4年生の間に磨きたい算数の力についてお話しします。
<4年生で磨きたい算数の力>
② 書き出して探索する力
③ 図や表に整理する力
今回では、③ 図や表に整理する力
ついてお話しします。
図って何を描けばいいの?
算数で図を描く力が大切であるということは、
算数での図といえば、代表的なもので、
例えば商品AとBの値段が変化するときに、
実は、算数の問題条件を整理するための図は、
むしろ、そんなメモ書き程度がいいんです。
4年生の間に磨きたい「作図による整理力」とは、図を使った解法
例えば和差算の問題。
和差算の問題は図を描けば解けるという知識は大切です。
大切なのは、整理していくうちに、
整理する力って?
6年生になり、実際の入試問題に取り組み始めたときに、
塾のテキストに乗っているものよりも、
こと制限時間のあるテストや本番では、
こんなときに、さっと手が動いて、
どんな解法か見えていない段階で、何が描けるかというところが一
整理しようという意図があれば、
見たことのない状況や、
それを意識して練習することで、整理する力は磨かれます。
解き方を覚えて引き出すことはもちろん大切。
しかし目先の成績を上げることに注力するあまり、
作図が大切と聞いて、図を描く練習を繰り返すのは、
5年生から伸びるために、是非経験させておきたいのが、「
この経験がしっかりと植え付けられたあるお子さんは、
①すこし文章が長い整理の必要な問題
②図で視覚化するとわかりやすくなる問題
この二つを繰り返し経験させましょう。
この練習をさらに押し進めると、文章を頭のなかで映像化しながら
ぜひお通いの塾のテキストから、単なる反復練習だけでなく
時には少し背伸びした難易度の問題を、
5年生以降、自然に手が動く受験生に成長してくれるはずです。