パパとダダ 二人のジョン 子育て日記 ゲイの育児 ドキュランド

スイス、21年制作。NHK　ETV。

首相秘書が更迭された日本。同性婚承認不可はG７で日本だけ。

日本は異次元の世界。このドキュメントは、同性婚で二人の息子を

しっかり育児の日記。日々の様子がほほえましい。

ボストンのこのゲイカップル、後に生まれる息子の洗礼後見人になった

女性弁護士の語りから始まる。カトリック信者なので、同性婚を考えたが、

すぐに友人になれた。二人は家族を持ちたいと希望、

カトリックの教えに反するかはわからない。文句をいう権利は誰にもない。

二人とも偶然、ジョンという名。

パパ、57歳、イタリア系、イケメン。仕事は明かさないが実業家みたい。

出会い。道でダダをみて、いいな、と追いかけダダに声をかけた。

ダダ、ベトナム人、ダンサー。３０前後。年が離れている。

その後レストランへ誘われた。ダダは恋人もいない一人。

恋人ではなく家族がほしかった。～ゲイだという合図でもあるの？

交際が始まり２０11年結婚。パパの家族は祝福。

ダダの家族は反対。結婚式は友人に囲まれ楽しく和やか。

ダダをパパの家族は祝福した。ベトナムではカムアウトしても受け入れてくれない。

２０歳以上？離れているので、息子のようなダダ、パパは裕福、家も広い。

二人は子供を持ちたい。米では代理出産エージェントが多数あり、説明に4時間も！

容姿、知能など。映画「ガタカ」のよう。何でも注文可能。

手続きもすべてしてくれるが、できれば自分たちで探したい。

2年以上待つ事になるかもと。まず代理母を探した。母は早く見つかった。

卵子の提供者が大変。リストをみてベトナムとヨーロッパ系ハーフの女性に。

匿名の女性。25個の卵子をもらい体外受精する。それを代理母の子宮にもどし

13年8月長男誕生。二人目、また探し15年7月次男誕生。

一般的な家族のように元気に育っている。

パパは幼児からゲイとわかっていた。姉、二人には１０代で話した。父母には秘密。

27歳でカムアウト。父に言った。父は死んだ方がよいと、いったが翌日

鳴いて謝り認めてくれた。パパはボストン大で、ゲイのクラブへ行き、

多数のゲイがいることを知り、自然にふるまえていて、それが良かった。

仕事も家もあり生活は安定。法的に結婚でき幸せ。社会は寛容になった。

ダダは、5歳の時、男性の裸をみて興味をもった。ベトナムでは受け入れられない。

カナダへ渡りバレエダンサーとなり自由にふるまえた、渡米。

二人の息子にはママがいないことを時期をみて、すべて話すつもり。

3人目も考えていると二人は話す。

初めの女性弁護士は、二人をどうこういう権利はない。血がつながらなくても家族。

一般的とはなに？時代は変化する。

～二人が息子をしっかり育て、かわいがる様子がよくわかった。

パパには孫のような子供たちでもある。幸せそう。この子どもたち

男性二人に育てられたら、同性愛になるか？これは偏見？ふと思うが、

同性愛の率は決まっているはず。それはないか。このカップルはパパが裕福なので

代理母で子供を二人ももてた。

予想だが、代理母一人５００万くらいかかるのでは・・

お元気で、楽しく！子供たち１０が代になると苦労が増えるか・・