今日はお気に入りのラーメンを食べに行く時間がありませんので、先日食べたラーメンの写真を見て我慢します。
トーレンスリファレンスも工業製品なので、そんなに個体差や作りの違いがないはずなのですが、、、、、。実際は職人の手作り的な面もあるようで、ちょっとずつ違いがあるようです。震災前の当店のHPに移っている2台のリファレンスのレコードクランプを交換してみると、、、あれま~~?片方には入りませんでした!何故~~~と、クランプを分解すると、構造が違っていました。金属製のクランプが入っているものと、金属片をゴムで固定している物とがあり、色々と違いを発見?しました。写真は金属製のクランプが入っている方です。
こちらは、ねじの先に空洞がありそこに制振材の鉄片が入っているタイプです。こちらにはSMEー3010Rの金色アームを付けました。これでカートリッジを色々と交換して楽しめます!!ついでにアームもお掃除します。
リファレンスのアームベースには結構深い溝があり、ここに1ミリX2ミリくらいの、尖がった鉄片が詰められていて、これで、制振効果を得ています。これを初めて見た時は昔乗っていたベンツのトランクに入っている予備タイヤの周りの空間にキッチリと防振?防音?用の吸音?吸振?材が詰められていたことを思い出しました。当時はドイツはしっかりしてるな~なんて思ったものです。さて、今回、このリファレンスのアームベースの溝には1ミリくらいのベアリング用の鉄球を詰めました。実は、リファレンスのアームベースはこの他に溝ではなく、ホーローねじで蓋がされ、その中に鉄片が詰められているタイプもあり、さらには、超重量級(オリジナルの3倍位のヘビー級)の無垢の金属(多分真鍮?)削り出しのオーディオクラフトアーム専用のベースも販売(こちらは、オーディオクラフトのオリジナルのメイドインジャパン)されていました。後は、もう少しアームを掃除してこのセットは完成?です。
一昨年の9月頃?から始めたリファレンスのオーバーホール。やっと手が空いてきたので再開です!アームの清掃と取り付けですが、アームボード下の空間があまり無いのでSME3012、3010、3009等のアームベースが大きなアームの場合、取り付け穴の位置はリファレンス側のアームベースの真上に来てしまいます。しかし、12,10,09は木ねじで取り付けるので、木ねじのねじ込み長は板厚の内に収まり問題ありません。しかーし?シリーズVは3ミリほどのキャップねじでアームボードを貫通させて固定するために、SME用の取り付け穴が加工されているアームボードの場合はリファレンスのアームベースに干渉してしまい、取り付けが出来ません。ブランクボードでしたらシリーズVのベースをスライドさせて干渉から逃げることが出来そうですが、今回は穴あきアームボードなので何とかしなければなりません。今回は干渉しない場所は貫通、ねじ、ナットで取り付け、干渉する場所の取付穴は2.3ミリくらいの下穴をあけて、ねじを使ってねじ込みながらねじを切って(タップをたてます)いきます。その後、瞬間で内部を固め、翌日に再びねじを切ると、アームボードがナットの役目をして取り付けが可能となります。ただし、ねじが長すぎるとこれまた干渉~~~となりますので、長すぎず、短すぎず、のねじを使用します。