旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

今更日記(10)

2011-08-28 |  リビア
2009年8月16日(日)

<この日のスケジュール>

・ドバイから北京経由で関空へ
・大阪に一泊後翌朝羽田へ


ドバイからトリポリに入る便はビールがあるが
その逆はない
ドバイに着いたら往きに目をつけていた
アイリッシュ・パブでダッシュ

飲むよ~
うんと濃い奴
ギネス飲んじゃうよ~

真夜中だというのに
飲む気満々である
やっぱノンアルコールビールなんて
ビールじゃないもんっ!

ぐいっと飲んで気がついた
「写真撮ってない!」
あまりに飲みたくて記念写真を忘れるなんて!

慌てて撮ったのがこれ(笑)


よお~し
大阪でも飲むぞ!
幸い一泊するホテルでは
ホテル内のコンビニで使える金券をくれるのだ

もちろん
ビールと引き換え
冷蔵庫に入れてひと風呂浴びた

さあ~~
ぐいっといくよ~~~



あれ?
ぬるい?
どうして?

コンビニで冷え冷えを買ったのに
ちゃんと冷蔵庫に入れておいたのに
何故ぬるい・・・

冷蔵庫を確認したら
冷蔵庫が冷えてないっ

よく見てみると

スイッチを入れないといけない冷蔵庫だった

くう~
やられた~(笑)

ビールって大事
夏の旅行は特にね


これにて2年越しのリビア旅行記お終い


今更日記(9)

2011-08-26 |  リビア
博物館はトリポリ城の中にありました

2009年8月15日(土)

<この日のスケジュール>

・人民考古学博物館
・飛行機でドバイへ


人民考古学博物館は
実にいろいろなものがあった


モザイクに


レリーフ


セクシーな像もあれば


りりしい像もあるし


ひょうきんなライオン像だってある


人々の暮らしが再現されていると思えば


動物のはく製もあるし


歴史的な車もあった


もちろんあのお方の偉業も讃えまくり


特大の「グリーンブック(緑の書)」コーナーも

そしてとうとうショップで
「緑の書」の日本語版を発見!
あのお方の理念を記したこの著書は
いろいろな国の言葉に翻訳され売られているのだ

アラビア語はさすがに思い出としても無理だけど
旅行中既に英語版は入手済みであった
日本語版あるなら買い、よねえ

買おうとしたら持ちディナールがちょっと足りなかった
お財布見せて「もうお金ないの~」とねだってみたら
あっさりOKされちゃった
いいのか?国の職員じゃないのか?


いうことでうちには英語版と日本語版
都合2冊の「緑の書」がある
実はまだちゃんと読んでなかったりする・・・(汗)
こんなことならアラビア語版も買っておけばよかったかな

ベンガジの高級ホテルには
「緑の書」の中のフレーズが
ロビーのあちこちに吊るされていたけど
今どうなっちゃっているんだろうなあ・・・


今更日記(8)

2011-08-25 |  リビア
お昼ご飯はチキンとクスクス

2009年8月14日(金)

<この日のスケジュール>

・レプティス・マグナ
・アレーナ
・ヒポドローム
・スーパーマーケットで買い物


レプティス・マグナは
リビア最大のローマ遺跡である
まだ30%しか発掘されていないそうだ

博物館を見学した後


遺跡へGo
セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門を通り


ハドリアヌス浴場と運動場を抜け


新フォーラムでたくさんのメデューサに会い


バシリカを見て
フェニキアン・マーケットを通り


そして
やっと
海をバックにした円形劇場!


客席も巨大!


もうね~汗だくですよ
黒のタンクトップ塩吹いちゃって


そりゃ
ビールが美味いわ

ノンアルコールだけど(笑)


今更日記(7)

2011-08-24 |  リビア
あのお方がいよいよ危なくなってきて
呑気にトルコの写真の整理をしている場合では
ないのでは?という気がしてきた

これを逃すと
もう一生アップできなさそうなので
今更日記を先に仕上げてしまいましょう
(間に合うかな?あと4日分・・・)

今更日記(7)


日が昇ったらとにかく日かげ!

2009年8月13日(木)

<この日のスケジュール>

・バスでベンガジへ
・ワディアルクーフ橋
・プトレマイス遺跡
・トクラー遺跡
・ベンガジから飛行機でトリポリへ


まずホテルの朝食にて

謎のランチマット
いろんな国の料理の写真がある中
なぜおにぎりセット・・・


ワディアルクーフ橋はイタリアから独立する際
激戦地となったところに架けられた
1918年に造られ
1952年に再建されたもの
1977年に使われなくなり
現在は前日渡った新しい橋が使われている

そういえば前の日バスの中で
「砂漠のライオン」って映画やってたなあ
ほとんど寝てたけど(汗)


プトレマイス遺跡に付属する博物館で見た像
頭小さい~~~


トクラーの遺跡も海べり


でもカラッカラ


それでもこの日は
ユーカリの木なんて植わっていて
ちょっと潤った

最後は
相変わらずのペットボトル

どうしてこんなに歪んじゃうんだろう・・・


今更日記(6)

2011-04-26 |  リビア
クレタ島まで200kmのアポロニア遺跡

2009年8月12日(水)

<この日のスケジュール>

・バスでアポロニアへ
・カスル・リビア
・キュレーネ遺跡
・アポロニア遺跡


真夏の遺跡には
とにかく人がいない
ほぼ常にS社貸し切りである
出会うのはローカルガイドと
係の人くらいだ

カスル・リビアでは
モザイクは博物館に移されていて
ゆっくり見られた


なんか微笑ましいよね

貸し切りだと
こっそり無茶ができる
キュレーネ遺跡のゼウス神殿で
台座に上がってゼウスごっこなんてしちゃった


アポロニア遺跡でイタリア観光客に会った
あっという間にいなくなっちゃったけど(笑)
リビアはイタリアの植民地だったのだ

元植民地に来るってどんな気持ちなんだろう

そんな毎日だったけど
この日は唯一と言っていいくらい
遺跡を楽しむ地元の人に出会った

独立運動のシンボル的な橋で
一緒に写真を撮ろうと誘われたし


木陰で休んでいた家族にどうしてか
「リビアン?」なんて聞かれたりした

(写真はNGだった)

地元の人を当て込んでなのか
はちみつや

くだものが

炎天下に放置(?)されてたけど
痛まないのかなあ・・・

夕方になってもあまりに暑いので
アポロニア遺跡の劇場は降りるのはパス


なのに
海岸を走る一団を発見

ト、トレーニング?

ちなみに海辺のアポロニア遺跡は
デートスポットらしい


思い出せない・・・

2011-04-21 |  リビア
キュレーネ遺跡の何かの門

・・・困った
リビアの写真を見ながら
ネタを思い出そうとしているが
青空をバックにした遺跡ばかりで
何があったかぼんやりとしている

S社の旅のしおりや旅日記を読んでも
今ひとつすっきりしないので
地○の歩き方を見てみる

ペルーのおまけみたいに巻末扱いだった
コロンビアやボリビア(+エクアドル)と違い
リビアは薄いがちゃんと一冊になっているのだ

ほほう
思い出せないのか
そもそもちゃんと聞いてなかったのか
初めて読むようだ(笑)
S社のしおりと表記が違うのもあるし

2009年の8月に戻るには
もうちょっとかかっちゃうかも




リビアのもの

2009-10-06 |  リビア
S社の旅行の場合
免税店に連れていかれることは皆無だ
そればかりか
名物を教えてくれることもなかったりする
ましてや
土産物がないと言いきられては
スケジュールの中に「買い物」の文字はない

実際S社の客は買い物をしない
バスを降りるたびに何かしら買ったのは
ペルーの時くらいだったかな・・・
今回もトリポリの空港で
私が「とりあえず」100ドル両替したとき
皆様50ドルとか30ドルとか
もしかして両替をしない人すらいたかもしれない

とにかくカダフィグッズは買わねば、と
現地ガイドに相談したところ
サブラタで買えるかも、とのことで
遺跡の入り口にある小さな売店で
Tシャツとキーホルダーをゲットすることができた

あとでよく見たらキーホルダーは中国製
Tシャツは確認しなかったけど
地元の人が着ているシャツはタイ製であった
ううむ本気で土産物ないかも・・・

そういえばガダメスの革製品に期待したのだが
サンダルもバッグも今ひとつピンと来ず
職人さんの写真を撮ったのみであった

そしてトリポリの旧市街

時計塔の広場から入ったスークには

きらびやかな中国製品が並んでおり

もっと奥に入った土産物屋には

大量の「それよその国で買いました」製品・・・

パキスタンで買ったミラーワークをはじめとして
どこかで見たよね~の数々・・・
暑いから毛織物は手に取るのもはばかられるし
エアコンが入っている店は貴金属屋だし
何よりもう夕方なんだから開けてよって店も多くて
(シエスタなのか昼間は店が開いていない)
結局貴重なお買い物タイムに
極めて実用的な綿のスカーフ一枚を購入しただけ

別に「リビア産」にこだわらず
面白いものを買えばいいんだけど
暑さのためテンション下がりっぱなし
すっかりS社仕様になってしまったのであった(笑)

ちなみにこの後の買い物チャンスは
3日後のレプティス・マグナ遺跡まで
待たなければならなかった・・・


あのお方コレクション

2009-09-24 |  リビア
国連での素敵なスピーチを記念して

ジュエビアのレストランで


ドゥルジの町なかで


ガダメスの博物館で


トリポリのホテルのショップで


サブラタのレストランで


トリポリ・グルジモスク近くの土産物屋で


トリポリのホテルの入り口で


トリポリのホテルのロビーで


トリポリ・人民考古学博物館で


トリポリの町なかで


それはもうあのお方だらけ
どこに行っても見かけるので
最後の方はもう風景の一部であった

それにしても今日のあのお方は
随分とお顔の印象が違ってた

テレビ映り悪いのかな
それともお年なのかしら
革命40周年で気合が入ってたのかなあ


帰ってから日記(5)

2009-09-23 |  リビア
サブラタ観光のはじまりはじまり・・・

8月11日(火)

<この日のスケジュール>
・サブラタ観光
・トリポリ旧市街散策
・飛行機でベンガジへ


夏の遺跡観光は過酷だ
広いわ足元悪いわ
暑いのに日陰はないわ
好きでもなけりゃやってられない
いや好きで来てるんだけど(汗)

暑さ対策として
ヨーロピアンには考えられない
重装備「暑いのに着込む」

ノースリーブのタートルに
長袖パーカーを着て帽子を被る
もちろんフードも被る
場合によってはスカーフも巻く
もちろん下は長ズボン
ちゃんと靴下を履き靴もばっちり
今回はそれプラス日傘をさす
冷えロンに扇子も常備してみた
あと私に足りないのは
手袋とサングラスくらいだろうか
とにかく肌は極力出さない
だって日焼け止め肌に合わないし
合っていたとしても流れちゃうし

気温は高いけど乾燥しているから
日陰に入れば涼しい、というのは
大きな間違いである
見て回る遺跡は海に面しているんだから

暑いうえに空気がじっとりしている・・・
多分それは東南アジアの暑さに比べたら
全然マシなのだろうけれど
元々が軟弱なので1時間も歩けば
もう見学なんてどうでもよくなってくるのだ

昔は大好きだったはずの
ギリシャやローマの遺跡が
今はそれほど興味がないかもしれないことに
だんだん気づいてしまったしなあ


そんな中撮った写真は
どれを見てもみんな眩しい
こんな強烈な陽射しの中よく歩いたよね、と
感心するほど光の中なのだ

公衆トイレの跡も


海の宿場も(売春宿だったかも)


円形劇場も


トリポリのマルクスアウレリウス門も


ボーっとした頭で撮っているので
微妙にフレームに入りきれていない
もっと涼しい冬に来ていたら
ちゃんと撮れたかもしないけれど
きっと空はこんなに青くないだろうから
まっいいかあ

現地ガイドの説明は
いつにも増して覚えていない
ギリシャ・ローマ遺跡を目当てに
リビアに来た人たちに申し訳ない
楽しかったのは本当なんだけど

それにしても
S社の皆さんそして添乗員
あんな中帽子も被らず半袖で
しかも走るってのはさすがだ
もっと完全武装しようよ~~~


帰ってから日記(4)

2009-09-16 |  リビア
電気コードだらけのガダメス旧市街

8月10日(月)

<この日のスケジュール>
・ガダメス観光
  博物館、皮刺繍工房、旧市街、泉、
  民家レストランで昼食(ラクダ肉のクスクス)
・バスでトリポリへ


ガダメス
ガメダスと間違えやすい
たぶんアメダスと混ざるんだろう
一度間違うと定着しちゃうかも(笑)

本館にも書いたが
旧市街には現在人が住んでいないので
夏は修復と保存のシーズンらしい
見学している私たちのほかには
そこかしこで作業している人しかいないのだ

暑さをしのぐために家々には窓がなく
トンネルのような通路でつながっている

外に比べて涼しくて快適だ

オアシス都市として栄えたので
ナツメヤシの木がたくさん生えている


そうナツメヤシ
お土産にはかかせないデーツである


今まで冬の旅行が多かったので
実がなっているのは見たことがなかったけど
今回は夏まっさかり
それはもうたわわに実っているではないですか


「生デーツ食べたい~~」
聞けば生も美味しいというではないか
是非是非食べてみたいぞ


色めきたった私たちだったが
残念ながら旬はもう少し先なんだって
あんなに美味しそうなのに食べ頃じゃないのね

お店ではまだ売られていないと聞いても
まだ諦められない私たち
なんとか叩き落せないか
作業中のおじさんに採ってもらえまいか
何とかならないかと持ちかけてみたがボツ

惜しかったなあ
収穫するなら手伝ったのになあ
もう少し後っていうと秋
きっと旅行のベストシーズンは
生デーツにもベストシーズンなんだね
仕事辞めないとそれは無理・・・

ナツメヤシは街路樹のように生えていたけど
誰のものなんだろう
勝手に食べたり採ったりしてもいいのかなあ