76年米、再見。ミロシュ・フォアマン監督。
少し記憶にあった。ラストはそうか~
彼が病院を出て行った。
63年の精神病院内幕もの。ベトナム戦争前になる。
多分、日本の精神病院はもっとひどいはず。
ここでも婦長が権力を持ち、とりしきる。
そこへ、Jニコルスン(マクマーフィイ)が刑務所から、詐病で入院。
ひどい状態を見て、我慢できず
規律を変えようとするが・・
薬もみな、わからないまま並び飲むだけ。
規則を守らないと、これをされる。
ECT、電気ショック療法。
38年ころから重い患者に処置。
今も、少し違う方法かもしれないが、
ECT療法は行われている。
映画「ビューティフルマインド」だっけ、数学者で
統合失調症の彼にほどこされていた。
マクマーフィイが脱走しようと、ネイティブを誘うが・・
大混乱になりアルコール飲み放題・・皆は楽しめる。
精神病院は、この時代から60年以上経過。
イタリアでは解放病棟しかないと、読んだが
まだ偏見、差別も多い。
治療のための入院ならいい。
コロナ禍で、ある精神病院の実態がひどかった。
NHKで放映されたような。
日本はとても遅れている。
ミロス監督は、チェコ生まれ。
父母はアウシュビッツ収容所で殺され
親類を転々としたという。
「アマデウス」の監督で、この映画とは全く違う。
本作は原作があり、そのせいか。
アカデミー賞作品、主演男優賞などを受賞作。