ルート・ブリュック 蝶の軌跡を観に行きました。
久しぶりの美術館です。やはり美術館は良いですね。
外国みたいに広くてゆっくり観られたら、なお良いのですけど。行列に並んで観なくてはならないようなのは窮屈で、自分のペースで観られず、作品にも集中できないですね。今回は、そこまで窮屈ではありませんでしたが、まあまあの人手でした。
作品はといえば、初期の可愛いらしい陶板から晩年の小さなタイルレリーフまでの変化を楽しみました。可愛いらしいものは、シャガールの絵を想起させられました。変化は、だんだんと形がシンプルになっていく、マティスを思い出しました。晩年のレリーフは、子供の遊ぶレゴブロックのようにも見えました。
母子を描いたものは、子供を包容しているようでもあり重荷でもあるような、そんな風にも見えました。自分の心がそのように見せるのでしょうか。
写真は、撮影可能エリアで撮ったもの。