銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

アメリカとは何か 渡辺靖

2024-11-20 | 本、雑誌

大統領選で借りた。岩波新書なので専門的なページが多いが

初めて知る米の実態、知らなかったことが、とても多かった。

67年生まれ。渡辺靖の本は前に

「アフターアメリカ」を読んでいる。

選挙時はNHKに出演していた。

22年刊、ハーバード大院で修士、博士号取得。社会人類学専攻。

ケンブリッジ、パリなどでも客員教授。専門は現代米国論。

現在慶応SFC教授。札幌市生まれ。

驚きは、トランプは01年から8年は民主党員だったこと。

知らなかったな~米の議員などは、このように民主から他へ~

党ではないが、~会などへが少なくない。

日本は固定の議員率が多いが、米は何かで変容することがある。

911のテロ、アフガン問題、中東との関係、移民政策など

日本より政策が多種多々あり広い国土で、移民も多い。

考えが多彩になるのは当然だろう。

三権分立制度。ホワイトハウス、立法府、司法府の3つ。

日本の内閣のように、解散権などはない。

各州に強い権限を与え、中央の権力を弱くしている。

米には軍の士官学校を除き、国立大学がない。

高度の独立性がある国、連邦制国家がアメリカ。

Qアノン現象についても詳しくある。

アノンとは匿名でネットの書き込みをしている人をさす。

内容が濃く、知識が覚えられないほど増えた。

目次を抜粋。

米国流リベラルの誕生

米国流保守の逆襲

ベイリオコンと右派ポピュリズム

民主主義と左派ポピュリズム

コロナ禍の政治学

BLM運動をめぐる攻防

人種をめぐるかけひき

古典的帝国としての米国

リベラル疲れ

リバタリアンがみる世界

中国問題

アフガン撤退の意味

アフターナショナリズム

デジタルレーニン主義

問われるメタソフトパワー



最新の画像もっと見る

コメントを投稿