子供ができてからは図書館に行っても自分の本を選ぶことができず
本来は小説などを読むのが好きですが、読む気力もなくなっていました。
この頃やっと、子供と図書館に行き、たまには自分で借りたい本も借りるようになりました。
最も、ゆっくり小説を吟味する余裕はないため
オススメや新刊として出されている本をパッと手にとって借りるという借り方です。
先日借りたのはタイトルに惹かれた、「主婦業9割削減宣言」という本。
作者の方の家事削減に務めて本まで書けるバイタリティにまず脱帽。
使えそうなやり方もあると思いつつ、自分の中には主婦って何?という根本的な疑問が常にあって、削減を考えるのはやっぱり妻で、ということは家事はやはり妻の仕事なの?
というモヤモヤから抜け出せないのでした。
私は時々掃除の外注をしているけれど、日程を考えて調整し、良い方がみつかるまで探す、
という作業はそれなりに面倒で、私が考えない限り誰もやってくれないのです。
「家族に言ってやらせるのは愚」
という話も書かれており、確かに夫に言ってもやってもらえずイライラが募るので
結局夫を諦め(外注するにしろ)自分でやるしかない。
「やる気になるようにする」というような話も、結局は妻の仕事という前提だからで
妻が誉めたり、皆がやりやすく配置したり考えたりする、それが性格的にも今の気力としても自分にはできない。
家事を主にする人を主婦・主夫というなら共働き夫婦って主婦と主夫の夫婦じゃないの?
いや、どちらかがメインになるとすると
妻がメインに今なってしまっている現状を目の前に
今目の前のあふれる家事をどうするか考える本なのだとわかっているし
作者さんの場合は夫も一緒に考えてくれているもだと思いますが。
私の場合、ダニアレルギーで喘息で
掃除・洗濯しないとダメだと思うのに
掃除は週1~2回リビングで隙間ができた一画のみロボット掃除機が走り、
後のエリアは週1回掃除機かけられたらマシ。
布団干すことは夫が朝遅くまで寝ているから頼むのに、頼んでも数ヶ月に1度、頼んだ時だけ。
カーテン、1年に1回洗うことも家中のカーテンはできず途中で断念。
シーツや枕カバーなど週に1回どれか1枚くらいは洗うかというレベル。
冷蔵庫の中も汚いが、掃除外注してもそこまで行き着かず。
夫が食洗機で皿を洗ってくれることに感謝しなければいけないのかもしれないが
シンクもコンロも洗うことはない。
いやそもそも片付いていないから掃除もしづらくて、片付けや掃除をしなきゃしなきゃ、と少しずつ頑張っていても頭はいつもパンクしそうです。
でも夫は気にならないし喘息発作も起こらないからやっては貰えないのです。
ああ書いてて、削減私も頑張ろう、とならない自分…
私は自分を「主婦」と思ったことは一度もないんだよな…主婦ってなんなんでしょう?