お盆のせいか、ふだんよりやや人出の少ない渋谷の映画館で「バーダー・マインホフ 理想の果てに」を鑑賞。
1960年代後半に西ドイツで組織されたバーダー・マインホフという過激派グループ(後のドイツ赤軍)の闘争の歴史を描き、2009年のアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
かなり長い映画だったが、一気に観た。
公式HPはこちら。
純粋な理想を掲げて出発したはずの左翼活動家たちの一部が先鋭化し、要人暗殺やハイジャックや施設の爆破などさまざまなゲバルトに手を染め、社会を散々かき乱した挙句、人々の支持を失い、孤立し、やがて瓦解してゆく。
若松孝二の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」で描かれた連合赤軍の最期とまことによく似ている。
理想を貫徹するためなら、いかなる暴力的手段も肯定されるという思想。
その思想にこそ正義があると信じる若者たち。
今年6月。重信房子があるメディアのインタビューで自責の念をこめてこう語ったという。「世界を変えるといい気になっていた」と。
あの時代とは一体何だったんだろう?
1960年代後半に西ドイツで組織されたバーダー・マインホフという過激派グループ(後のドイツ赤軍)の闘争の歴史を描き、2009年のアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
かなり長い映画だったが、一気に観た。
公式HPはこちら。
純粋な理想を掲げて出発したはずの左翼活動家たちの一部が先鋭化し、要人暗殺やハイジャックや施設の爆破などさまざまなゲバルトに手を染め、社会を散々かき乱した挙句、人々の支持を失い、孤立し、やがて瓦解してゆく。
若松孝二の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」で描かれた連合赤軍の最期とまことによく似ている。
理想を貫徹するためなら、いかなる暴力的手段も肯定されるという思想。
その思想にこそ正義があると信じる若者たち。
今年6月。重信房子があるメディアのインタビューで自責の念をこめてこう語ったという。「世界を変えるといい気になっていた」と。
あの時代とは一体何だったんだろう?
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