今日2023年3月7日(火)アントニオ猪木お別れ会に行ってきました。
仕事の関係で11時からの第一部追悼式典には行けないのはわかっていたので、14時からの一般参加に向かった。思ったより早く会場の両国国技館に到着。途中追悼の花を買っておいたら、両国で500円で追悼用の花を売っていた。
到着が13時半過ぎ程度であったが、平日の昼間、天候に恵まれたとはいえ、意外と行列は短かった。それほど待つこともなく、14時20分ぐらいには国技館内に入り、行列について行き、ものの15分もしないうちに、リングを設置している会場で献花し、数枚の写真を撮って、すぐ正面玄関のアントニオ猪木の写真や秘蔵の品物を見つつ、混乱もなく帰路に着いた。
なんだか短い時間だった。もっと混乱した会場になるのではないかと想像していたので、なんだか少し寂しいような気さえするほどであった。
ちょうど東京で初めて両国国技館に行ったのが、猪木ブロディ初対決。曖昧決着であったが、年月が経ちプロレスの理解力も増した今では、なかなかの試合だと思う。
さて、インタビューに答えるファンが「僕たちのヒーロー」「迷わずいけよ・・」と猪木への思いを語るのだが、なんだか物足りない言葉になっているように感じる。というのは、語るための言葉がすでに流通している言葉を重ねるだけであるため、猪木という存在の意味に触れられないように感じる。
それにしても僕は猪木に一度も触れたことがないし、握手さえしてもらったことがない。しかしながら、なんだか僕の心を支配しているように思う。主にテレビ等映像雑誌書籍などのメディア体験だけで、人の人生に影響を与えるというのは、メディア社会がゆえとは思うが、それだけでは何も言ったことにならない。
これからも闘魂を携えて行きていくことになるわけだが、猪木という存在を僕なりの言葉で表現したいと思う。今日はお別れとともに、そういう覚悟をも確認した日になった。
ちゃんと出版しますよ。