今回、改良、改造するプラスチックプロペラはせっかくなのでダブルパイプシャフト仕様にします。簡単に言うと、プロペラシャフト+プロペラシャフトスリーブ+プロペラシャフトスリーブの使用です。これで空転時にゴムのテンションが掛からず、抵抗が激減!クルクルと気持ちよく空転しますよ!15cmのプロペラは0.8ミリシャフト、18cmは 1.0ミリシャフト、仕様です。この後は半田付けですね~~~
毎度おなじみですが、プラスチックプロペラの弱点は色々とあるのですが一番の弱点はプロペラシャフトを掛ける 爪 が弱い事です。木製プロペラに金属製の空転金具を使用した場合には、まず起こらない損傷?消耗?破損!が発生します。扱いに慣れていない方だと運悪く?直ぐに(1~2回の飛行で)この 爪 の部分が欠けてしまい、他はどこも問題ないのにプロペラが使えなくなってしまいます。というわけで、今回もこの爪の部分の補強からスタートです。アルミ管を加工して、爪の補強部品を作り、接着した後にルーターで削って加工します。前にお話しした「市販の木製プロペラの殆どは買ってきたそのままの状態では使えず、調整、改良、が必要」がプラスチックプロペラにも当てはまります。プラスチックプロペラの場合は補強までしなくともよいのですが、最低でも左右の重量バランスを取る事と爪の部分の引っ掛かりが良く離れも良くなる加工が必要です。
お店に置いてある ライトプレーン を見た方が、この飛行機は 紙飛行機ですね、、 と話される事が度々あります。確かに翼には紙が貼ってあり、他のパーツに比べて面積も大きいので何となく理解できます。というわけで、、、今回は紙飛行機?のプラスチック製プロペラの改造です。木製に比べれば仕上げ塗装などの工程が無い分、作業が楽だったりしますが、逆に木製よりプラスチック製の方が素材が硬いので加工が大変なところもあります。私が作る飛行機は性能向上のため脚が無いので、着地の際は必ずと言っていいほどプロペラが地面と接触します。飛行調整中でバースト時(ゴムをいっぱいに巻き、手放した瞬間の思いっきりプロペラが回っている時)に墜落すると、せっかくのプロペラが折れてしまう事もあります。それでも、手間をかけて作った飛行機は飛びで答えてくれますので、出来ることはやっておきたいものです。
昨夜降った雪で今朝は気仙沼も銀世界!とにかく寒くて仕方がないのですが、一足お先に メリークリスマス!!
今日は仕事で疲れたので、息抜きにチョットだけ木製プロペラの加工をしました。今回は効率の悪いプロペラの内側部分を少し細く加工して、気持ちだけ性能アップを図ってみました。空転金具は閂(カンヌキ)方式にするので、空転金具のカンヌキをプロペラに固定するネジ穴を開け、瞬間接着剤を流しておきます。接着剤が乾いた後で、ネジをねじ込み、プロペラにネジを切っておくとネジが緩みにくくなり、また、金具の交換も再利用も簡単になります。取り合えず、ナイフで大まかに削り取り、その後 から研ぎペーパー でヤスリがけをしながら形を整えてゆきます。