Memento Morí メランコリアの朝〜ChiA(療養と病状の日記)

突然の”melancholia(メランコリア、うつ基本型)”と”disabilities (不自由)”と共に生きる。

病状発症から現在まで〜病状と経過~テタニー②

2024-11-01 15:50:58 | 病状要因と経過
ここからの続きです。

病状発症から現在まで〜病状と経過~テタニー


わたしが幾度か経験した「四肢硬直をともなう強烈な発作」

今までで2,3度で、

(でも死にかけました)

病院に行くことを躊躇ってずっといかなかったわたしの背中を

押してくれるものと(皮肉にも)なりました。


それはいつでもどこでもおこる..過換気症候群胸痛

その症状が『頻繁過ぎ』て日常生活にも支障をきたしているので

なんとしても対処しなければいけませんでした。

はじめに、わたしはこの時、経済的にも豊かでなかったため

「自立医療支援制度」

というものがあると書かれているクリニックのサイトを見つけました。

そのクリニックでみていただき、はじめの診断は「パニック障害、うつ状態」でした。

ただ、それはまだ初診だったので「うつ状態」、

しばらく通い、のちにこの診断は「うつ病」になる状況となります。

わたしはまず、いじめのある職場を休職することにしました。

ただ、

休職しても、障害手当は日数をためて申請を行い、後日に支給されるものなので、支給までがたいへん経済的に困りました。

会社の休職中には、

強迫観念から「おまえなんか食べるな、飲むな、買うな、おまえなんか生きるな」などがずっとあり、

ごはんも食べられず、寝てもすぐ起きてしまう『過覚醒』の状態も続いていました。

常に孤独安心感もない、常に不安な状態でしんどかったですが、

リーゼ(クロチアゼパム)

というお薬でなんとか胸痛をともなうほどの過換気症候群は少し抑えられていきました。

結局、

これからどうやって生きていこうと考えたとき、前職は「戻りたい」とも思えなかったいじめのある職場のため、

ここできっぱり退職をして「失業保険」をいただくほうが引き続きの治療に専念できると判断しました。

いじめの起こっていた職場は「退職」を行い、ハローワークへ行って「失業保険申請」を行いました。

ここから2か月以内に再就職ができた場合、「再就職手当」というものがあるので、これを目標に頑張りました。

自分の状況に合った、気に入った職場を見学にいきました。

(失業保険受給中も再就職への努力は必要、訓練をうけるとか、面接やセミナーを受けるとかなどです)

はじめに見学にいった非営利団体の職場はとても設備が整っていてきれいで、

人当たりも良く、対応も優しく、ここが良いとすぐ自分の気持ちは決まりました。

就職先も受け入れてくださり、わたしは今もなおここでしっかり働けています。

テタニーを起こすような大きな発作は現在は起こっていません。

あの大きな発作はもう二度と嫌で…おそろしくてたまりません…。

続く


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