たまに好きなプロレスについて。
最近のプロレスはエンターテイメントであることに開き直って、社交ダンス(by前田日明)のようで、高度な初切に見えてしまう。ひどいのになるとコントと変わらない。
ちょうどテレ朝2chで「猪木vsストロング小林」を久しぶりにみたので。
次のようなプロレス観が大切であると信じている。
猪木さん「強さだけに拘ると面白味をなくすけど格闘技術にさまざまな感情表現も付加できれば一級のエンターテインメントとして楽しませる事ができる。それが俺たちの目指したプロレスだった。ただ、マクマホンはエンターテインメントである事だけに走ってね。それは単なる喜劇でしょう」(再掲)
— 123da (@igf123da) February 27, 2022
猪木さん「格闘技なんですよプロレスは!いつからプロレスと格闘技が分けられたのかわからないけど強さを追求する点では同じなんです。それは真っ直ぐに延びたレールでプロレスの場合、時々そのレールをはみ出す事がある。人間がルールを逸脱する事があるように。そこに独自の面白さがある」(再掲)
— 123da (@igf123da) February 26, 2022
格闘技者がルールという存在を使い、ルールからのはみ出しの中で感情や感性を表現する。ルールより大切な者がある。今の時代にぜひ表現してほしい。そういうプロレスが見たいのである。アントニオ猪木の全盛期である。
相手の技に合わせて「受けの美学」などと言うけれど、「受けの美学」という言葉に踊らされ、次の技がわかりきって安易に技にやり取りをしているのが今のプロレス。
新日本プロレスよりノアの方がマシだ。