前回、2020年に読んだ本を紹介(という程でもないですが…)して、
「今度は、息子のために読んだ児童書を書きます」
と予告しつつ、気が付けば1月15日になってしまいました!
でも、私未だに今年の手帳買ってない(今使っているのは『3月のライオン』の2020年版手帳なので、3月までは日付がある!)ので、
2週間までは許容範囲…かな?
ということで早速…。
<2020年に読んだ児童書>
(すべて図書館で借りたものです。)
『エルマーのぼうけん』
『エルマーとりゅう』
『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・S・ガネット)(福音館書店)
私が『エルマーのぼうけん』を読んだ理由は、以前(去年の7月12日)『みかんの数は、いくつかな?』という記事を書いたのですが、
自粛期間中に、息子が夜寝るときに本を読んであげていて、
『光村ライブラリー』という光村図書の国語の教科書に載っていたお話をまとめた本を読んでいたら、
『エルマーのぼうけん』も含まれていたのです。
でも、教科書サイズなので「急に始まり、急に終わる」(笑)な感じの短さで、続きが気になったから…なのですが、
この歳まで読んだことがなかったのが恥ずかしいくらい、本当にワクワクしながら読みました!
『注文の多い料理店』(宮沢賢治)(『宮沢賢治童話全集 新装版4』収録・岩波書店)
自粛期間中、家にある本だけでは飽きてしまうので、携帯から青空文庫などを読んであげていたのですが、
その中で読んであげて、また改めて本で読んであげたいと思い借りました。
『最後の一葉』(オー・ヘンリー)(青い鳥文庫『賢者の贈り物』収録・講談社)
『最後の一葉』って、なんとなく話は知ってても、読んだことないなぁ~と思い、借りました。
でも、ちょっと難しかったのか、短編集のなかで、読んであげたのは『最後の一葉』だけ…。
子どもの頃、『魔女のパン』という話を漫画で読んで、覚えていたので、
もしかすると『最後の一葉』も漫画で読んだことあったのかも?
(昔、2015年6月12日のブログで『思い出せない物語。』という記事を書いたのですが、
その話こそが『魔女のパン』です。)
自分自身が漫画の方が覚えていたから、息子も自分で読むより漫画とかの方が記憶に残る…かな?
『ねむりウサギ』(星新一)(星新一ショートショートセレクション・理論社)
「寝る前に読む本だから、短い方がいいかな?」
と思い、星新一さんを借りてみました。
でも、このお話は、息子の年齢よりすこし上級生向きだったようです。
『放課後の時間割』(岡田淳)(偕成社)
この本が昔、家にあって(姉カルタの持ち物)読んだことがあったのですが、
司書をやっていたときに図書室にあって、
「懐かしいなぁ~」
と横目で見ていたので、今回息子に読んであげました。
「放課後の時間割」って面白いタイトルですよね。
あらすじを書くと、主人公は図工の先生で、ひょんなことから人間の言葉をはなす「学校ねずみ」と知り合い、
毎週月曜日の放課後、学校ねずみが今まで聞いてきた他の学校ねずみたちの話を聞くことになり…。
という物語なのですが、司書をしていた図書室の本棚の上に、季節の本を、表紙を見せて並べる置き方をしていたのですが、
(たとえば夏休み前なら『夏』とか『夏休み』『8月』など関係ありそうな本を並べる)
お正月に干支として『ねずみ』の本(『ぐりとぐら』『14ひきの~』シリーズとか)も並べていて、
「あぁ、これも並べれば良かったなぁ~」
と今更思いました。
この本のあとがきを読んで、初めて作者の岡田さん自身が図工の先生をされていて、挿絵も全部ご自身で書かれていると知りました。
昔の学校と今の学校って、ちょっと感じが違うので、そこの点は判り辛い部分もあるかもしれませんが、
30年ぶりくらいに読んでも、面白かったおすすめの本です。
『きまぐれロボット』(星新一・作/和田誠・絵)(理論社)
2つ前に書いた『ねむりウサギ』が、ちょっと難しかったので、もう少しわかりやすい本を借りました。
今、検索かけても収録作品名が出てこないのですが(ショートショート31篇収録)、
私が「星新一さんといえばコレ!」と思っている(確か教科書に載っていた)『おみやげ』が入っていたのは、こちらかな?
今読んでも古さを全く感じないお話でした。
『いたずら人形チョロップ』
『いたずら人形チョロップと名犬シロ』(たかどのほうこ作・絵)(ポプラ社)
たかどのほうこさんは、読み聞かせの本を選ぶ時にいつも目につく(面白いので迷ったときは1冊に加えることもある)作家さんで、
図書館の文庫コーナーで、たまたま『いたずら人形チョロップ』を見つけ、
「絶対面白いんだろぅなぁ~」
と借りてみたら、やっぱり面白くて、
「どうやら続きがあるようだ!」
と返しに行ったとき代わりに『~名犬シロ』を借りました。
『大どろぼうホッツェンプロッツ』
『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわれる』
『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあわられる』(プロイスラー作/中村浩三・訳)(偕成社)
私が「我ながら本をたくさん読んだゾ!」と思った経験は、小学校5年生くらいの夏休みに、
『大どろぼうホッツェンプロッツ』シリーズを読んで、読書感想文を書いたことなのですが、
それゆえ
「内容覚えてないけど、面白かったから、息子にも読んであげたい!」
と思い、借りました。
1冊目が1966年出版、2冊目が1970年出版、3冊目が1975年出版なので、50年くらい前の訳文なのですが、
私が読んだ時も、今も変わらずに在り続けるのは、すごいことですよね。
やっぱり50年も前の文章なので『猟獣通路の転轍手(りょうじゅうつうろのてんてきしゅ)』なんて言葉が出て来て、
「なんのことだろう?」
(自分1人で読む場合は、漢字からなんとなく意味が解るけど、音読する際には説明しなきゃいけないので)
と難しい部分もありますが、内容自体は
「そうそう、こんな話だった!」
と思いつつ読んでいます。
実は今、『~三たびあらわれる』を読んであげているところ(あと数日で読み終わるかな?という感じ)なのです!
1回に1冊ずつペースで借りて来て、年末年始を挟むので『~ふたたび』と『~三たび』を一緒に借りて来たので、
返却日に『~三たび』をまた借り直して、
「もぅすぐ読み終わるから…」
ととりあえず次の本も借りて来たのですが、
息子に読んであげる名目で、久々に図書館通いしたり、
今までタイトルは知ってたけど、読んでなかった本を読んだり、
なかなか充実した読書体験だったと思います。
本当に本を沢山読んでいる読書家の方から見れば、
「全然じゃん!」
という感じかもしれませんが、前回の「自分のために読んだ本」も含め、
意識して1年間タイトルを書きとめていたものを、こうして振り返るのは楽しい時間になりました!
まだ今年に入ってから、1冊目を読み始めたところなのですが、
読み終わったらまたタイトルを書いていこうかなぁと思っています。
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んで戴いて、ありがとぅございました!
「今度は、息子のために読んだ児童書を書きます」
と予告しつつ、気が付けば1月15日になってしまいました!
でも、私未だに今年の手帳買ってない(今使っているのは『3月のライオン』の2020年版手帳なので、3月までは日付がある!)ので、
2週間までは許容範囲…かな?
ということで早速…。
<2020年に読んだ児童書>
(すべて図書館で借りたものです。)
『エルマーのぼうけん』
『エルマーとりゅう』
『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・S・ガネット)(福音館書店)
私が『エルマーのぼうけん』を読んだ理由は、以前(去年の7月12日)『みかんの数は、いくつかな?』という記事を書いたのですが、
自粛期間中に、息子が夜寝るときに本を読んであげていて、
『光村ライブラリー』という光村図書の国語の教科書に載っていたお話をまとめた本を読んでいたら、
『エルマーのぼうけん』も含まれていたのです。
でも、教科書サイズなので「急に始まり、急に終わる」(笑)な感じの短さで、続きが気になったから…なのですが、
この歳まで読んだことがなかったのが恥ずかしいくらい、本当にワクワクしながら読みました!
『注文の多い料理店』(宮沢賢治)(『宮沢賢治童話全集 新装版4』収録・岩波書店)
自粛期間中、家にある本だけでは飽きてしまうので、携帯から青空文庫などを読んであげていたのですが、
その中で読んであげて、また改めて本で読んであげたいと思い借りました。
『最後の一葉』(オー・ヘンリー)(青い鳥文庫『賢者の贈り物』収録・講談社)
『最後の一葉』って、なんとなく話は知ってても、読んだことないなぁ~と思い、借りました。
でも、ちょっと難しかったのか、短編集のなかで、読んであげたのは『最後の一葉』だけ…。
子どもの頃、『魔女のパン』という話を漫画で読んで、覚えていたので、
もしかすると『最後の一葉』も漫画で読んだことあったのかも?
(昔、2015年6月12日のブログで『思い出せない物語。』という記事を書いたのですが、
その話こそが『魔女のパン』です。)
自分自身が漫画の方が覚えていたから、息子も自分で読むより漫画とかの方が記憶に残る…かな?
『ねむりウサギ』(星新一)(星新一ショートショートセレクション・理論社)
「寝る前に読む本だから、短い方がいいかな?」
と思い、星新一さんを借りてみました。
でも、このお話は、息子の年齢よりすこし上級生向きだったようです。
『放課後の時間割』(岡田淳)(偕成社)
この本が昔、家にあって(姉カルタの持ち物)読んだことがあったのですが、
司書をやっていたときに図書室にあって、
「懐かしいなぁ~」
と横目で見ていたので、今回息子に読んであげました。
「放課後の時間割」って面白いタイトルですよね。
あらすじを書くと、主人公は図工の先生で、ひょんなことから人間の言葉をはなす「学校ねずみ」と知り合い、
毎週月曜日の放課後、学校ねずみが今まで聞いてきた他の学校ねずみたちの話を聞くことになり…。
という物語なのですが、司書をしていた図書室の本棚の上に、季節の本を、表紙を見せて並べる置き方をしていたのですが、
(たとえば夏休み前なら『夏』とか『夏休み』『8月』など関係ありそうな本を並べる)
お正月に干支として『ねずみ』の本(『ぐりとぐら』『14ひきの~』シリーズとか)も並べていて、
「あぁ、これも並べれば良かったなぁ~」
と今更思いました。
この本のあとがきを読んで、初めて作者の岡田さん自身が図工の先生をされていて、挿絵も全部ご自身で書かれていると知りました。
昔の学校と今の学校って、ちょっと感じが違うので、そこの点は判り辛い部分もあるかもしれませんが、
30年ぶりくらいに読んでも、面白かったおすすめの本です。
『きまぐれロボット』(星新一・作/和田誠・絵)(理論社)
2つ前に書いた『ねむりウサギ』が、ちょっと難しかったので、もう少しわかりやすい本を借りました。
今、検索かけても収録作品名が出てこないのですが(ショートショート31篇収録)、
私が「星新一さんといえばコレ!」と思っている(確か教科書に載っていた)『おみやげ』が入っていたのは、こちらかな?
今読んでも古さを全く感じないお話でした。
『いたずら人形チョロップ』
『いたずら人形チョロップと名犬シロ』(たかどのほうこ作・絵)(ポプラ社)
たかどのほうこさんは、読み聞かせの本を選ぶ時にいつも目につく(面白いので迷ったときは1冊に加えることもある)作家さんで、
図書館の文庫コーナーで、たまたま『いたずら人形チョロップ』を見つけ、
「絶対面白いんだろぅなぁ~」
と借りてみたら、やっぱり面白くて、
「どうやら続きがあるようだ!」
と返しに行ったとき代わりに『~名犬シロ』を借りました。
『大どろぼうホッツェンプロッツ』
『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわれる』
『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあわられる』(プロイスラー作/中村浩三・訳)(偕成社)
私が「我ながら本をたくさん読んだゾ!」と思った経験は、小学校5年生くらいの夏休みに、
『大どろぼうホッツェンプロッツ』シリーズを読んで、読書感想文を書いたことなのですが、
それゆえ
「内容覚えてないけど、面白かったから、息子にも読んであげたい!」
と思い、借りました。
1冊目が1966年出版、2冊目が1970年出版、3冊目が1975年出版なので、50年くらい前の訳文なのですが、
私が読んだ時も、今も変わらずに在り続けるのは、すごいことですよね。
やっぱり50年も前の文章なので『猟獣通路の転轍手(りょうじゅうつうろのてんてきしゅ)』なんて言葉が出て来て、
「なんのことだろう?」
(自分1人で読む場合は、漢字からなんとなく意味が解るけど、音読する際には説明しなきゃいけないので)
と難しい部分もありますが、内容自体は
「そうそう、こんな話だった!」
と思いつつ読んでいます。
実は今、『~三たびあらわれる』を読んであげているところ(あと数日で読み終わるかな?という感じ)なのです!
1回に1冊ずつペースで借りて来て、年末年始を挟むので『~ふたたび』と『~三たび』を一緒に借りて来たので、
返却日に『~三たび』をまた借り直して、
「もぅすぐ読み終わるから…」
ととりあえず次の本も借りて来たのですが、
息子に読んであげる名目で、久々に図書館通いしたり、
今までタイトルは知ってたけど、読んでなかった本を読んだり、
なかなか充実した読書体験だったと思います。
本当に本を沢山読んでいる読書家の方から見れば、
「全然じゃん!」
という感じかもしれませんが、前回の「自分のために読んだ本」も含め、
意識して1年間タイトルを書きとめていたものを、こうして振り返るのは楽しい時間になりました!
まだ今年に入ってから、1冊目を読み始めたところなのですが、
読み終わったらまたタイトルを書いていこうかなぁと思っています。
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んで戴いて、ありがとぅございました!