ひさしぶりの読書、ひさしぶりの東野作品でした。
難病に冒された我が子が最期のときを迎えようとしているとき、
父親は、妻に若い頃の思い出を語り始めます。
ろくでもない人間だった自分のこと、トキオと名乗る少年との出会い、
突然失踪した恋人の行方と、自らの生い立ちの謎を求めての冒険など…
そして、そのトキオという少年こそ、未来からやって来た息子、時生であるということ…
ストーリーはそんな感じで、けっこう分厚い本でしたが、飽きずに最後まで楽しめました。
さすがは東野圭吾、というところでしょうか。基本的にハズレがないので、安心です。
ちなみに、作中に登場する「グレゴリウス症候群」という病気ですが、
実在しない架空の病気のようですね。
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