旅人のにちじょう

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帰ってから日記(7)

2005-09-24 |  中央アジア
日本人墓地の入り口

8月8日(月)

<この日のスケジュール>
・アルマトイ市内観光
   日本人墓地、パンフィロフ公園、考古学博物館
   国立博物館など
・その後希望者はツム百貨店とスーパーへ

中央墓地の中にある日本人墓地に行く朝は
珍しく雨模様であった
第二次世界大戦中ソ連軍の捕虜となった人たちが
強制労働に従事させられていたという

墓地の中まではバスは入れないので
皆で黙々と歩いていく
ロシア正教風やイスラム風のお墓を
横目に見ながらぬかるんだ道を歩く
墓地だけど敷地内に人は生活しているみたいで
時折犬の鳴き声が聞こえたりする


道端に男の人が一人倒れていた
どうやら酔っ払いらしい
うつ伏せに寝ていてピクリとも動かない
現地ガイドの「酔っ払って寝ているだけ」の
言葉を信じて通り過ぎた

一通り墓を参って戻ってくると
男の人はまだ寝ていた
ホントに寝ているだけなのかな
まさか・・・

現地ガイドが言葉をかけたけど動かない
揺すってみたけど何の反応もない
それでも「大丈夫、生きてるから」という

よくある光景なのだろうか
ロシア系の人だったみたいなんだけど
ウォッカなんかを飲み過ぎて道で泥酔しちゃったのかな
ちゃんと生きてるといいなあ

その日の昼食後
とうとう地元の菌にやられて
スーパーゲーリー状態に陥った私も
道端で倒れそうだったけど
抗生物質を飲んで驚異的な早さで復活しました


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