旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

冬のチベット!

2011-01-29 |  チベット
昨日はボリビアの写真披露飲み会だった
女性に人気のトルコ料理屋みたいで
落ち着いて食べられるかと思ったのに
予想外のベリーダンスが入り
スライドショー中断

一時停止って本当に一時しか停止しなくて
ダンス見ているとどんどん進んでしまうし
一旦電源を切ると最初に戻ってしまうので
ちょっと不便なフォトフレームであった

ベリーダンスでは
案の定(笑)カモーンされ疲れた・・・
外国でカモーンされると乗っちゃうけど
日本でも踊っちゃえるようになったのは
一体いつからだろう・・・

ラクをジュースで割ってもらえるかと頼んだら
「そんな飲み方は聞いたことがない」と拒否された
よその店ではいろんなので割ってくれたのになあ


いいとして
写真披露会だったので
チベットの写真を見せてもらった

いいっ
すごくいいっ
いいじゃないかっ

冬のチベット!

私が夏に行ったときは
もう散々で
「せめて冬なら・・・」と
添乗員に言われたものだった

ホントだ
冬って漢人がいない
巡礼中のチベタンがわんさかいる!
ガイドまでチベタンだったとか

いいなあ
羨ましいなあ
もう一度行こうかなあ

冬・・・
軽く氷点下らしい
レストランでも寒くて
コートが一切脱げなかったらしい


寒いのは
着込めば何とかなるか

とりあえず今年は中南米と思ったけど
中米はアメリカ経由でも行けるらしいし
二度と行かないと心に決めていたけど
行っちゃおうかなあ
冬のチベット・・・

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セラ寺の僧侶たち

2008-04-22 |  チベット
セラ寺の僧侶たち


もう嫌だ
毎日聖火リレーの報道を見るのは
本当に腹が立つ
そこまでしてやりたいかリレー
行く先々で抗議完全無視の厳戒態勢で
どこが「平和の祭典」だ

チベットではこんなことになっているというのに



中国当局がラサのチベット寺院急襲、
僧侶400人以上拘束

【香港=吉田健一】
 米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は20日、
中国の武装警察部隊が18日、
チベット自治区ラサのセラ寺を急襲し、
僧侶400人以上を拘束したと報じた。
 僧侶らは、中国当局が国旗掲揚や
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世批判を
チベット寺院に要求していることに反発したため
拘束されたとみられる。
 同放送局によると、武装警察は同日午前2時ごろ、
四十数台の車両でセラ寺に乗り付け、僧侶を拘束した。
留置施設が満員のため、僧侶はラサ郊外の洞穴に
閉じこめられているという。
 中国当局は最近、同自治区や四川省、青海省などの
チベット族居住地域で僧侶に対し、
国旗掲揚などの「愛国主義教育」を強化しており、
抵抗する僧侶の拘束が各地で相次いでいる模様だ。

- 読売新聞 [04/21(月) 20:22]


セラ寺といえば
大勢の僧侶たちの問答で有名だ
敷地のそこかしこで繰り広げられる問答
言葉はわからなくても見とれたものだ
その所作の美しさに迫力に真剣な面持ちに

あの人たちが「急襲」され「拘束」された
そして「留置施設が満員のため」
「洞穴に閉じ込められている」のだ

絶対おかしい
こんなの認められるわけがない
誰がどうみても立派な犯罪だ
それを「国」が堂々とやっている

アスリートの人たちには申し訳ないが
オリンピックなんてやらなくていい
オリンピックが「国威発揚」の場なら
「国の威信をかける」なら必要ない

聖火リレーもやめればいいのに
それぞれの国の計画も警備も
滅茶苦茶にしながら続ける意味が
あるとは到底思えない

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チベット?あれこれ(8)

2008-03-20 |  チベット
<中国>

残念ながらチベットは「中国」だ
自治区とは名ばかりであり
中国は何が何でも独立は認めない

チベットに行ってそんな現実を
これでもかと見せつけられた
こんなミネラルウォーターが売られていて


お寺では僧侶が班分けされていて


「チベット式」を頼んだら値段は割高
足を洗うお湯に薬草の粉が入っているだけで
あとはひどい態度の漢人男性のマッサージ


どんどん中国が嫌いになって帰ってきた
世界ふしぎ発見!で「中国最後の秘境チベット」
って聞いたときにはとても悲しかった

そんなチベットは今大変なことになっている
毎日ニュースの映像から目が離せない

小学生の女の子をかばうようにして逃げる男性が
旅行でお世話になったドライバーさんに見えて以来
ついつい彼の姿を探してしまう

中国は台湾問題まで持ち出して
一歩も引かないようだ
「170人が自首」と言っていたけど
絶対無理矢理連行されたに違いない

ブータンでは個人的なことではなく
「すべての生き物が平和でありますように」
と祈るそうだ

チベットの人たちは今何を祈っているんだろうか


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チベット?あれこれ(7)

2007-11-06 |  チベット
<買い物>

冷やかしで見に行った冬虫夏草
最高級のは1g150元(約2550円)
「じゃあ2gちょうだい」と言ったら
鼻で笑われた


土産物屋で買ったのは2枚組のCD
二胡の音って「中国」って気がするなあ



スーパーマーケットのチベットコーナーには
インスタントバター茶が山ほど売っていた

バター茶って評判が悪いけど嫌いじゃないので
ツァンパとセットで買ってみた


ガンダン寺で買ったお香は
正直どう使えばいいのかわからない


うれしくなっちゃったのは
シガツェの街角の本屋さんで買った
チベット文字の書き方帳
何が書いてあるのかさっぱりわからないけど(笑)


今回の買い物で一番気に入ったのは
ギャンツェのホテルで買ったチベット僧の人形
他にも太鼓を叩いていたり経文を読んでいたり
いろいろあったけど満面の笑みのシンバル君に決定


ちなみにラサのバルコルで買ったTシャツ
よく見たら5枚のうち1枚はレバノン製
もう一枚は北マリアナ諸島製だった・・・
なんでだ~~~~~~~

チベットではいろいろ買おうと思ったのに
今ひとつ盛り上がらないまま終わってしまった
土産物屋台でなんとなくわかったのは
「本当にいい物はディスカウントしない」ってこと
もしかしたら本気で売る気がないのかもしれないな

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帰ってから日記(14)

2007-11-04 |  チベット
北京で元に戻ったかっぱえびせん(笑)

8月19日(日)

<この日のスケジュール>
・飛行機で成田へ

空港近くのホテルの朝食でお茶を頼んだら
リプトンのイエローラベルが出てきた
今までどこでも当たり前のように中国茶だったので
ちょっとびっくり、欧米かっ?って感じ

大混雑の北京空港のチェックインを済ませ
異常に厳しい持ち物検査も通過して
別に買い物もないのでまったりしようとした先は
「スターバックス」・・・さらに欧米かっ?

空港の一番奥の奥までバスで行き
やっと乗った飛行機はそのまま1時間以上ストップ
何のアナウンスもないあたりは横柄かっ?

そんなこんなで成田に戻って来て
メールチェック&着いたコールをしようとしたけど
携帯の電源がどうしても入らない
公衆電話もなかなか見つからず大変だった

ポタラ宮を待ち受け画面にするまでは
何の問題もなかった
もしかして空港のX線検査かっ?
なんてあり得ないことを考えつつ
家の近所のケータイショップに持ち込んでも
原因がわからないと言われてしまった

仕方がないのでバスに乗ってdocomoショップへ
バッテリーがあがってしまっているけど
飛行機に乗るとたまにあることだそうだ
今までそんなことなかったけどなあ・・・

作業中ぼんやり設置されたテレビを見てたら
欽ちゃんがマラソン中だった
今日は24時間テレビの日なんだ~
全然知らなかったよ・・・

最後の最後までドタバタして
あまり機嫌よくいかなかった今回
一度ダメだと思うと引きずるタイプだったんだなあ

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帰ってから日記(13)

2007-11-01 |  チベット
ラサの果物屋台

8月18日(土)

<この日のスケジュール>
・ガンデン寺
・飛行機で北京へ

ガンデン寺は山の上にある
なかなか厳しいトイレに入っている間に
あたりが白くなる・・・霧かいっ

入り口の表示は漢字とチベット文字とあったが
皆迷わずこちらを撮る


ローカルガイドに愛想をつかし
ドライバーさんのお参りについていこうと思ったが
ここはパスなようだった、残念

ラサに戻り昼食中外で派手に爆竹が鳴った
近所のファストフード店が開店とのこと
中途半端に時間が余ったので食後見に行ったけど
人通りもなくとても閑散としていた
そのうち観光客なんかで賑わうんだろうか

シャッターがおりていたけど気になる看板
笑っちゃうほどワイルドだけど
何のお店なんだろうなあ・・・


北京空港ではターンテーブルが大混乱
たくさん並んでいるのに1つしか稼動しておらず
そこにいろんな便の荷物が集中するもんだから
いつまでたっても荷物が出てこない

ダンボール箱をいくつもピックアップしている
漢人の夫婦がいたけど追加料金はどれだけだろう
別便で送るよりも安くて確実なんだろうか

トイレにチャレンジした人が怒って帰ってくる
漢人のおばちゃんたちに負けたんだそうだ
空港なのに、である

結局ほぼ定刻に着いたはずなのに
空港を出る頃には日付が変わっていた
まあよくあることだけど
いろんなことが積もり積もって疲れた・・・

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帰ってから日記(12)

2007-10-29 |  チベット
タルシンポ寺で見つけたはりつけられたお金

8月17日(金)

<この日のスケジュール>
・バスでラサへ
  途中タルシンポ寺見学

バスがなんでもない道で止まった
別にトイレ休憩というわけでもない
目の前は植林しました?って林


「時間調整です」
またかい~~

ツェタンからシガツェ経由で
ギャンツェへ行くときにも時間調整があった
車が飛ばしすぎて事故が多発するので
チェックポイントから目的地には
決められた時間以上かけなければならず
結果途中で時間調整をするんだそうだ

何でもないところで止められて


何にもないところで止まる


規則とはいえ何とも不合理
道端に無残に転がっている車なんて
一度も見なかったけどなあ

まあとにかく休憩
ずっとバスに乗っていたから
体も伸ばせるしね

ふと見るとスルーガイドがしゃがんで
タバコ休憩をしている
背中が丸くなって憔悴感が漂っている

「疲れた~?」
「いいえ、疲れてません」
と、背中を伸ばしたけどくたびれた顔だ

このツアーもあと2日
前半は快調に飛ばしていた彼も
チベットに入ってからは
添乗員と共に例のローカルガイドと
客の間に入ってちょっと気の毒だったもんな

ローカルガイドが毎回同じ話を繰り返す中
彼はお寺ごとに本を買って勉強しながら回っていた
多分ゆくゆくは自分でガイドをしたいんだろう
お坊さんにもいろいろ質問していたしなあ

彼の所属する会社は日本人専門部署があるそうだ
是非もっとチベット人ガイドを雇って
夏のハイシーズンにも対応してもらいたいものである
ローカルガイドは違う会社だっていうし

ラサのスーパーマーケットのチベットコーナーで
初めて見るというお茶を嬉しそうに買っていた
ダライラマの自伝も読んでいるという彼は
漢人としては珍しい部類に入るのかもしれない

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チベット?あれこれ(6)

2007-10-24 |  チベット
<スタッフ>

シーニンで私たちを出迎えたスルーガイドは漢人
アシスタントもドライバーも漢人
この時は「チベットへ入れば・・・」と思っていた

チベットでチベット族の人に文化や生活
そしてチベット仏教についていろいろ聞ける
たとえ「ダライラマ」は禁句であっても
こっそり何か話してくれるかもしれない
そう思っていた

それなのにラサ駅で私たちを出迎えたローカルガイドは
最初は愛想の良かった例のヤツ
「チベット」についてのガイドができないばかりか
自分の冗談に客がのってこないとふてくされる
客に作法を注意されても完全無視のヤツだった

ドライバーも漢人でBGMは中国語のポップス
明日はツェタンというラサ最後の夜
たまらず添乗員に「ラサ出てもCさん?」と聞いたら
彼女は困った顔をして「そうなんです」と答えた

チベット族の人のガイドは少ない
ラサは漢人の数がチベット族を上回るそうだ
冬ならともかく観光客の多い夏は
チベット人のガイドは難しいとのこと

都市ごとにローカルガイドが変わるかも
ラサはダメでも次は・・・なんて望みも
あっけなく断たれてしまった

次の朝になって出発時間が変更になった
バスに不備があり長距離を走るには不安で
現在替わりのバスを手配しているとのこと
おかげでS社の日程には珍しくまったりできた

更に嬉しいことに新しいバスの
ドライバーさんはチベット人だ!
そしてこのドライバーさんは大当たり

運転は上手で別のツアーでは悪路のため
車酔いする人が続出した道でも皆快適だったし
ガソリンスタンドでバスが当て逃げされた時は
物凄い勢いで走って追いかけて捕まえてきた

サムイェ寺の立体マンダラが見渡せる丘に案内してくれ
私たちが休んでいる間にダッシュで駆け下り
バスを回してくれたりする姿はメチャメチャ男前

何よりとても信心深い
私たちの見学中にポットやバターを持ち
彼自身もお参りをしている
バスは大丈夫かなんて突っ込みはこの際ナシ
言葉がもっと通じればローカルガイドの話なんて
聞かずに彼について回るのに・・・と残念に思った

カンパ・ラでは私がタルチョを持って呼ぶと
即座に一番高いところに結んでくれた


普段は現地ガイドに頼んでいる
「その国の文字で私の名前を書いてもらう」は
もちろん彼にお願いした
漢人ガイドはチベット文字の読み書きできないし

彼がいなかったら今回の旅行は
もっと荒んだものになっていたに違いない
ツアーの旅行に参加するときの心構え
「添乗員がダメならスルーガイド
 スルーガイドがダメならローカルガイド
 それでもダメならドライバー」は有効だった

ガイドよりよっぽどチベットに詳しい添乗員
私たちがあんまりあからさまに嫌な顔をしたので
もしかしてバスの故障にかこつけて頑張ってくれたのかも

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帰ってから日記(11)

2007-10-22 |  チベット
ギャンツェのホテルのロビーにて

8月16日(木)

<この日のスケジュール>
・バスでシガツェへ
  途中白居寺、シャール寺、ギャンゴン寺

日程11日目にしてやっと皆で
「チベットらしくなってきたかも」と
言えるようになってきた

風景はともかくとして町並みとかホテルとか
今までどの町も広い道路と同じデザインのビル
漢民族の観光客に溢れかえったお寺だったけど
なんだかヨーロピアンも増えてきたし(笑)

何がチベットらしくなってきたかって
犬が平和な顔をして寝そべっているところ
そういえば犬を見かけなかったなあ

そこでツアーの方のひと言
食べられないからじゃないの?

・・・そ、そうかあ
中国って犬を食べるんだよね・・・
ブータンでは犬は大切にされてたぞぅ

と、いうことでわんこコレクション(笑)







確かに安心している
私もこの日は心穏やかだった
でも長くは続かなかったんだよな・・・

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チベット?あれこれ(5)

2007-10-21 |  チベット
<トイレ>

ポタラ宮の有名なトイレは時間がなくて入れなかった
タントク寺で「チベット式です」と言われたのは
納屋みたいな部屋に穴が4つ開いていて両脇に木

いつものように青空トイレもあったけど

この裏で、と言われて面倒なのでパス


青蔵鉄道のトイレは本当に逆噴射した!
まだ途中なのにいきなり水が暴発するなんて・・・
それでなくても流す水の向きがおかしくて
いかに濡れずに個室を出るか戦いだったのに

後は旅行中ほとんどは「中国式」

ゴルムド駅の「初」溝トイレ


水が流れる溝が個室にまたがっている
水の流れによっちゃ何かが流れてくるかも
水では流れないものだってあるかもしれない

ある公衆トイレでは
いつから流してないんだってモノがこんもり
息を止めて根性で用を足したと思ったら
いきなりエライ勢いで水が流れた!
モノは一気に流れ去り唖然としたものだった
定期的なのか不定期なのかは不明・・・

溝ではなく各々ボットントイレでも
穴が斜めに掘られ遥か彼方へ落ちていくタイプ
落ち着き先は「外」なんだよねえ
風通しが良すぎて寒かった・・・

そして中国式はドアがない
ヘタすると個室のしきりもない
人はこれを「ニイハオトイレ」と呼ぶ(笑)
うっかり入ると先客と目があってしまって恥ずかしい
青空トイレの方が断然マシという人も多い

なのでトイレストップともなると
まず緊急の先発隊が勇気を出して飛び込み
「ニイハオ?」「ニイハオです!」
「キビシイ?」「ちょっとキビシイです!」と
連絡・伝達が日常と化したのであった

ニイハオだろうと厳しかろうと
公衆トイレは一人5角(約9円)と有料である
お金を取るならもうちょっと管理してくれ~
ってか一体誰の収入になっているんだ~~


風情はあっても公衆トイレ・・・


トイレコレクターとしては
今までで堂々トップ3には入る戦いだった

これを書こうとしてちょっと検索したら
「世界のトイレ」についてのサイトは
すっごくたくさんあるんだねえ

こことかこことか・・・
トイレ話は旅の基本なのかもしれないなあ

コメント (2)
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