旅人のにちじょう

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帰ってから日記(5)

2007-09-30 |  チベット
夜明け前のゴルムド駅

8月10日(金)

<この日のスケジュール>

・青蔵鉄道でラサへ

今回のツアータイトルは「青蔵鉄道とチベット周遊」
いよいよ前半のクライマックスである
モーニングコールは4:45ホテル出発は6:10
ゴルムド駅を7:33に出るN917に乗るのだ


出発は30分以上遅れました・・・


シーニン(西寧)駅から寝台車に乗るツアーもあるけど
私たちはゴルムドから普通車6人のボックス席である
6号車の大部分は日本人観光客であった
旅行会社見本市みたいに大集結である(笑)
その隣は漢人そして次の車両はチベット人という
とても意図的に座席は振り分けられていた


皆様写真撮りまくり

窓にびっちり張り付いて
雪山を撮り河を撮りヤクを撮り
遠くに飛び跳ねるチルーやキャンを狙い
それはもう大騒ぎである

一番笑えたのがタングラ峠越え
世界で一番高いところを走る鉄道の最高地点
そこを確かに通ったという証明を撮る姿であった


車窓ではなくモニターに「5079米」と出るのを
皆様一斉に今か今かと待ち構えており
トイレから戻ってきた人がフレームインしちゃうと
あちこちでブーイングが聞こえるのである

あんまり熱心にカメラを構えていたものだから
外に見えるはずの「記念碑」を皆見逃す
なんて大笑いなことになってしまうのであった

ツアー客って大手旅行会社の人たちの方が
大胆に陽気に振舞うことが多い気がするけど
割と普通にお酒を飲んでいたのにはびっくり
しかもビールとかの軽いものではなく
ワインとか特産品のキツイ麦焼酎を飲み
案の定途中で具合が悪くなる人続出
人の座席まで来て「ちょっと横にならせて」には
「自業自得」って言葉を教えてあげたくなった

そんな高いところを通る青蔵鉄道には
酸素供給装置が設置されている
面白いから使いたかったんだけど
何の問題もなく元気だったので機会もなかった
ちょっと残念だな(笑)


普通車は座席の下にありました


ラサに着いたのは夜10時過ぎ
もっと退屈するかと思ったけど
いろいろあって結構楽しかった



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