旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

迷言集

2008-10-19 |  ザンスカール
旅行は楽しかった
でも
メンバーの中に
「この人いなかったらなあ」と
思っちゃう人もいた

いつもはサイトの「ろばの耳」のページにこっそり書くんだけど
今回はあまりにもネタがありすぎるので
こっちに出しちゃえ~~~

どうして我慢しなきゃならないの?
S社の事前説明会で「僧院では肌の露出は避けて」
と、言われたときの彼女のお言葉
「だってアメリカ人の女の子たちなんて
 ノースリーブに短パンで歩いてるじゃないの
 アタクシ納得できないわ」
メインは僧院見学のツアーなんだってば
その前に陽射しが強くて肌なんて出せないよ
と、思ったけど初対面なので飲み込んでみた

あらアナタ信者?
私が僧院でブータンやチベットと同じように
旅のこれからを祈ってもらえるのかと質問したら
こうおっしゃった
彼女は結局僧院で一度も帽子も取らず
手も合わせず頭も下げずお布施も置かず
ただひたすら壁画の写真を撮っていただけだった
あんなに写真撮ってどうするんだろうなあ

それは是非買って差し上げなきゃね
パドゥムに地域の女性の自立支援のため
冬の間作った製品を売っている店があると聞いて一言
「差し上げなきゃ」って何様!?
結局チラ見しただけで何も買わず
レーにあるアメリカ人支援団体の事務所で
絵葉書セットをご購入されたのみであった

アタクシ野蛮な国って好きよ
食事をとりながらこんなことまで・・・
さすがにその場の全員でつっこみました
今どき「野蛮」って何をもって判断するのか
つか水しか出ないホテルで
毎日大バケツ2杯のお湯を出してもらって
その発言はどうかなあ

それより30分前に起こして
毎晩翌朝のモーニングコールの時間が発表されるが
その時刻より30分前にしてくれ、ということだ
部屋に電話はないので添乗員のモーニングノック
ってことは彼女に30分早く仕事をしろということだ
携帯電話持っているんだから自分でセットしなさい

彼の隣じゃなきゃ嫌だわ
スルーエスコートのGくんは
愛想もいいし割とキレイな顔だちの青年だけど
彼女はまるでペットのように侍らせていた
食事で彼の隣の席に座っていたおじさんを
この一言でどかせてご満悦なのであった

ここにはイスラム教の教会があるのね
日程を消化してレーに戻って来たときのお言葉
パドゥムにもカルギルにもあったんだけどなあ
それより「教会」ってどうなの?
モスクって単語があるのまさか知らないとか?


教会ですか・・・


何にでも頭を下げる日本人っておかしいわ
「ああいう場所では頭を下げるもんだ」と
ツアーのおじさんに懇々と諭された翌日のお言葉
ボストンとシドニーに何年か住んでいたという彼女は
信仰に対して徹底して否定的であった

アタクシ平気よ大人ですもの
ツアーにもう一人若干敬遠されている人がいたけど
その人に対しての彼女のコメント
そ、そうですか・・・
何人かで顔を見合わせたのを彼女は気づいただろうか


会心の写真に彼女が・・・


言動の一つ一つを合わないと感じた
二度とご一緒したくないと思った人は
彼女が初めてかもしれない

変わった人だったなあ
って
あちらもそう思っているに違いない
でも
私のことなんて気にもしてないかもなあ



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2 コメント

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すごい人 (lunta)
2008-10-21 13:33:36
S社の客は癖が強いとよく言われるけど、この人は常連じゃなさそうですよね。幸いにして今まで遭遇したことはない。
ザンスカールへの興味と言うより「ザンスカールみたいな野蛮な所も旅しちゃう私ってすてき」ってタイプですね。
少人数のツアーは気が合えば最高に楽しいけど、合わないと逃げ場がなくて困る。ツアーの組み合わせは一種のギャンプルと思って楽しみましょう。
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常連・・・ (めておら)
2008-10-21 22:18:47
でも彼女「S社の寝袋はきたないからいいわ」とレンタルを辞退されていました・・・。
私は快適に過ごしましたけどね。
まあ面白かったといえば面白かったし
旅行のスパイスと言えないこともないけど
強烈はお方でした。
癖が強い客・・・私もかなあ(汗)
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