日曜は久しぶりに映画館をはしごした。
朝から、早稲田の名画座でエリック・ロメール2本立てをみたあと、池袋西口に移動し、ジムジャームッシュの新作を見、その後駆け足で東口に移動し松本人志の新作を鑑賞。
ジムジャームッシュの新作「リミッツ・オブ・コントロール」。
非常によかった。今年見た映画のなかでは間違いなくベスト3に入る出来。
一方、松本人志の「しんぼる」。前作の「大日本人」の出来があまりにもひどかったので、今回は半分怖いもの見たさもあった。また、事前にネットでチェックしたレビューの評価も軒並み最低だったので、果たしてどこまでつまらないのか、逆に期待してしまった。
しかしてその結果は・・・
前半は意外に笑えた。
映画としてはなかなか評価しづらいものがあるものの、独演会か何かだと割り切れば前半はあれはあれで結構面白いと思う。
しかし、後半部分に入ってくると、前作「大日本人」の“ウルトラファミリー”同様、急激に見るに耐えないものになってゆく。
映画のはじめから最後まで散々引っ張りまくったプロレスラーの親子の話のオチがとにかく酷い。
開いた口がふさがらなかった。あんなオチのために何故あそこまで引っ張る必要があったのだろうか。あの世界観を評価できる人がこの世にいるのだろうか。
映画の途中、ぱらぱらと席を立つ人たちが目だったところを見ると、やはりあのノリに耐えられない人はかなり多かったのだろう。
とはいえ、個人的には意外に笑えたので、まあ前作よりはましかなと思った次第である。
以上、本日の更新おわり。
追記:個人的に、今年このあと絶対に見逃すまいと心に誓っている映画を2本挙げておきます。
アレクサンドル・ソクーロフ監督「ボヴァリー夫人」
タル・ベーラ監督「倫敦から来た男」
朝から、早稲田の名画座でエリック・ロメール2本立てをみたあと、池袋西口に移動し、ジムジャームッシュの新作を見、その後駆け足で東口に移動し松本人志の新作を鑑賞。
ジムジャームッシュの新作「リミッツ・オブ・コントロール」。
非常によかった。今年見た映画のなかでは間違いなくベスト3に入る出来。
一方、松本人志の「しんぼる」。前作の「大日本人」の出来があまりにもひどかったので、今回は半分怖いもの見たさもあった。また、事前にネットでチェックしたレビューの評価も軒並み最低だったので、果たしてどこまでつまらないのか、逆に期待してしまった。
しかしてその結果は・・・
前半は意外に笑えた。
映画としてはなかなか評価しづらいものがあるものの、独演会か何かだと割り切れば前半はあれはあれで結構面白いと思う。
しかし、後半部分に入ってくると、前作「大日本人」の“ウルトラファミリー”同様、急激に見るに耐えないものになってゆく。
映画のはじめから最後まで散々引っ張りまくったプロレスラーの親子の話のオチがとにかく酷い。
開いた口がふさがらなかった。あんなオチのために何故あそこまで引っ張る必要があったのだろうか。あの世界観を評価できる人がこの世にいるのだろうか。
映画の途中、ぱらぱらと席を立つ人たちが目だったところを見ると、やはりあのノリに耐えられない人はかなり多かったのだろう。
とはいえ、個人的には意外に笑えたので、まあ前作よりはましかなと思った次第である。
以上、本日の更新おわり。
追記:個人的に、今年このあと絶対に見逃すまいと心に誓っている映画を2本挙げておきます。
アレクサンドル・ソクーロフ監督「ボヴァリー夫人」
タル・ベーラ監督「倫敦から来た男」
僕が全く読みとれない何かを、kazu-nさんが読み取られたのかと思いました。
(多分何かは読み取られているとは思いますが)
確かに映像は奇麗でした。
技術的なことは分かりませんが、小学生の頃みた黒澤映画の迫力を感じた様な印象です。
まあ、後は飲みながらで
追)~さまははずかしいので呼び捨てでお願いします
すみません。僕の映画の評価はかなり独善的なものですので、あまりあてにしないでください。
たぶんこの映画には大した深い思想はないと思います。ストーリーもきわめてシンプルです。
もちろん、思いっきり深読みして、“The limits of control”というタイトルと、映画の最後にクレジットされる“No limits, No control”という反語にはきっと何か深い意味があるのでしょう。
しかし、これらの言葉の意味するところは、実際に映画を見る際にはほとんど問題になりません。
では、何をもって僕がこの映画を「よい」と感じたかということですが、結局「映画的体験の深さ」に尽きると思います。
「深い映画的体験」とは、一言で表すならすならばショットがすごいということです。
あるショットを目の前にして身動きが出来なくなるという経験。たとえば、リミッツ・オブ・コントロールで言うならば、パス・デ・ラ・ウエルタが全裸でベッドに横たわっているショット。全身に総毛立つような衝撃が走ります(僕だけかもしれませんが)。
ジャームッシュが百凡の監督と違うところは、ああいうショットが撮れるというところだと思います。
これはいわゆる“きれいなショット”とか“美しいショット”というものとは全く違うものです。
というわけで、語り始めるととまらなくなりますので、続きは飲みながらやりましょう。
難しいです
映像がとてもきれいなのなのは素人の僕にも分かりましたが・・・
ランチ後でしたので、幾分映画の記憶がとぎれとぎれに・・・
監督がどんな方かも知らずに観たのですが、アメリカの価値観だけで世界は構成されているのではない と言いたいのでしょうか?
今度、解説お願いします。
うーん、観てないですねー
さっそく行ってみます。
食べたら感想書きます。
ぼく一押しのラーメン屋ですが、50号線を今度は逆方向に行きます。そうすると294号線があります。(常磐高道に向かう道です)
それを右折してまさしく常磐道に向かってください。大体15分くらい行くと下妻市に入ります。
暫くすると左手にジャスコが見えて、294号線が高架になります。
(映画 下妻物語のなかで深きょんが自分の洋服を指差し、”これもジャスコ、これもジャスコと言っていた、あの有名なジャスコです)
この高架には乗らず、側道に入り交差点の信号をそれこそジャスコに向かうように左折して下さい。
するとすぐ左側に”ドラゴン"という店があります。
最高です
僕は、ひたすら”和風醤油”を食べてました。
多分夜2時くらいまでやってます
田舎暮らしが終わっても1,2回食べに行ってしまいました(笑)
是非ご堪能を
以前、Maigretさんからこの映画のことを教えてもらいましたよね。いやー、果たしてどんな映画なのでしょうか、とても楽しみです。
以前、何かで読んだのですが、タルベーラはずっとこのシムノンの作品を映画化したいと思っていたようです。
タルベーラとシムノンの組み合わせに驚いた人はかなり多かったようです。
広島でも公開されるといいですね。
誰だかわかりました。
歯の具合はどうですか?
イタメシ屋さんですね。今度チャンスがあったら行ってみます。
ちなみにおいしいラーメン屋さんてどこですか?
更新も好調ですね(笑)
ソクーロフとタル・ベーラは、やっぱり絶対観たいですよね。
ちなみに、タルの「倫敦から来た男」は、原作がジョルジュ・シムノンですね。
たぶん戦前に翻訳されてから、長らく絶版だったはずです。今年、映画のおかげで数十年ぶりに復刊されるとか。
戦前の本は、メグレシリーズの中でもっとも入手困難・超難関「自由酒場」併録です(苦笑)。私も持っていません。乱歩先生の蔵書を拝ませてもらったぐらいです。
以上、どうでもいい話でした(笑)
男性ながら、月イチでブルーな数日間を過ごしております。ここ1年ちょいですが(笑)。
先生のお勧めの”太陽政策”見ましたよ。確かに説得感ありますね。思わず彼の本を買ってしまいました。(まだ未読)
彼のプレゼン通りであるなら、霞が関の方々は徹底抗戦でしょうね。
そういえば、知らない間にパリに行ってましたね。土産話を肴に、また飲みましょう。
田舎のお店をひとつ紹介します。
職場前の50号を結城の方に向かって暫く行くと結城に入ったところで左側にマックがあります。そこを進行方向左折し、車で1,2分行くと左側にラ・カント(多分)というイタリアンがあります。まあまあおいしいです。お暇でしたらどうぞ。
店の名前が間違っていたらすみません。