84年、ベンダース監督。147分、3回目くらい。
ホンはSシェパード。ライクーダーの音楽が効果的。
全編、けだるさ、不安感がある。
今回、新しい視点が見えた。
一人で黙々と歩行、車の走行シーンが多い。
アメリカは広大な国。
HDスタントン、名脇役、100本に出演。
軍では調理師だった。本作でもお皿洗いシーンあり。
トラビス役。
4年、妻子を放置、行方不明、記憶がない?
パリとはテキサス州に実在する町、2・5万人。
そこでトラビスは生まれたと話す。
トラビス妻も家出、息子ハンターを育てたのは弟夫婦の
ウォルター(Dストックウェル)アン(オーロールクレマン)
オーロールは「エルスール」で女優役。
青い瞳がとてもきれな仏人。
ハンターは引き取られ4年。パパ、ママと呼んでいる。
アンは母になる努力をずっとしたが、
トラビスが急に砂漠から帰ると、ハンターを取られるのではないかと
不安になる。これは当然。
トラビスは元妻ジェーン(Nキンスキー)にラスト、
ハンターを託す。
風俗店、鏡部屋でトラビスが過去を語るシーンはうまい。
4年会ってないが、本当のママ、ジェーンと
すぐ抱き合っていた。
トラビスの超身勝手さが、今回見てわかった。
セリフも少なく、ゆったり感もある。
テキサス、ロスの町のギャップ感。
クレマン、キンスキーもいい
トラビスの記憶障害、病気?
不思議な男だけでいいか・・
「バグダッドカフェ」に似た光景カットがあった。