97年、中央公論社。Twitterに出版社を多数フォロー、また読みたいな、
初めて読んでみようの作家がある。
田中、1925年生まれ、00年死去。昔2冊くらいは読んでいるはず。
調べると私と同じ都内の町生まれ、3歳から呉市で育つ。
父は牧師。46年、東大哲学科、無試験で入る。
当時は医学部も医師不足で4年で卒業もあった。戦後すぐの混乱期。
50代で直木賞受賞。若い頃は職を転々とした。窃盗で起訴もある。
劇団を立ち上げ、TV、11PMなど、作家になりバスの旅が好きで
旅、バス紀行を書いた。よく知らないで借りたが、そうだった。
娘の一人は、はじめ作家。やめて会社員、その後ドイツ人医師と結婚、
娘のいるドイツでのバス紀行など。孫ができたが離婚。娘は50代で死去。
幾つか、いろいろな内容だった。
〇映画評論家と話す。泣いちゃう映画はたいていつまらない。涙には人格がない、
いい映画は泣かない。~哲学勉強したのがわかるような・・すぐ感動、泣ける映画、
私も何だか~と思う。映画に限らず、人は本当に辛いと簡単に泣けない。
〇日本の炊事は手をかけすぎとずっと思っている。だから働いていると大変。
ドイツ、ブレーメンの娘、働いていないが、夕食、火を使わないことがある。
パンにチーズ、ハムソーセージ、茹で卵、ポテト(これは蒸してある)など、
サラダ、アルコール。たまに火を使うと。
どの家庭もそうかはわからない。映画でも欧米は簡単料理が多い。
〇渋谷区松濤の旧鍋島邸、米軍将校クラブでバーテンダーをしていた。
~ここは後に鍋島分譲地となり家族が小さい頃遊び場だった。
楽天三木谷は松濤に家を建てた。
〇ドイツ。水はミネラルウォーター、炭酸入りが普通、工事の人は仕事の合間に
ビールを飲んでいる。~アルコールが強いからできる。
仏でもワインをお昼には普通にある。
〇当時のドイツでのパンの種類についても詳しくあった。
黒くかためのパンが多く日本のパンとは違う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます