大統領選で借りた。岩波新書なので専門的なページが多いが
初めて知る米の実態、知らなかったことが、とても多かった。
67年生まれ。渡辺靖の本は前に
「アフターアメリカ」を読んでいる。
選挙時はNHKに出演していた。
22年刊、ハーバード大院で修士、博士号取得。社会人類学専攻。
ケンブリッジ、パリなどでも客員教授。専門は現代米国論。
現在慶応SFC教授。札幌市生まれ。
驚きは、トランプは01年から8年は民主党員だったこと。
知らなかったな~米の議員などは、このように民主から他へ~
党ではないが、~会などへが少なくない。
日本は固定の議員率が多いが、米は何かで変容することがある。
911のテロ、アフガン問題、中東との関係、移民政策など
日本より政策が多種多々あり広い国土で、移民も多い。
考えが多彩になるのは当然だろう。
三権分立制度。ホワイトハウス、立法府、司法府の3つ。
日本の内閣のように、解散権などはない。
各州に強い権限を与え、中央の権力を弱くしている。
米には軍の士官学校を除き、国立大学がない。
高度の独立性がある国、連邦制国家がアメリカ。
Qアノン現象についても詳しくある。
アノンとは匿名でネットの書き込みをしている人をさす。
内容が濃く、知識が覚えられないほど増えた。
目次を抜粋。
米国流リベラルの誕生
米国流保守の逆襲
ベイリオコンと右派ポピュリズム
民主主義と左派ポピュリズム
コロナ禍の政治学
BLM運動をめぐる攻防
人種をめぐるかけひき
古典的帝国としての米国
リベラル疲れ
リバタリアンがみる世界
中国問題
アフガン撤退の意味
アフターナショナリズム
デジタルレーニン主義
問われるメタソフトパワー
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