今まで病院で働く友人と話をしていた。その話を。
その病院はコロナ病床は満床である。ほか一般病棟も満床。そのため救急車の受け入れはできないとのこと。救急外来は患者が0とのこと。一応看護師が一人常駐しているらしいが、患者は取らないというか、取れないそう。
友人は救急対応の事務仕事をしているが、患者受け入れがないから、「やることがない」と不満を漏らす。意味のない仕事になっているとの感想。「だって、いてもいなくても大差ないし」と。
電話で救急受診を希望する電話があるが、「コロナで救急対応できない」と伝えると、皆事情をわかっているのか、すぐ納得してくれるそう。
その病院は発熱外来も予約制になったそうで、平日の朝電話で予約を受けているという。なんだか50人ぐらいの枠を設けるそうだが、その枠になったところで打ち切り。打ち切り後も、予約電話がずっとなっているそう。
コロナ患者の時間外の対応があるそうで、保健所にコロナ患者の名前・住所などを電話連絡するそう。と同時にFAXもするそうで、「IT大国だよ?」と皮肉を言う。「コロナ発生届」というらしいが、夏の流行時は3件程度だったらしいが、「今日は24件だよ。電話相手がまだですかね?」って笑っているらしい。
ついでに病院スタッフにコロナが出ているし、その家族がコロナで、休みを取る人が10人程いる。それほど大きな病院ではないので、やっぱり病院負担は大きいみたいだ。
いわゆる医療崩壊っていうやつなんだけれど、コロナ以外の患者制限をするまでもなく、外来患者の数は減っているそうだ。つまり病気になったら、病院で診てもらう健康保険体制が崩れてるということだ。
印象的だったのは、若い人が発熱で電話してくるらしいのだが、なんだか凄い不安な感じを受けるという。若い人は軽症だという話が根強いが、そんな話より、不安が高じている様子らしい。