スポーツメンタルトレーナーの小噺

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フィギュア世界選手権、日本勢は表彰台逃す

2005年03月20日 | その他スポーツの小噺
 モスクワで行われたフィギュアスケートの世界選手権でメダルが期待された日本勢ですが、本来の力を発揮できず、村主5位、安藤6位、荒川9位と全員表彰台を逃しました。
 僕自身は前回のソルトレイクオリンピックからフィギュアスケートが楽しく、興味深く観るようになりました。そして来年はトリノオリンピックで日本人が表彰台を狙えるということで、今回の世界選手権を楽しみにしていました。結果はSPで村主が、フリーで安藤、荒川がミスをしてしまいました。注目された安藤は、まだ若いこともあってかコーチが付いていないと、という感じで心のコンディションもコーチ次第という感じに見えました。フィギュアスケートは他の個人競技と同じくコーチとマンツーマンの場面が多い競技なので、特に若い選手は心身両面でコーチに頼ることが多い感じがします。それが完全な信頼で結果が出ている場合は良いんですけどね。村主と荒川はだいぶ自立している印象を受けましたけど。村主はフリーは良かったですね。荒川は「心の準備ができていなかった」とインタビューに答えていました。新しいプログラムや技術がまだ発展途上の状況で自信が持てず、気持ちの整理ができていなかったようです。ただ、1年後に一番期待できるのはやっぱり荒川かなという印象です。それからまだ若く伸びしろのある安藤。3つの代表枠をめぐる戦いも目が離せませんね。