銀の人魚の海

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命と向き合った日々 ETV特集

2024-07-10 | ドキュメンタリー NNN、Nスぺ、ガイア、BS世界のドキュメンタリー~など

出生前診断、NIPTを受けた夫婦は

2020年春二人目はダウン症と確定される。

産むか?決意するまでの葛藤ドキュメント。

昔、ダウン症の児童と2週間接したことがあるので、

少しわかる。心臓に障害もある子がいる。

NIPTは年々増え、77%がダウン症とわかると妊娠を中断する。

制作はダウン症のドキュメント「おうちへ帰ろう」などを撮った

社に、夫婦が自分たちの様子を撮ってくれないか、と

持ち込んだことからはじまる。

現在、夫53歳、ディレクター。妻40歳。一人4歳の息子がいる。

夫はTVのプロ、報道、阪神淡路大震災、サリン事件も取材した。

2人は夫40歳で結婚。10年目にやっと一人息子が生まれた。

2人目がほしいと。50歳頃、孫のような、二人目。

まず経済的に余裕がないとできない、それを感じた。

関西出身か?言葉で。妻は働いていないよう。

広いマンション、家具などもよい。高収入なのだろう。

それを前提に見た。

夫婦は2人で考え、夫は産んでほしいという気持ち。

これは男だからだろう。男は妊娠はわかりにくい。

13歳年上、夫が先に死ぬのが一般的。

妻は葛藤する。長男への将来の生活、経済的なこと。

親が亡き後どうするか・・

NPOでピアカウンセリングも受けた。

コロナ禍になりリモートで

実際育てている母ともはなした。

夫婦では言い争うになることもあった。

ある日妻は家を飛び出した。

その時は笑っていたが、きつかったとあとでいう。

私が死ねばいいのだ、夫と長男で生きていけばと思った。

喧嘩に疲れた。7月26週、産むことに決めた。

それまで親に言ってなかったが、父に初めて電話で障害があると

しらせた。父はわかってくれた。ほっとする妻。

9か月で出産。男児。すぐ小さい手をとった。

肛門が開いていないので緊急手術。

心臓の手術もあり7か月入院。21年4月退院した。

長男もかわいいと触れてくれた。

実母もつきそって帰宅。

4人の生活が始まる。

次男は3歳になった、やっとつかまり立ち。話すことはまだできない。

産んでよかったと語る夫婦。

2人は出生前診断を話す活動を始めた。

このあたりは余裕がある。

ある程度、裕福で経済的にも安定感があったから出産できたと思う。

77%があきらめている現実を思うと、産めて幸運な夫婦かもしれない。

 

 



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