旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

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2008-04-27 |  カンボジア
日立 世界ふしぎ発見!はその名の通り
HITACHIの一社提供の番組だ
合間に流れるCMはもちろん自社製品
それが今回は番組内に出てきたからびっくり
しかも第3問のクエスチョンに

「黄金の大地 カンボジア
 もうひとつの邪馬台国の謎」って
大層なタイトルだったけど
あんまり掘り下げているわけではなく
カンボジアで活動している日本人特集みたいだった


3問目
日立の地雷除去機が出てきたときには
「まあ、スポンサーだしなあ」と思った
でもそれが出題されちゃうと興ざめ

しかもその答えが簡単すぎ
ってか
毎週この番組を見ている人ならみな知っている
だってCMでずっとやってたもん
地雷除去機も開発した雨宮氏も出てた
それが出題されちゃうなんて番組としてどうなの?

確かに地雷除去は重要だ
それに貢献できるのは日本人として誇らしい
役に立つものをどんどん開発して欲しいと思う
(ラオスにも行っているかなあ、日立)

でもねスポンサーの製品を番組で取り上げるって
何だか違う気がする
一社提供だから「日立の番組」なのかなあ

正直最近の「世界ふしぎ発見!」はいまいち
やたらと映画絡みの宣伝系が目に付くし
何か取材も甘い気がする
携帯で参加してもちっとも当たらないし(笑)

1000回もやっていると
ネタも尽きちゃうんだろうか

そういえば新装開店したTHE 世界遺産
ちょっとパッとしない感じ
う~んがんばれTBS


更新作業中

2007-03-28 |  カンボジア
もう3月も末だというのに
サイト別館イツカハ世界一周の更新ができずにいる
現在カンボジアの「シャシン」のページに
とりかかってはいるんだけど
やることがいろいろあって集中できない(涙)

旅行中撮った順に「これは」という写真を
ピックアップしてスライド風にするんだけど
選んだときはベストだと思っていたものが
いざ更新作業を始めてみると
「なんでこれ選んだのかなあ」とか
「どうしてこれ選ばなかったんだろう」とか
後悔したりして・・・

この「アンコール・ワットの説明をする身重のサル」も
てっきり入っているとばかり思ってたら
どういうわけか選からもれていたので
こっちにアップしちゃえ(笑)

・・・というわけで
更新作業は鋭意努力中です
次の旅行のパンフレットが来る前には
何が何でも完成させなきゃ


帰ってから日記(9)

2007-03-11 |  カンボジア
1月4日(木)

<この日のスケジュール>

・飛行機で成田へ
・着後解散

バンコクからの飛行機は23時発だったので
晩御飯を食べてシンガポールスリングを飲んで
とにかくとっとと寝た

もういよいよ成田だという頃になって
隣の席のツアーのおじさんが
「いやあ女性陣は本当に元気だね」と言った

彼はシェム・リアップ郊外の観光も
一日パスして休養していたし
遺跡でも入り口でずっと待っていた人だ
飛行機でも食事もせずにうなされながら寝てた
相当辛かったらしい

確かに私は埃にやられて
セクシーボイス(笑)だった以外
ゲーリーにもならず体調はとてもよく
勝手にオプションも含め全日程皆勤だったけど
今回はそんなにハードな旅ではなかった

日の出前の出発は2日しかなかったし
(1日は日の出を見に行くための早起き)
夕食だってほぼ普通の時間に食べられた
S社にしては楽勝のスケジュール

だから元気も何もラクだったのよ
それほど疲れなかったの
感心されても困っちゃうんだけどな

そんな彼に「次はどちらへ?」と聞かれた
まだ帰国もしてないのに何て気が早いんだ
「どちらへ?」と聞き返すとなんと
これを狙っているんだって

カンボジアでへばっているようでは
シルクロード57日間は無理なのでは・・・
言ってはならないセリフを飲み込み
笑顔で「いいですね~」とまとめてみた

まあそれでもやっぱり女性は元気でしょう


アンコール・トムのアプサラも



職人がスカートをはかせなかったワットの女神も



バラモン教と仏教が融合しても


みんなみんな美しく輝いていたもの


カンボジアあれこれ(9)

2007-03-10 |  カンボジア
<啓蒙>

道端の木に打ち付けられている
ステンレス製のポスター
文字は読めないんだけど
絵から想像してみる


鳥インフルエンザ注意



きちんと手を洗おう



性犯罪防止


ホテルの部屋にはドアの脇に
子供への性的虐待は許されない旨
注意書きが貼られてあった

もちろん観光客も無防備ではいられないし
また好き勝手に振舞ってもいけない
するべきこと、してはならないことは
旅先であろうと厳然と守るべきだろう
「旅の恥はかきすて」ではないんだから


カンボジアあれこれ(8)

2007-03-09 |  カンボジア
<子供>

タイから陸路で入り
すぐそこはベトナムまで
カンボジア横断のツアーは
出会う子供達の印象が変わっていった

バンテアイ・チュマールでは
村にぽつんとある遺跡にバスが着くと
子供も大人もわらわらとやってきて
何をするわけでもなく見学中付いて歩いた
もしかして観光客が珍しいのかもって感じ

シェム・リアップ近郊の遺跡では
絵はがきセットを持った子供が
控え目に声をかけてきたけどすぐ諦めた
あまり数も多くなくどちらかというと
こっちで姿を探したりして(笑)

サンボール・プレイクックの子供達に
やられたのは7日目のことだった
物を売りつける代わりに
ダイレクトに「マネー」とせびる少年には
翌日出会った

でも何よりびっくりしたのは
ベトナムの国境を望むプノン・ダーの子供達
小高い丘の上に立つ祠を見学し
ついでにそこでお弁当を食べることになり
階段をのぼろうとしたら子供がわいてきた
人の行く手を遮るように黙って階段に座る


この下に何人も座っていました


手ぶらなのでバンテアイ・チュマールのように
観光客が珍しくて付いて来たのかと思ったら
何とこの子供達はお弁当が目当て
それぞれ腰を下ろして食べ始めた私達を
10人くらいが無表情にじ~~~~っと見ている

食べ終わった人が箱を捨てるとそれを回収
大胆な子は直接受け取りにくる
もっとずうずうしい子は人の前に立って待つ
追い払うと男の子は残念そうにどいたが
女の子は悪態をついて去っていった
小さいうちからすでに逞しいのは女性か

目の前に立たれて見つめられて
すっかり暗い気持ちになってしまった
この子供達は観光客が来るたびに
残飯目当てで付きまとうんだろうか
そうしないと生きていけないんだろうか

私達をトイレのために村まで案内してくれたのは
弁当争奪の輪の中にはいなかった少年であった
小さな妹を抱きかかえて前をてくてくと歩き
案内し終わるとちょっと離れたところで
優しくそして一生懸命妹の面倒を見ていた

「えらいね」と言うとどうやら通じたようで
はにかんだように微笑んだ
この子はしっかりと育つんだろう
面倒見のいい働き者になるんだろう
明るい光を見たような気がした


帰ってから日記(8)

2007-03-07 |  カンボジア
東南アジアの風景ってこんなイメージでした

1月3日(水)

<この日のスケジュール>

・プノンペン近郊の観光
  アンコール・ボレイ(プノン・ダー、博物館)
  プノン・チソール、ワット・タプローム
・飛行機でバンコクへ

朝食をのんびり食べていたら
荷物出しの時間に遅れそうになり
慌てて戻ったら部屋の前で担当者が待っていた
「待った?」と聞くと大きくうなづいたけど
一体いつから待っていたんだろう

テレビをつけたら
ジャイアント馬場のプロレス中継をやっていたのは
サイト本館に書いたけど勝負の行方を知りたくて
ずっと見てたら出発時間に遅れそうになった

夕方には飛行機に乗らなければならないのに
めいっぱい見学する日程を組むS社
バスのタイヤがパンクして焦りまくったのも
サイト本館にアップ済み

プノン・チソールへの何百段もの階段を
心の中で呪いながらのぼっていたら
現地ガイドくんがこの旅行中何度目かの
「こんなところS社しか来ません」を言った
もうここまでくるとギャグである

やっと辿り着いたら中央の本堂(?)で
おっちゃんに手招きされフラフラ入ると
仏像とリンガが両方祀られている上に
誇らしげに見せられた扉には
何とも味わい深い彫り物が・・・


何とか無事に辿り着いた空港前のコンビニで
ヤシワインを買ったら値段は5.5米ドル
おつりとして旅行中なかなかお目にかかれなかった
カンボジアの通貨リエル札を最後の最後でゲット
空港では使えずそのまま財布に入れておいたら
バンコクの空港でタイ限定土産を購入する際
思わず出してしまい免税店のおばちゃんに
「これは使えないわ」と呆れられてしまった
お札の枚数は合っていたんだけどね(笑)

プノンペンーバンコク間の飛行機は
なぜかブータン航空だった

PG-936便ってタイの航空会社のはずなんだけど
ブータン航空は4機しかないはずなんだけど
どうしてなんだろうレンタル?

カンボジア最終日はネタ満載だった


言ってみるもんだ(7)

2007-03-04 |  カンボジア
リクエスト7「スーパーマーケットに行きたい」

「郵便局に行きたい」と並んで定番のお願いは
「スーパーで買い物がしたい」である
その国で作られたその国の人が食べている物
コーヒーやお茶だったりスープの素だったり
怪しげなパッケージのスナック菓子だったり
食べるときに盛り上がりすぐに無くなる
そんなお土産を買うにはやっぱりスーパーだ
日用品を見るだけでも楽しいしね

プノンペンのセントラルマーケットは
まだ4時半だというのに撤収モード
民芸品や洋服、生鮮食品が並んでいるけど
店じまいしちゃってたりして慌てた

建物の構造上日が暮れたらおしまいらしい


市場は見て回るだけで楽しいけど
日持ちするバラマキ用のお土産は
やっぱりスーパーなのよね、と
夕食後のバスの中で交渉してみると
ホテルの近くのスーパーに連れて行ってくれた

9時過ぎには閉まってしまうらしく
またまた撤収モードが漂うなか
お菓子売り場へ直行
是非とも買いたいものがあったのだ

それは「かっぱかにせん」
タイのかっぱえびせんはゲットしたけど
実は見学地で何度か
えびの代わりにかにが描かれている袋が
捨てられているのを見かけて密かに探していたのである

ないわ~やっぱり
一体どこで売っているんだろう(謎)
外国人観光客に出会わない場所で見たんだから
絶対地元の人が食べてるはずなんだけどなあ
残念~~~

残念といえばこのスーパーは中国系で
カンボジア製品が全く見当たらなかった
コーヒーも買いたかったけど発見できず
店員に聞いて探してもらったけど
とうとうなかった

香港や台湾で見る(ブータンでも見た)
漢字に微妙なひらがなが混ざっている
思わず笑ってしまうような製品には
たくさん出会えたけど結局何も買えなかった

向かいのコンビニにも挑戦したけど
こっちはタイ系でこれも不発
唯一ホテルやレストランには置いていなかった
バイヨンビールを発見したので購入
ホテルに帰って飲んだ
リクエスト大失敗であった(涙)

クメールの微笑みマークがついてるんだけど・・・


帰り道添乗員を先頭に迷子になった
人数も多いことだし、と
よせばいいのに裏道から戻ろうとしたら
案の定道がわからなくなったのである

大通りだってそんなに明るくないのに
裏道は足元もおぼつかないくらいに暗い
見ようによっては怖いおじさん達も歩いているし
カンボジア最後の夜に襲われたりしたら
シャレにならないと非常に緊張したけど
何とか無事だった

普通客が主張しても止めるのが添乗員のはず
結果オーライだったからよかったものの
やっぱりS社の添乗員は大胆であった


カンボジアあれこれ(7)

2007-03-02 |  カンボジア
<彫刻>

遺跡で見るレリーフも見事だったけど
カンボジアの彫刻は味わい深く
どれもほのぼのしていて楽しかった

アンコール・トムの南大門前の阿修羅像の呑気な顔



こんな立派な獅子も


後ろ姿はぷりっぷり♪


しかも並んでたりもする


これも獅子なんだって・・・



屋根や梁を支えるガルーダは


プノンペンの博物館ではこんなにラブリ~♪



こんなのばっかり撮っているから
デジカメのメモリはいくらあっても
足りゃあしない(笑)


カンボジアあれこれ(6)

2007-02-28 |  カンボジア
<屋台>

今回は食べ物に関して
ちょっとだけ冒険した


焼きバナナとか



コオロギとか



蜘蛛とか



蜂の巣とか



焼きイカとか


焼きバナナは乾燥イモみたいだった
コオロギと蜘蛛はつまみによさそうだった
蜂の巣をかじって蜂蜜は美味しかったけど
蜂の子はどうしても食べられなかった
焼きイカは本当は一口大に切ってくれるけど
まな板が微妙だったので串ごともらった
串はきっとリサイクルなんだろうけど
うっかり捨ててしまった・・・

屋台でちょっぴり買えるって素敵
食材の豊富な国っていいわあ
そのうち蜂の子も食べられるようになるかな


帰ってから日記(7)

2007-02-27 |  カンボジア
サンボール・プレイ・クック

1月2日(火)

<この日のスケジュール>

・サンボール・プレイ・クック見学
・バスでプノンペンへ
・着後市内観光
  国立博物館、オールドマーケット

売店もなければ物売りもいない所も多かったけど
サンボール・プレイ・クックの子ども達は
とっても元気だった

それぞれスカーフを持った子ども達が
見学中ニコニコとずっとついてくる
でもあんまりしつこくない

遺跡はかなり広いのでポイントごとに
バスで移動するんだけど
子ども達は次のポイントに先回り
自転車だったり駆け足だったり
息を切らせてついてくる

その中で私についてくる少女は手ぶら
そして時々英語でガイドしてくれる
将来ガイドになりたい子なのかしら、と
油断していたんだけどやがて彼女は豹変

いよいよこのポイントで最後という所で
彼女の仲間らしき少女に持たせていた
たった一枚のスカーフを買えという


こんな笑顔だったのに


いらないと言うとみるみる険しい表情になり
私がバスに乗った後もバスを叩き
違う色はないのかと聞いても
凄い剣幕でとにかくこれを買えというのだ

負けたよ
わかったよ
買いましょう

買ったのはこれ



どうです?このシブイ色合い
他の子のはもっとカラフルなのに
たった一枚のスカーフを売り込む根性

将来楽しみなお嬢さんであった