石原慎太郎が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
日本人は亡くなった人、「死者を許す文明」なので、あまり彼への批判をしませんが、僕は彼のような戦前の体質のままの人が嫌いです。
次のようなtwitterをあげてみましょう。
石原慎太郎氏は1977年環境庁長官時代、水俣病患者さんの手紙に「IQの低い人が書いたような字だ」「(患者には)偽患者もいる」と発言しマスコミや患者団体から追求され、患者さんに直接謝罪(写真)。当時はマスコミも人権のために闘っていた。 pic.twitter.com/4LjC82gY1S
— 香山リカ (@rkayama) July 26, 2016
先日原監督映画「水俣曼荼羅」をみてきましたが、その中で出てくる政治家の心のなさに腹が立ちましたが、その程度ではないですね。
新銀行東京を創りましたが、失敗して銀行消滅。その時、何も責任を取らないどころか、何も起きていないという態度でしたよ。
尖閣諸島を都で購入する計画があるとして、日中関係を悪化させ、ついでに尻馬に乗った輩が尖閣に上陸。尖閣諸島をめぐる日中間の知恵を台無しにして、右翼的な勢力を強化し、それからネトウヨが出てきた。中国はそのせいで、日本からすれば領海侵犯をせざるを得なかった。それまで領海侵犯はなかったのだから、こっちから喧嘩を売ったわけだ。
パフォーマンスだよ。なんの突破力、発信力。言い放すだけで、解決せず、終わり。水俣への人々への差別、女性差別、中韓への差別意識、被災者差別・・オンパレードだよ。
マイノリティを踏みにじり、敵対者を作り出しヘイトを煽り、それを支持するもの作り出すポピュリスト中のポピュリスト。石原節がなんだか本音を言っていると支持する世間。単なる根拠のない悪口。
ご冥福をお祈りします。