のパイロット人形が販売されるようになり、Uコン機にも載せられる事も多くなりました。しかし、パイロット人形が発売される以前は手作りするしかなく、製作するにも中々ハードルが高くパイロット人形が乗っている模型飛行機は殆ど見かけませんでした。しかし!何とか低予算でパイロットを乗せたい!そんな要望に応えていたのが 「二次元紙製パイロット」の方々でした。パイロットの姿が印刷された2枚の紙を張り合わせるだけのお手軽パイロットですが、これが、有ると無いとでは全然雰囲気が違います。今回はスタントレイナー号なので、キットに付属しているパイロットを張り合わせて使うのが本来なのですが、、、、、これが中々な物なので、別のキットのパイロットに御搭乗頂きました。スタントレイナー号のパイロットはこの紙を切り抜いて貼り合わせるのですが、どう見ても右の方と左の方が全くの別人で、しかも大きさも全く違います。更に残念な事に右側の方が全くイケメンでない!というわけで、大変申し訳ございませんが搭乗をお断りしました。最初に見た時は、左右があまりに違うので、一瞬、マジンガーZに出てくる「あしゅら男爵」が脳裏に浮かびました。
1979年12月号をもって廃刊となった「Uコン技術」。模型飛行機の世界も技術の進歩が進み、楽しみ方や環境が大きく変化する中、80年代まで専門誌として生き残れなかったようです。廃刊を知った時はとにかくビックリでした。勝手にいつまでも続くものだと思っていた「Uコン技術」の出版がよもや終わるとは、、、、しばし呆然でした。とにかく毎月出版される「Uコン技術」を読み漁っていた学生時代でした。その「Uコン技術」に掲載されていたマンガに出てくる「じじばばフライングクラブ」?のおばーちゃんが開発した 死んでたまるか号 の進化系?に確か背面でも離着陸?が出来るようなUコン機があったような記憶があります。その当時は 背面でも離着陸が出来る初の Uコン機 だと思っていましたが、何にでも先人がいて この 「トンビ号」の方が先に背面でも離着陸が出来るUコン機として世に出ていたようです。図面やキットの感じからすると60年以上は昔のキットの様です。背面でも離着陸が出来る様に不思議な形の脚(ピアノ線で作ってある足)が入っていました。
作りやすいはずの プローフィールセミスケール機 、、、、、それでも、これだけはセミに出来ない!レシプロタイプのコルセアといえばやっぱりこの主翼です。ここだけは省略できなかったのでしょうか?手持ちのUコンキットにレシプロタイプのコルセアはこのほかに2機ありますが、どちらもスケール機なので逆ガルウイングです。そのうちの1機は何と折り畳みウイングになっています。ドイツのスツーカも逆ガルウイングですが、折り畳みではなかったようです。このキットは燃料タンクがかなり上についているので背面飛行は無理なようです。
私はプロフィール機に何となく哀愁を感じます。本当は角胴が良いのだけれど、コストと技術の問題で作れない子供たちにせめてもの夢を?そんな感じがして、そこがまた良いのです、好きなのです。